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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- 第1話・5 ( No.14 )
- 日時: 2012/09/12 15:35
- 名前: escキー (ID: 50HaSQuo)
今日も掲載です。
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ひともめあって5分後。
零児はシャオムウを背負って戻ってきた。
「起こさないのか?」
アレックスが零児に聞いた。
「コイツ、簡単に起きないしむりやり起こすと噛み付いてくるからさ・・・。」
そういって零児は嘆息した。
近くの草原にシャオムウを寝かせ、零児は老人に聞いた。
「そういや爺さん。あんた名前は?」
すると、名前を聞かれて嬉しかったのか、老人は胸を張った。
「オホン!わしは幻想界ナンバー1の科学者、オヤ・マー博士じゃ!!」
「・・・聞いたことがあるな。」
零児がつぶやいた。
「え?」
全く分からないアレックスは零児に聞き返した。
「マリオを覚えているな?」
「・・・あぁ。」
「あいつの知り合いだ。弟が世話になったらしい。あと過去に連れて行かれたらしい。とにかく、天才科学者だ、と言っていたよ。」
零児の返答にはぁ、と生返事を返すアレックス。
そのまま、零児は博士に話しかけた。
「ってことは、ここは幻想界ですね?」
「そうじゃ。」
うなずく博士。
零児は続けて質問した。
「では、ここはどこですか?」
「この森ならしっとるぞ。ここはプププフォレスト・・・。プププランドの郊外の森じゃ。」
「!!」
零児はその返答に絶句した。
「プププランド・・・本当に存在するんですか!?」
「プププ・・・?何それ?おいしいの?」
アレックスは自らに分からない会話に混乱して、零児に聞いた。
零児は答えた。
「・・・星の勇者、銀河の戦士。カービィがいるとされる、街だ・・・。」
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