二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ 〜兄弟姉妹〜  ( No.352 )
日時: 2013/01/04 12:05
名前: 茅 (ID: .A9ocBGM)


第23Q 「一瞬で決めさせてもらう」

水「どう?涼兄、驚いた?」

水蓮はドリブルしながら涼太に挑発的な目を向け言った

涼「驚いたっスけど、でも、勝つのは俺っすよ」

涼太は表情を崩さない

水「涼兄には悪いけど、一瞬で決めさせてもらうね」

そう言って水蓮はゴールに向かって走り出した
もちろん涼太はそれを阻止するために水蓮を追う
当然なことながら足の速さは涼太の方が速く、あっというまに水蓮に追いついた
そして、涼太がボールをカットしようとして狙ったが、ボールに触る寸前、目の前にあったはずのボールがいつの間にか消えていた
びっくりするのもつかの間、涼太はすぐにあたりを見回した、するとボールは頭上にあった
なんども取ろうとしたが水蓮がなんどもそれを阻止
水蓮のバスケを見ているとまるで踊っているようだった

そして、時間も経ち、残り10秒の時、涼太が水蓮からボールを奪い返す事に成功し、勝った!と思った涼太もいたが、それもまた、すぐに消えた

水蓮は奪われた瞬間に逆手でまた奪い返し、コートから半分離れたところでスリーを打った

観客はともかく、少なくとも涼太は入らないだろうと思っていたみたいだったが、違った
ボールはきれいな孤をえがいて、シュッと心地よい音をたててきれいに入った
そして、その瞬間、ピ————と笛の音が鳴った

そう、この勝負、ブザービーターを決めた水蓮の勝ちとなった

水「やった———!」

涼「ハアっハアっ、う、うそ」

水蓮は歓声を上げ、涼太は息切れしながらまだ信じられないという顔でいた

赤「残念だが、おまえの負けだ、黄瀬。これから、練習メニューお前だけ5倍に増やす」

そしてここでさらにとどめだと言わんばかりに赤司からの命令が下った

涼「そ、そんな————!!」

そしてついに涼太は頭を抱えてダウンした

そして、みなさん、お忘れじゃないでしょうか、これは賭け
そして、水蓮が勝った今、賭けの結果も発表しなくてはなりません

水蓮が勝つと思った人:太陽、征十郎、レイ、零夜

涼太が勝つと思った人:真太郎、テツ、敦、修太、大輝

結果は・・・

正解数の多かった赤チームで—————す!

ちなみになぜレイと零夜は水蓮に入れたかと言うと、レイはただ涼太の無様な姿を見たかったから、零夜はこっちの方が面白い事になりそうだったから、みたいだ

茅「あっ、ちなみに〜、負けた方のチームも勝った方のチームの言う事聞かなきゃだめだよ〜!ほな、さいなら」

青チーム『はああああああああ!!?」

黒「僕、赤チームで良かったです」

紫「だね〜」

安心する二人とは裏腹に、悲しい叫びをあげる青チームであった

次回、どんな命令がでるか、おっ楽しみに〜!!

青チーム『楽しくねえ————!!!』