二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒子のバスケ 〜兄弟姉妹〜 ( No.229 )
- 日時: 2012/10/29 15:41
- 名前: 茅 (ID: mN5d1wHr)
第15Q 「勝負の始まり」
成「さて、みんなそろったけど、私たち、どこに行くの?」
成波はみんなの顔を見渡しながら聞いた
陽「えっ、何?みんな決めてないの?」
てっきり行き先は決まっていると思っていた太陽が皆に聞いた
涼「う〜ん、そう言えば、決まってなかったすね〜!」
全「う〜ん(考え中)」
こうして、皆がどこへ行こうか悩んでいる時、一人思いついた事があった
水「私、久しぶりに皆のバスケが見たい!!ちょうど、この近くにバスケットコートあるし!」
水蓮だ
そして、この水蓮の提案にみんなは・・・
赤「太陽さんや修太さんもいるから、いい練習になりそうだな」
赤司は不敵な笑みを浮かべて賛成し
黒「僕は別にかまいません」
紫「俺も別にいいよ〜、相手が誰であろうと、捻りつぶすだけだし」
黒子も賛成し、紫原もおっかない事を言ってはいるが賛成している
緑「たく、外に来てまでバスケか、まあ、付き合ってやるのだよ」
成「そんな事言って〜、本当はやりたいくせに〜!」
緑「う、うるさいのだよ!」
緑間はむすっとしながら答えたが、成波にからかわれた
輝「おお〜し!!兄貴!修太!勝負だ!!今度こそ俺が勝つ!!」
いつの間にか起きていた大輝が太陽と修太に勝負を挑んだ
陽「大輝、威勢はいいな!受けて立つ!」
修「めんどくせえけど、付き合ってやるよ」
その勝負に太陽と修太は受けて立った
涼「じゃあ、こっちも勝負っすよ!零夜っち!レイっち!」
涼太も負けじと零夜とレイに勝負を吹っ掛けたが
レ「ふっ、良いだろう!そのかわり、負けてほざいても知らねえから!(黒笑)」
涼「(ゾぉ〜)と、時々思うんスけど、レイっちって、俺に対してひどくないっすか!?」
涼太は震えながら、涙目で訴えてきたが、誰もがそれをきれいに聞き流したのである
零「あはは、こりゃまた面白い事に、まあ、俺は別にいいよ、相手になっても」
零夜はともかく、レイの言葉に少し恐怖を覚えた涼太であった
成「それじゃあ、私たちは見てよっか!ねっ、さつき、蓮ちゃん、らら!」
さ「うん!これで、陽ちゃんや修ちゃんのデータも取れるし、良い機会だわ!」
蓮「そだね!楽しみだな〜、皆のバスケ見るの!」
さつきと水蓮は笑顔で答え
ら「別に、私はバスケになど、興味はないから、本読んでる」
ららは本当に興味ないのか、もう本を開き始めてる
成「もう、ららったら」
そんなららを見て、ちょっと母親の気分になった成波であった
修「って、かってな事言っちゃってるけど、チーム決めどうすんの?」
ここで、修太は欠伸しながら皆に聞いた
さ「くじでやろう!私、ちょうど持ってきてるし!」
そう言って、さつきは持ってきた鞄の中から先っぽの方に色が付いている紙を取り出した
輝「なんで、もってんだ?」
さ「気にしない〜、気にしな〜い」
そんな大輝の質問にもさつきはきれいにスル—した
陽「ちょうど十人いるから、二チームだな」
黒「それじゃあ、太陽さんと修太さんが先に引いてください」
黒子がいきなりそんな事を言いだすから、二人は疑問に思った
修「なんでだ?」
黒「そうしないと、力の差が激しいからです」
きっぱりと言った黒子の言葉に納得するしかなかった二人
そして、くじ引きの結果
赤チーム:太陽、紫原、レイ、テツ、赤司
青チーム:修太、緑間、涼太、零夜、大輝
水「なんか、すごい事になりそう」
表を見た水蓮は思わず呟いていた
さあ、これで、勝負の始まりだ!