二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ボカロ小説【夕暮れ蝉日記】 ( No.9 )
日時: 2012/10/20 15:46
名前: 秋(元苺) (ID: iv9jnC9n)



目を覚ますと、見慣れない天井が一番に視界に入る

「ここは……」

薬品の香りや消毒液の匂いが少し漂っている

もしかすると、ここは保健室なのかもしれない

僕はベットから身体を起こすと、コーヒーを飲みながらPCを打っている女性の保険医のところへ挨拶しに向かう

「先生……」

僕は肩をトントン叩きながら言う

すると保健医は「うわぁっ」と驚きながらも僕の話に耳を傾けて
くれた


「あ!目を覚ましたのね。もう大丈夫?」

「はい……」

「そう。良かった。でも昨日ビックりしたわ。教室で倒れていたのをたまたま見つけてね。すぐに保健室に運んだわ。でも全然起きる気配なしだったから心配したのよ?」


そっか。

「心配かけてすみません」

僕は頭を下げる

「いいのよ、これから気をつけてね」

「はい、ありがとうございました」


そういい残して、僕は保健室を後にした