二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ 〜兄弟姉妹〜  ( No.397 )
日時: 2013/01/26 22:30
名前: 茅 (ID: .A9ocBGM)


第29Q 「ちゃんとこなせよ」

赤「さて、青峰、覚悟ができてるな」

赤司は腕を組んで黒笑いを浮かべている

輝「ああ、できてるぜ、もう嫌ってくれ—にな!」

大輝はそんな赤司を冷や汗を浮かべながら怒りをこめた目で見た

赤「まあ、そんなに身構えるな、それほど悪くはない命令だ、逆に、おまえの役にも立つ」

輝「それは絶対俺が嫌がる命令だろ!つか、なぜ断言できる!」

大輝は言い返したが

赤「僕の言う事に間違いはない」

赤司は嫌ってくらいにキッパリと言った
これで大輝も黙りざるを得なかった

赤「まあ、いい。お前には半年間の間練習量をいつもの30倍をやってもらう。ちなみに一回でもサボるような事があったら、お前の持ってるいかがわしい本を一冊ずつ燃やすからな」

輝「俺のマイちゃん写真集に手を出すな————!!ていうか、30倍・・・!?あまりにも大きすぎてびっくりするを通り越してあきれるんだけど」

赤「・・・そうか、30倍じゃいやか、悪い、気が利かなかった」

輝「!じゃあ、命令はなしっ「80倍がいいんだったらちゃんと言え、俺が気付いたから良かったものの」ちっげ——————!!」

大輝は最初は赤司の言葉を信じ、命令が消えると思ったらしいが、その考えはいともたやすく裏切られ、大輝は盛大にツッコンだ

赤「とにかく次の部活から開始だ。半年間練習量80倍、ちゃんとこなせよ(黒笑)」

赤司は淡々と言ったが顔には黒笑を浮かべているし、やらなかったら分かってるだろうな、という顔をしながら大輝の事を見た

輝「おい、おまえら、たぶん半年も経たないうちに俺はこの世にいない、頼むから俺の写真集をあいつから守ってくれ!」

大輝ははもう完全に死んだ目をしながら青チームの奴らに言った

もちろん、そんなどうしようもない頼み、誰も聞きたくはない

桃「大ちゃん、サイテー!!こんな時まで写真集!?信じらんない!もう、せっかくその時は白くん(零夜)の作るついでに大ちゃんにもお弁当を作ってあげようと思ったのに!」

さつきは大輝に一喝して言った
さっき黒子の命令で零夜のお弁当をつくることになったついでに大輝の分も作ろうとしていたみたいだ

輝「いや、正直それマジいらねー、おまえの料理食ったら、練習前に死ぬ」

大輝は珍しくまじめな顔で断言した

桃「ひどい!」

そして、もちろん、さつきから一発ビンタをもらったのだった

ついに最後のレイの命令の番だ
そして、これは今までで一番ひどいってことをまだレイ以外誰も知らない