二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【いろんな短編】君と歩いた通学路【ジャンル多々】 ( No.6 )
日時: 2012/09/27 20:07
名前: 愛河 姫奈 (ID: sC1Xeyy3)
参照: http://id37.fm-p.jp/336/8710kuma/

Black Board



*イヴ*

アナタへの懺悔は少し遅くて
何回やっても 【badend】 で
悲しみの涙は 絵空事を出てから
「忘れられた肖像」 見てさらに涙が



誰もが薔薇をいつか枯らすが
私達にとって それは死になる
薔薇の数だけ色があるのなら
私の目は 既に狂っているの?

自分の命を犠牲にして
私の薔薇を差し出して
「大事にしなさいよ」と笑うけど
最後は「先に行ってて」と言う



青い青い薔薇を
真っ赤に染め上げて
私はそこに自分を君臨させたいの

「借りるね」と言って 借りた
アナタのライターが
最後に私の記憶を戻す



物語を始める度に
私の記憶が積み重なってく
私の手がアナタと触れるたびに
アナタは微笑み 握ってくれる



*メアリー*

「ここから出たかったの
 ずっと一人ぼっちだから
 ギャリーを犠牲にして
 イヴと外に出るの!」




青い青い薔薇を
黄色くに染め上げて
私はそれを持って メアリーの絵を焼くの
今の私はまだ 読めない字があるけれど
きっと アナタが読んでくれる からー…。







*ギャリー*

痛みを必死に堪えてた
「直ぐ戻るね」と言うイヴを見つめ
視界がぶれて 鋭く痛む
よかった アンタを救えれたわー…。



赤い赤い薔薇を
真っ青に染め上げて
アタシはそれで忘れないようにしましょうか?
黄色の造花の薔薇を
真っ赤色に染め上げて

これでアタシ達
一人じゃなくなるの?