二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 黒子のバスケ  ( No.83 )
日時: 2012/11/01 16:24
名前: ココロ# (ID: WzT3Lj.p)

ドトーンドドーンと花火の音が背後から聞こえる。
9時頃、空達は、家に帰ろうとした。
まぁ、中学生だし夜遅くまで外出はちょっと・・・。
「疲れたぁ!!」
「空に同意!!」
桃井と空がいう。
「「「「「「・・・まあ、たしかに・・・。」」」」」
「うう。足いたーい!!」
「・・・あ、あんなとこに公園が!!た、助かった・・・。」
「休もー!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・

ベンチにすわって、かれこれ10分。
緑間は、考えていた。
(・・・ここ、たしか俺と椎名が昔遊んでた公園だった・・・のだよ・・・。)
「さあ、そろそろ動くぞ。」
赤司がいい、みんなは動きだした。
そのとき、電灯の光で公園が一瞬、見えた。
古びていて、チカチカと、光る、電灯のせいで、大変なことになった。
「・・・・・・あれ・・・?ここ、きたことあ・・・る。」
そういった空の目には、いつものような輝きがなかった。
「・・・・・・!!」
「!?」
空の悲鳴におどろき、
「し、椎名、どうしたのだよ!?」
「・・・・・・・真君、私、思いだした。
真君は、しーちゃんだよ・・・ね?」
「!?」
「それと、もうひとつ、思いだした。」
「?」
そして、空は、パタリと、倒れた。
「!?どうしたの!?空!?」
桃井が叫ぶ。
すると、空は起き上がって、
「・・・やっぱりあのとき、殺しておくべきだった。」
低い、この声。クゥだ。
「・・・お前も、お前も!!」
キセキの世代を一人一人さしていう。
「お前らがいたから、空はっ!!」
悲しく、苦しそうな、クゥの目は、キセキの世代を真っ直ぐ、見つめていた。