二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: カービィ達がクトゥルフ神話TRPGをするようです。 ( No.3 )
日時: 2012/11/17 17:05
名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
参照: http://現在シナリオを決めるため、準備中……

序章の序章

【PL】

「それでは、それぞれの皆さんのキャラクター紹介です。ステータスはこちらのパソコンに纏めましたので参照にしてください。では、カービィさんから自己紹介をお願いいたしまする」

そう言って、エヌゼットは視線をカービィの方へと向ける。
それと同時に、他のメンバーの視線もカービィに移ったのが分かった。
カービィは少し動揺しつつも、元気に紹介を始める。

「えっと……僕のキャラは【星野 桃太/ほしの ももた】! 職業はジャーナリストだよ! 因みに、リボンちゃんのキャラとは親戚同士って言う設定になってます! あと、マルクのキャラとは幼なじみだよ!」

手を上げて紹介するカービィに、メンバー達はおのおのの反応を見せる。
中でも、リボンとマルクはカービィ……星野の設定を知らなかったらしく、少し驚いていたが、逆にすぐ合流しやすいだろうと気づき、小さく安堵の溜息をついた。

「細かいステータスはこうなっております」

【星野 桃太/ほしの ももた (24) ジャーナリスト

STR(筋力):8 INT(知性):15 APP(外見):13
CON(体力):9 POW(精神):12 EDU(教養):18
SIZ(体格):9 DEX(敏捷):16 SAN(正気):60

技能…写真術(80)図書館(80)信用(70)言いくるめ(70)こぶし(60)説得(60)応急手当(50)隠す(40)隠れる(40)忍び歩き(40)】

「んー? ……教養と敏捷が良いんだな……」
「……アレ? こいつ無駄に技能が探索面には高スペックじゃネ?」
「……ですね、戦闘は微妙ですが、探索面では期待できるでせう」

少しばかり微妙な顔をしたエヌゼットは、パソコンに何かを打ち込む。
そして、

「次はマホロアさんです、お願いします」

今度はマホロアの方に視線が移る。
そんな周りに、マホロアは少し溜息をついた。
めんどくさそうに自分のステータスを書き込んだ紙を見ながら、言う。

「僕のキャラは【青木 遥/あおき はるか】職業は探偵ダヨォ」
「マホロアさんは結構やりこんでいるタイプのプレイヤーさんのようですね……こちらが細かいステータスです」
「当たり前ダヨォ。一応初心者じゃないシ。マァ、今回も生き残るヨォ」

【青木 遥/あおき はるか (25) 探偵

STR:10 INT:15 APP:14
CON:13 POW:15 EDU:16
SIZ:10 DEX:14 SAN:40

技能…心理学(50)目星(80)拳銃(80)鍵開け(35)自動車(30)言いくるめ(45)クトゥルフ神話(16)】

「ふむ。ザ・探偵というキャラですね。拳銃は何故お持ちで?」
「モデルガンだヨォ。元々このキャラは刑事だったシ、前回のことで色々あってネェ」
「あ! マホロアさんクトゥルフ神話の技能持ってるじゃ無いッスか!! 前回の遥さんッスよね?」
「そうだヨォ。ま、クトゥルフ神話はあってもあんまり良いことはないヨォ、SAN値の最大値が減るしネェ……」
「クトゥルフ神話技能って?」

首をかしげてカービィはマホロアに訪ねる。
よく見ると、他にもリボンやデデデ、マルクもなんだそれはと言った表情をしていた。
初心者であるメンバーにとってはしょうがないのであるが。

「クトゥルフ神話技能とは、宇宙的恐怖を味わった者だけが習得可能な技能です。SAN値の最大値が減りますが、神話的生物など、宇宙的恐怖と遭遇した際に、それらの弱点などが分かる場合があります」
「便利なんだねー!」
「全然。SAN値が40とかちょっとしたグロッキーで発狂だヨォ」

盛大に溜息をつき、やれやれと手を振るマホロア。
それは何処かに弱点がある、と言いたげなようだ。
そして小さく、

「だって僕のキャラが発狂して拳銃でみんなを大虐殺とかあり得るからネェ?」

と言うと、エヌゼットとワドルディ以外のメンバーの表情が凍り付いたのは言うまでもない。

「では次、リボンさんお願いします」

ニコリとした表情で、エヌゼットはリボンの方を向く。
待ってました! と言うように目を輝かせ、ふふんと自信満々に目を輝かせている。
リボンは立ち上がると、笑顔で手を上げて紹介を始めた。

「はい、私のキャラは【活莉 歩夢/かつり あゆむ】です! えーと、女子高生って言う最強職らしいですよ!」
「嘘吐け」

真顔でマルクが誰よりも早く突っ込んだ。

「女子高生が最強だなんて聞いたことが無いのサ」
「え!? だってエヌゼットさんが……」
「拙者、一言もそんなこと言っておりません。むしろ紙でせう」

そう言って、エヌゼットは歩夢のステータスをパソコンに表示する。

【活莉 歩夢/かつり あゆむ (17) 学生

STR:3 INT:10 APP:17
CON:8 POW: 9 EDU:14
SIZ:7 DEX: 8 SAN:55

技能…忍び歩き(50)乗馬(50)回避(60)目星(60)図書館(60)】

「ちょっと待テ、何で乗馬技能なんて持ってるんダイ!?」
「え!? ダメですか!? お馬さんに乗ってみたかったんです!!」
「現代も道端に馬が走ってればね、なのサ……」
「しかも敏捷性が9って……」
「体格が太ってるわけじゃ無いんだろ? んじゃあれか? リボンの所の王女みたくドジっ子か?」
「逆に面白くなりそうでせうね」

流石にこのステータスにはみんなが食いついたようだ。
パソコンの画面にみんながツッコミを入れている。

「あ、次行きましょう」