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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒子のバスケ ー7+1色のキセキー ( No.74 )
- 日時: 2012/11/19 09:05
- 名前: ココロ# (ID: WzT3Lj.p)
※ココロ#は、ずる休みなうww
黄瀬に、クッキーを渡して、告白します。
部活の後にするつもり。
と、考えていたら、声が聞こえた。
「好きです!付き合ってください!!」
わ〜。告白か・・・。
続いて男子の声。
「・・・すいません。俺今誰とも付き合う気ないっスから・・・。」
・・・!黄瀬・・・?
思わず、隠れてしまった。
ーー誰とも、付き合う気ないっスから・・・
それは、私が聞きたくない、言葉。
うぬぼれてた。
上手くいくかも・・・って、
ううん。違う。ふられることなんか、考えていなかった。
いやだ。ふられて、関係がギクシャクするなんて。
いやだ。黄瀬にふられるのは。
「・・・?こなたっち?・・・今の見てたんスか?」
見つかった。
「あ・・・うん・・・ねぇ、今のって、本当?」
「?」
「その・・・だから、誰とも付き合う気ないって・・・。」
「?はい。」
!!??
「じゃあ、またあとでっス。」
告白は、結局しなかった。
ふられるのが、怖いから。
関係が崩れるのが怖いから。
今日はバスケ部には、いかなかった。
ただ、一人、みんなが帰っても、渡り廊下で、泣いていた。
雨が降っている。ポツリポツリと、降りはじめたばかりの、雨が。
「・・・私、ばかじゃないですか・・・。
期待なんかして、本当にばかじゃ・・・。」
と、その時ーーー
「七瀬さん?」
「!?」
「どうしましたか?」
そこにいたのは、
「黒子・・・さん。」
「・・・?はい。で、どうしました?」
ポロポロと涙があふれてきた。
私が、なぜ泣いているのか、話した。
どんなにわかりずらい説明でも、黒子さんは、黙って聞いてくれた。
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