PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ボカロ】 Bad ∞ End ∞ Night(完結) ( No.54 )
- 日時: 2012/12/22 17:31
- 名前: 藍執事 (ID: ULeWPiDO)
- 参照: 「娘」全部「こ」と読んでください
Ⅵ
「リンカ・・・!?何でここに・・・!?」
何故、この娘がここにいるんだ・・・!?
人間で、病気に犯されて死んでしまった、俺が・・・
俺が、愛してしまった一人の人間の娘。
「そんなことは後でいい・・・
やめてよ、こんなこと・・!レイン、殺されてしまうわ!」
「でも、俺がやらなきゃ皆死ぬ」
そうだよ、俺がやらなきゃこの娘を助ける事だって、
俺をかばってくれ人間だって・・・・
救うことが出来ない。
こいつを、キルトを倒さないといけない。
とんでもない殺気を放っている。これは多分死神にしか分からないけど。
「・・・これはこれは。優しいお嬢さんなのですね。
だが、私にそんな隙を与えていいのですかね・・・!?」
「——!」
あの娘に、鎌の刃が近づいて——
喋ってて気がつかなかった・・・・!
その時だった。
バァン!という玉が放たれた音がした。
すると鎌がその場で止まっていた。
「・・・天使さん、反則技ですよ」
キルトが音のほうを睨みつける。
「いいえ。一番反則なのはあなたです」
あの堕天使が青い銃を構えていた。その手にはミサイルのような形の珠。
銃口からは白い煙が出ていた。
PR