二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re:  まだまだだね。 (テニスの王子様.) ( No.5 )
日時: 2012/09/11 22:31
名前: 悠希 ◆YLdWB0/d2s (ID: UQ9rgOft)


 >>Nova様

 こちらこそありがとうございます!

 初コメ嬉しいです♪
 龍大とリョーマはこれから仲良くできればいいですね……(((
 ありがとうございます! 頑張ります!!


 @ Golden age 002. 缶当て @


 (……何で俺は忘れ物するんだよ)


 堀尾達と共にテニスコートに向かっていた龍大。
 ……が、途中で忘れものに気づき一人教室に戻った。
 今は急ぎ足でテニスコートへ向かっている。


 (……あれ?)


 堀尾が見た事ない一年生と共に何故か缶当てをしている。
 その近くには二年生。コート外には陽菜とあの少年がいる。


 「ちょ……おーい陽菜、どうしたんだ?」

 「あ、龍大。な、何か…あの先輩が缶にボール当てれたら賞金やるって……」

 「え?! 賞金?! ……何か嘘っぽいなぁ」

 「うん……絶対嘘だよ」


 龍大と陽菜は堀尾達の方を見て小さく溜息をついた。
 そして龍大は先程の少年の方を見た。さっきの苛立ちもあるが、龍大は笑顔で尋ねる。


 「君はなんでやらなかったんだ?」

 「……興味無いし何よりつまらない」

 「あぁー、なるほどねー……」

 「お……。おーい、そこの茶髪ー!!」


 コート内の二年が龍大を呼んでいる。
 龍大には聞こえなかったがネタバレがあったようだ。
 

 「お前もやれよ。入学祝だぜ? 賞金一万円!!」

 「や、やめとけ龍大ぃ!! これは——」

 「おーっとネタバレはなしな。ほらほらあっちに立って!!」

 「おーっ! いいですね!! 面白そうですね!!」


 龍大は笑い、左手でラケットを持ってサービスラインに立つ。
 見ていた少年——越前リョーマは、近くにいた陽菜に問いかけた。


 「ねぇ、アンタ。……あいつってさ、上手いの?」

 「龍大の、事? そうだね——」


 ——石が飛び散る音で、リョーマと陽菜もそちらを見た。
 見れば余裕で龍大が空き缶にボールを当てている。
 堀尾やほかの一年、そして二年2人はかなり驚いている。


 一人、陽菜はそれを見て微笑んだ。


 「……すっごく、上手いかな」

 「…………へぇ」


 リョーマもにやりと笑った。
 そんな事も知らず、龍大は馬鹿みたいに(実際馬鹿だが)缶にボールを当てている。
 中に入っていた石が飛び散りまくる。

 
 「あー!! 先輩達、ズルしてるー!!」

 「うるっせぇ!! 余計な事しやがって……!!」

 「——ねぇ」


 静かな声が響く。龍大もそちらを見た。
 

 「一つ上だからって、やって良い事と悪い事があるんじゃない?」

 「……!!」

 「うっわ〜君ナイス!!」

 「っ……調子に乗ってんじゃねぇぞ、このガキ二人がぁ!!」


 二年2人は龍大とリョーマにつっかかる。
 その時、どこからかテニスボールが飛んできた。
 

 「おぉー!! 当たっちゃったよ、ラッキー!!」

 「も……桃城——!!」

 (……桃城?)


 二年と思われる青年が、ラケット片手に立っていた。


 □  □  □


 次回桃先輩登場です(`・ω・´)
 グダグダほんとすいませんwwww