二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒子のバスケ 〜兄弟姉妹〜 ( No.58 )
- 日時: 2012/09/22 11:28
- 名前: 茅 (ID: nq7vYh80)
第7Q 「子供ですか」
ー休み時間ー
水「さて、涼兄の授業も終わったし、次はテツ君達の方にいこっと!」
水蓮はさっさと歩きだした。
その後を柊が追いかける。
柊「おい、水蓮!お前の兄ちゃんにあいさつしなくていいのか!?」
水「いや、挨拶もなにも、毎日家で顔合わせてるし」
と、水蓮は興味なさそうな顔でつぶやく。
柊「いや、それ「水蓮!!!」っえ!?」
デカイ声がして、柊が振り向いたら、号泣してる涼太が全速力でこちらに向かって走ってきていた。
涼太が水蓮に抱きつこうとしたら、水蓮はそれをサラりと避けた。
もちろん、避けられた涼太はどうする事も出来なく、地面に体当たりしてしまった。
涼「ひ、ひどいッスよ!水蓮!なんで避けたんスか!!?」
水蓮の方に振り向いた涼太の顔はも半べそ状態。
水「もう!涼兄、やめてよね!!子供みたいな真似して〜、こっちには友達もいるんだから!!」
涼「だ、だって、水蓮が授業終わっても、会いに来てくれないから・・・」
叱る妹と叱られる兄。
もう完全に立場が逆転されている。
水「子供ですか、あなたは!」
と、水蓮はあきれているが
桃「まあまあ、黄瀬君も蓮ちゃんにかまってもらえなくて、寂しかったんだよ!」
緑「まあ、こいつの行き過ぎたシスコンもどうかと思うがな。」
さつきと緑間が弁解?してくれた。
水「ああ!!さっちゃん!真君!ひさしぶり!!会いたかったよ!!」
そう言って、水蓮は顔を輝かせながら、二人に抱きついた。
桃「私もだよ〜〜、蓮ちゃん!!」
さつきは抱き返した。
緑「しばらく見ない間に、大きくなったな」
緑間は水蓮の頭をなでなでしている。
涼「ちょ、水蓮!ひどいッス!!俺と緑間っちたちとの対応が全然違うんっすけど!」
と、いままで、黙っていた涼太が口を挟んできた。
水「だって、涼兄、毎日、飽きるくらい顔合わせてるんだもん、めったに会えないさっちゃん達の方が大事にきまってんじゃん!!」
水蓮はきっぱりと言った。
涼「飽きる・・・水蓮—————!!(大泣き)」
水蓮の言葉を聞いた涼太は、それはもう、うざいくらいに泣いていた。
柊「あの、大丈夫ですか?お兄さん」
今の今まで、存在すら忘れさられていたかもしれない柊が涼太に手を差し伸べた。
涼「ギロッ」
涼太は涙目になりながらも、柊の事を思い切り睨んだ。
柊「っえ!!?」
睨まれた柊はゾッとした。
桃/緑「「しまった!」」
さつきと緑間は柊の存在を忘れていた事に後悔した。
さて、どうなる、柊!
久々の更新!
柊「なんか、俺の扱いひどくね?」
まあ、気にすんな!!