二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ 〜兄弟姉妹〜 ( No.18 )
日時: 2012/09/04 18:24
名前: 茅 (ID: nq7vYh80)


第3Q 「かかってこい!」前篇

大輝が出て行ったあと。

〜太陽side〜

陽「あ〜、暇だ!バスケしようにも相手いねえし、どうっすっかな〜」

そういいながら、太陽はソファに座りこむ。

陽「うし、決めた!放課後ぐらいになったら、帝光行くか!久しぶりにあいつらと戦りあいてえし!っと、それまで、暇つぶすか!」

太陽がガバッと起き上がって、バスケボールを抱えながら、外へ出た。


〜放課後〜

部活にいくものもいれば、そのまま、帰るって人もいる。太陽はそんな事を思いながら、校門をくぐって行く。

陽「いやあ〜、やっぱ変わんねえな〜、まっ、離れて四年ぐらいでそんな変わるわけねえか!」

言いながら、体育館へ一直線。

ガラっ

陽「チ〜ス、ガキ共、元気にやってるか〜!?」

黒「はあはあ、あっ、太陽さん、お久しぶりです、まあ、なんとか元気です」

そう答えてくれたのはランニングを終えたばっかのテツだった。

陽「おう!テツ!久しぶり!どうだ、少しはパス以外もうまくなったか?」

黒「・・・はい」

そう言ってはいるが、目はそれている。

陽「うそつけ〜、あっ、征十郎はいるか?」

黒「・・・、勝手にさがしてください、失礼します」

敬語は使っているものの、明らかにすねているテツ。

陽「あ、おい!待てよ!たくー、お、征十郎、久しぶりだな!」

テツと別れたすぐ後に、お目当ての赤司がこっちへやってきた。

赤「太陽先輩、ご無沙汰です。今日は、何の用で?」

陽「ん?ああ、いやあ〜、久しぶりにみんなとバスケしたくなってな!そういえば、大輝は?」

赤「それが、まだなんです、来たら、呼びますので、ちょっと見学でもして行ってください。」

陽「おう!じゃあ、適当にボールいじってるわ!」


〜数分後〜
赤司の黒い声が聞こえる。
大輝か、と、のんびり思っていた太陽だった。


続く