二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ただいまのうた *6人と1匹* ( No.3 )
日時: 2012/09/28 20:25
名前: 文月 (ID: Z1Z7gKIK)

ちょっと古めの一軒家、花寺家。

「向日葵ー、朝顔ー、お庭のシソ採ってきてくれるー?」

と、お母さんの声。

「「はーい」」

と、返事をしたのは、花寺朝顔の9歳と双子の姉の花寺向日葵9歳だ。

「「たららららーん♪」」

と、2人で歌を歌いながら、私2枚、向日葵ちゃんは3枚シソの葉を採りパタパタとお母さんのもとへと向かった。

「「シソの葉、2人で5枚採ったよーっ」」

と、お母さんに手渡す。

「ありがとう♪」

と、お母さんは、言ってくれた。

お母さんの名前は、薫子。

「じゃあ、向日葵と朝顔、ボウルのサラダを味つけしちゃっってくれる?」

「えっ!?あたしたちがぜんぶしちゃっていいの?」

と、向日葵ちゃんはお母さんに聞いた。

お母さんは、ふんわりとした笑顔で、

「いいわよ?向日葵と朝顔はお母さんに似て料理の才能あるもんねぇ。この間はホント2人でオムライス作ってたからびっくりしちゃったわー」

と、言ってくれた。

「えへへー」

と、私。

「そうかなあ〜」

と、向日葵ちゃん。

私と向日葵ちゃんは、お母さんの言葉ににやけてしまいながらも、サラダに味つけをした。

「「出「ほにゃあああ、ふにゃあああ!」来たーって、何事!?」」

突然の泣き声。

「あらあら、大丈夫かしら。」

と、お母さん。

「見てくるねっ。朝顔行こっ!」

と、向日葵ちゃんが言った。

「うん!」

と、返事をしてパタパタと、鳴き声がする方へと向かった。

後ろから、お母さんが、

「おねがいねー」

という、言葉が聞こえた。