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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: めだかボックス 3つの微超越 ( No.19 )
- 日時: 2012/11/10 11:24
- 名前: キリキリマイ (ID: 8cTIMUus)
第十一箱
「こいつ等を消せる程強い奴が」
「あ——」
宍架の痛みは心臓を襲い——宍架は強いショックを起こした。
そして心臓は——止まった
ドサッ
「はっ、偉そうな口を叩いたわりには弱いだろ?」
地面に倒れた宍架を蹴飛ばすと、木耳は叫んだ。
「おーい!お前ら、もういいぞー!!」
「おーい!もういいぞーー!!!」
返事は無い。
怪訝に思った木耳は、商店街の外で待機している仲間の元へ向かった。
いない。
「……あれ?」
木耳の目の前に広がっているのは、大量の血溜まりの中で倒れている仲間だった物。
……状況を整理しよう。
まず、目の前に倒れているこの3人はアタシの仲間だ。
そして、この3人は死んでいる。
誰がこの3人を……?
そもそも、だ。こいつ等はそんじょそこらの奴らに殺られる程ヤワじゃない。
だとすれば、こいつ等を消せる程強い奴がいる——?
そうなると、水槽学園内にそういう生徒がいることになる。蛇籠飽様は、そういう生徒は退学にしたはずだし。
あれ?じゃあ——誰?
「俺だよ」
木耳の頭蓋骨を、杜若は蹴りで粉砕した。
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