二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒バス 〜輝く日々〜 ( No.5 )
- 日時: 2012/11/07 18:21
- 名前: 雪音 ◆Nq.dcct54. (ID: 6CqIKfIj)
#1
「・・・藍原さんって、いつも梅食べてますね」
『!?わぁっ』
ガタンッゴンッ
お昼休み、机でご飯を食べてると、いきなり誰かに話しかけられて。
ビックリして転んだ。で、頭を打った。
「大丈夫ですか?」
『痛た・・・、黒子君いつからそこに』
「今です」
『・・・(ずっと居ましたじゃないんだ)』
椅子を起こして、痛む頭を押さえながら椅子に座った。
「ご一緒していいですか?」
『うん。梅いる?』
「いただきます」
『ところで、あいつは?青峰』
「桃井さんのところですよきっと」
そうか。ま、いつもそうだよね。
そんなことを呟きながら黙々と梅を混ぜたご飯を口にしながら黒子君の顔を見た。
・・・あれ、
『酸っぱい?』
「はい・・・。」
『まあ、おばあちゃん特製の梅干しだからねぇ』
「でも美味しいですよね。」
『最高だよね』
あの二人、仲いいよね。
なんてヒソヒソ声は当の本人達には聞こえていない。
『ていうかさ、そろそろさつき離れしたほうがいいよね、アホ峰』
「だれがアホ峰だぁ?」
『っ痛い痛い痛い!まじでっ痛いから!』
「青峰くん、そういうの良くないです」
頭グリグリするのはやめて欲しいものだ。
筋肉しかないのかあいつは。
「で、お前また梅食ってんのか」
『悪い?そういうこと言うとあげないよ』
「すいません」
藍原茉莉のおばあちゃん特製の梅干しは人気があるようだ。
+++
「グゴー」
『・・・』
「グゴー」
『・・・(うるさいな。蹴り倒してやろうか?)』
「・・・・・・・」
『・・・・・・・え、おい青峰〜〜〜〜っ息をしろ〜っ』
「うるせーよっ!耳元で叫ぶな!」
『あ、生きてた』
「人を勝手に殺してんじゃねー!」
『だっていびきが聞こえな「お前ら・・・」
「んだよ」
『なんですか先生』
「(カチン)お前ら今が授業中だって分かってんのか?あ?」
え、先生マジギレしてるんですけど。
どうしよう。授業中だって本気で忘れてたなんて言えない・・・。
「放課後、職員室な」
『「えぇ!?(赤司に殺される!)」』
私の命は今日で終わるな。
部活に遅れたら赤司に・・・おぉ怖。