二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: キングダムハーツ 〜闇に残された一人の少年〜 ( No.12 )
日時: 2012/09/10 18:27
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nrzyoCaD)

〜第二話 級段昇進試験、開始!!! —級段昇進試験編— 〜

ソルが新入りで機密組織に入って早くも数ヶ月。当時は記憶が無い為、間が空いた会話だったが記憶を完全に取り戻した御陰でスムーズに会話が出来るまでである。
また、数日後にはザクとシズクの級段昇進試験が待っている。それを応援するしか無いソルは二人の相手を真剣に取り組んだ。

ソル「何処からでも掛かって来い、ザク!!!俺の炎で全てを焼き尽くしてやる。これで俺に負けたら昇進出来ねェぞ。」
シズク「確かにソルの言う通りね。」
ザク「新入りが先輩にんな態度で良いのかよ。」

こんな会話で毎日を笑って過ごし、早くも数日と言う月日が過ぎてしまった。完全に鎧を纏ったザクとシズクの姿はソルにとって憧れの的である。

ジバル「只今より級段昇進試験を開始する。手始めに二人には難関任務を達成して貰う。・・・・・・・例の位置に着け。」
ワーク「これでザクが昇進したら俺はアイツの後輩に成んだろ、んなのはお断りだぜ。魔法でも掛けときゃアイツは俺の後輩のまま。」
一番隊長〝レツヤ〟「馬鹿な真似は止めろ、ワーク。相変わらず先輩面が激しいな、テメェは。」
ワーク「・・・・・・・何も言えねェッス。」
レツヤ「俺も難関の任務を幾つか達成して此処まで辿り着いた。称号争いは任務より激しい戦争だと俺はお前に入った直後教えた。でもなァ、先輩から後輩に成りたくないって思って魔法に頼るならお前の心は既にハートレスその物だ。」
ジバル「任務・・・・開始!!!」
レツヤ「先輩として後輩を最後かもしれねェけど、温かく見守ろう。」
ソル「(良い先輩だな・・・・・。)」

ソルは一番隊長であるレツヤも憧れの的となった。心優しい一番隊長は後輩からも良く人気があり、戦力もかなり凄い。主に雷系の魔法を使うキーブレーダー。
所変わって、ザク視点の任務。

ザク「この世界に潜む王様の城へ向かえば良いんだな。簡単だ。」
???「此処から先はチケットが無い限り、通す訳にはいかん!!我は〝パレシアン〟。勇者〝アーロン〟の使い手だ。」
ザク「勇者〝アーロン〟?誰だ、その勇者は。」
パレシアン「アーロン殿を知らないとは怒れた小僧だ、我の聖なる剣で裁きを受けろ!!!」
ザク「決闘を申し込んでんだな、上等だ!!!大型キーバスター〝プレピシア〟!!!」

ザクは空間の狭間から大型のキーバスター〝プレピシア〟を登場させ、肩へ掛けるとパレシアンと言う中年の男に向けて攻撃を放った。
しかし、パレシアンは砲弾を剣で切り裂き、ザクへ直接攻撃を与える。

パレシアン「悪義と認められた物を全て排除する聖なる剣は貴様みたいな大砲に壊せん。〝ファイアドレーク〟!!!!」
ザク「〝ケアルラ〟!!!」
パレシアン「炎刃の如く鋭い牙で斬り殺す!!!」

ザクはパレシアンに直接斬られ、意識不明の重傷を負った。その結果、腹部に傷を受け、縫い痕が生涯残る事となった。

第三話へ続く