カラカラと、扉を開く。「葵ー?大丈夫ー?」と、聞いた。「うん。たぶんね、オムツ。」と、応じたのは、6歳で弟の葵だ。そして、「ふにゃあああ、ほにゃあああ!」と、ぐずっているのは一番下の弟の梅太、4ヶ月目である。「ぼく出来るから、大丈夫だよ。向日葵ちゃん、朝顔ちゃん。」「うん!」と、向日葵ちゃんが頷いて、私は、「よろしくね!」と、言った。