二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ 〜兄弟姉妹〜  ( No.392 )
日時: 2013/01/26 16:31
名前: 茅 (ID: .A9ocBGM)


第28Q 「潔いですね」

       ・・・
ではまず三人の中ではマシな方の黒子からだ

そして、零夜も覚悟を決めたのか、まっすぐ黒子の事を見た

零「はあ〜、さっ、テツヤ、言うんだったら早く言ってくれ、さっさと終わらせてくれ」
零夜はため息をつきながら言った

黒「零夜、潔いですね。その心意気に免じて少し命令を優しくしてあげます」

零「マジで!!?」

黒子の思いもよらぬ言葉を聞いて、喜ぶ零夜
でも、それもすぐに消えた

黒「桃井さんの手料理を毎日三食、それとおやつも含めて一ヶ月間の間食べ続けてください(ニコッ」

零「・・・・・・・・・へっ?」

黒子はにっこりと(正確には黒笑)微笑みながらとんでもない事を言いだした
そして、零夜は状況をつかめずにいたがやっと我に返ったが、まぬけな声を出すしかなかった

零「いやいや、毎日三食とか無理だろ!休日の日とか会えないんだぞ!だから、その命令は無理だ!」

そして、零夜は今までに見たことも聞いたこともないほど早口で、めっちゃ焦りながらいった
嫌なのを通り越して命の危機を感じたのだろう

これで、テツヤも言い返せない!と思っていた零夜だったが、これもまたいともたやすく破られた

黒「そういうときは僕が届けにいきます。ちなみに昼食などは桃井さんにお弁当を作ってもらうので、準備しなくて済みますよ。良かったですね」

そして、こちらも黒子がいつも以上によく喋っている

零「くっ、ああ、本当にありがとな!(怒)」
零夜は拳を握りしめながら心にもない事を言った。
ていうか、相当キレてるのか血の涙でも流しそうな勢いだ。もちろん流してはいないが

そして、この勝負、黒子の勝ち!

輝「あいつの優しい命令がこれなら、厳しい命令って・・・」

涼「考えるのはやめるっス青峰っち、恐ろしい事には変わりないっすよ・・・」

二人はこそこそとこんな話をしているし

零「こいつ、なんでこんな黒くなっちまったんだ!?」
零夜は頭を抱えながら、なぜ黒子がこんなにもドSになったのか考えている?

でも、大輝や涼太もこんな悠長な事をしてられるのは今のうちだけだ

黒子がこれなら、あの二人はさらに恐ろしい命令をだしてくるだろう

そして、次は赤司の命令の番

さあ、青峰大輝は生きていられるのか!?それは次回!

輝「俺死ぬのかよ!?」