二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ 〜兄弟姉妹〜  ( No.379 )
日時: 2013/01/20 22:11
名前: 茅 (ID: .A9ocBGM)


第26Q 「ちょっとカチンと来ました」

青チームが死を覚悟している隣で、三人の悪魔はこんな話をしていた

黒「でも、さすがに全員の命令を聞くのは無理があるんじゃないですか?ここは特定の人を一人ずつ決めてその人に命令を下すというのはどうでしょう」

黒子がこんな話を持ちかけてきて、他の二人は

赤「ああ、そっちの方が面白そうだ」

レ「俺は別にどっちでもいいぜ、人をいじれれば」

どうやら賛成のようだ

てか、レイ、さりげなく怖い事言ってる・・・

輝「俺ら、マジで今日死ぬんじゃないか?」

緑「とにかく、あの三人の命令だけは避けたいものなのだよ」

修「一番安全な太陽の方にいきてえな」

そして、この三人もひそひそとこんな話をしていた

そして、赤チームは青チームにさっきの話を説明して、じゃんけんで順番を決める事にした

まず、赤チームの順番(勝った順)

1.赤司
2.太陽
3.紫原
4.レイ
5.黒子

の順番となった(ちなみに黒子は一発で負けました)

青チームのひとは全員2番目を狙ってきた

輝「おい!黄瀬!いつまでも幸せに浸ってんじゃねえ!てめえもじゃんけんすんだよ!」

ここで大輝は今さっそく水蓮とバスケをしたくてうずうずしてる涼太に声をかけた

そして、涼太は一瞬大輝が何言ってるのか分からなくてアホな顔してたが、ようやく理解したのか、いきなりブーイングを言い始めた

涼「ええ——!!なんで俺も入るんっすか!俺水蓮の命令聞いたじゃないっすか!」
どうやら、涼太は水蓮の命令だけ聞く事になっていると思っていたみたいだ

それに対し、大輝は思いっきり怒鳴ってやった

輝「アホか、おめえ!!おめえがいなきゃ人数揃わねえんだよ!いいから、さっさとじゃんけんしろ!」

涼太は大輝に気迫で負け、しぶしぶ、いやいやでじゃんけんをした

そして、じゃんけんの結果・・・

1.大輝
2.緑間
3.修太
4.涼太
5.零夜

の順となった

そして、この五人の反応はと言えば

輝「・・・俺、なんでこんな時に限って勝っちまうんだろうな・・・、もう、マジいやになるぜ」

大輝は今まで見た事ないほど落ち込み

緑「ふっ、と、当然なのだよ!人知は尽くしたからな、妥当な結果だな」

緑間は口ではこう言っているが、さっきまで内心でちょー焦っていたため、今はマジでホッとしている

修「まあ、敦だからいいか、あの三人じゃなければいい」

修太はあまり危険ではない敦で安心したようだ

涼「俺、俺・・・、もう、これ理不尽っす————!!」

涼太はもうなにを言っていいか分からなくなって、とにかく叫びながら愚痴った

零「テツヤか・・・、まあ、他の二人よりはマシか・・・ちょっとだけど」

零夜はとにかく赤司とレイと当たるのが嫌だったのか、二人よりはマシな黒子と当たって、少し安心したけど、後々考えて、やはり黒子に当たった事はショックだったみたいだ

その姿を見た赤チームはというと

太陽は気の毒そうに見ていて、敦はさほど興味ないのか女子達の方に行ってお菓子をねだっている
そして、肝心な三人というと

黒「・・・そこまで嫌そうにされるとちょっとカチンと来ました。あまりキツクナイ命令にしようと思いましたが、やめます」

赤「どんな命令にも、お前が拒める権利などない、僕に逆らう奴は親でも殺す」

レ「命乞いしようたって、効かねえぜ、覚悟しな」

嫌がる三人の姿を見てさらにドSスイッチが入ってしまったようだ

そして、これから、主に、大輝、涼太、零夜の地獄が始まる

輝&涼&零『うわああああああああああああ!!!』