二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【短編】君と歩いた通学路【主にIb&バカテス】 ( No.13 )
日時: 2012/10/08 22:52
名前: 愛河 姫奈 (ID: iaPQLZzN)
参照: http://id37.fm-p.jp/336/8710kuma/




君は分かってない。
俺達は、結ばれてはいけないんだと。
分かってよ。

君はお嬢様。
俺はー…まぁ、普通の人間。


釣り合わない。
ってことに今はしておく。

とにかく、俺は釣りあわないんだ。


男勝りだけど、実は乙女思考のあの子。
可愛いと思う。純粋に。
あと、守ってあげたいとも思う。




「アム」

名前を呼ぶと、綺麗な髪をなびかして振り向く。


「なんだよ」

喧嘩腰に聞こえるけど、実は嬉しそうな顔をしている少女。
その顔、俺は好きだよ。



「ううん。恐いんでしょ?
 手でもつなぐ?」

そう言うと、顔を真っ赤にさせて怒る。
りんごのように赤い。

ー美味しそう。



「い、いらねぇよ!
 恐くないって言ってる…ひゃあ?!」


壁から突き出てくる手。
それに触れそうになって怯えるアム。

ー恐いんじゃん。
 やっぱり、素直じゃないなぁ。



「うぅ…」

しゃがみ込んでる。
素直になればいいのに。



「もう一度だけ、チャンスあげるよ。アム」

俺は笑う。
アムは涙目だ。



「手、つなぐ?」


「うぅ…」


涙でぐちゃぐちゃいなった顔で手を伸ばしてくるアムの
頭を撫でて、おでこにkissをしてあげた。


「〜?!///////////////////////」


顔を真っ赤にするアム。
あぁ、可愛い。




「さぁ、行こうか」

「こんの女ったらし!!」


涙目でそんな事言われても
全然 嫌じゃないよ。

アム。知ってる?
涙目の時ってね、


女の人ってすごく美しくなるんだよ。






shortで遊んでみた。





〜風邪ネタやりたい〜