二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 第七十七話 ( No.107 )
- 日時: 2012/12/19 22:34
- 名前: 時橋 翔也 (ID: 4n3MlAWB)
「これって砂漠!?」
スタジアムにやって来た雷門イレブンは声をあげる
辺りには砂があり、まるで砂漠だった
準決勝 デザートスタジアムだ
「…もう新雲学園はいるようだな」
向こうに新雲の選手がいるのを見て剣城は言った
「え…?」
すると天馬は声をあげる
新雲学園のキャプテンは 太陽だった
「太陽…?」
「………」
やっぱり太陽出るんだ
「天馬、海音」
すると太陽が二人に近づく
「太陽…身体 大丈夫なの?」
「ああ …今日は嬉しいよ 二人と戦えるから」
太陽は言った
「…十年に一人の天才…か」
「そっちこそ 雷門の蒼きストライカー」
「………」
まさか太陽と戦うなんて
「…あのさ太陽 試合終わったら… 」
「海音?」
「…いや なんでもない」直矢が死ぬかもしれない
とても言えなかった そんなこと
ポジションに立ち、試合が始まる
剣城からのキックオフだ
「海音!」
剣城はさっそく海音にパスを出した
すると太陽がやって来る
「太陽…」
「雷門の蒼きストライカーの異名… どれほどのモノか見てみたいな」
太陽は言うと、海音にスライディングをかける
海音は高いジャンプでかわした
「あの太陽をかわすなんて…」
新雲学園の一人が呟いた
「さすがだね海音」
太陽は言った
「天馬!」
海音は天馬にパスを出した
だがその時
「わっ…なんだ!?」
突然 フィールドに流砂が起こり、動きづらくなる
「甘いよ天馬!」
こぼれたボールを拾い、太陽はゴールに上がる
「久しぶりだな…化身を出すのは」
太陽の背後から神々しい輝きの化身が出現した
「太陽神アポロ!」
そして強力な化身シュート
「フェンス・オブ・ガイア!」
三国は対抗する
だが止められず、先制点が入ってしまう
「くそっ…」
流砂のせいでうまくドリブルが出来ない
「剣城こっちだ!」
海音が言うと、剣城は海音にパスをする
すると新雲学園の一人がスライディングをかけてくる
「…スケーティングアイス!」
なんとかかわして海音はかけ上がる
「信助!」
横にいた信助にパスをする
この流砂の攻略は…
「これだ… スカイウォーク!」
流砂に巻き込まれないよう、信助は空中でドリブルした
「キャプテン!」
ゴールの近くにいた神童にパスを出した
そこに海音も上がる
「フリーズハーモニー!」
音楽と氷のシュートはゴールに向かう
「来い!鉄壁のギガドーン!」
だが表れたGKの化身によって止められた
「雨宮!」
そのままボールは太陽に渡る
「行かせない!」
すると霧野がやって来た
「ディープミスト!」
霧を出してディフェンスする
だがかわされてしまった
「あれが十年に一人の天才か…」
ベンチから一乃は呟く
ゴールに上がった太陽のボールから真っ赤な炎が出てくる
「サンシャインフォース!」
すごい威力の化身必殺シュートは雷門のゴールに突き刺さる
二点も差がついてしまった
「…選手交代! 西園がGKをやるんだ」
鬼道は言った
「! はいっ!」
GK…
ユニフォームを変え、信助はゴールの前に立つ
集中しないと!
「そよかぜステップ!」
天馬は相手をかわした
するとそこに太陽がいた
「太陽…」
そして簡単にボールを奪われてしまう
「太陽っ!」
海音はスライディングをかけてボールを奪い返した
「はあ…はあ…」
太陽は息切れしている
やっぱり無理してる…天馬は思った
それでも太陽は海音からボールを奪おうと頑張っていた
「天馬!」
海音は天馬にパス
太陽も目標を天馬に変えた
「…?」
なんだろう…
サッカーしてるのに 楽しくない 天馬は思った
そう考えている隙に天馬はボールを奪われてしまう
太陽がパスをした新雲学園の一人が化身を出した
「海帝ネプチューン!」
ゴールに化身シュートを放つ
来る… どうしたら…?
『GKはグラウンドの全部を取り込まないといけない』
「…そうだ 僕は…ゴールを守るんだ!!」
信助の背後から化身が表れた
「護星神タイタニアス!」
そして化身シュートを見事キャッチした
「信助も化身を!?」
天馬は言った
「おもしろい…」
海音は呟く
雷門にまた化身使いが増えた
「ナイスだ信助!」
パスを受け、神童は相手を抜いてかけ上がる
すると新雲学園の一人が突進してきた
「…プレストターン!」
神童はすばやい動きでかわし、海音にパスをした
「雪の女王シヴァ!」
化身を出し、海音はゴールにやって来る
「ブリザード・オブ・インフィニティ!」
「うわあっ!」
海音の化身必殺シュートは新雲のゴールに突き刺さる
これでまずは一点だ