二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: カービィ達がクトゥルフ神話TRPGをするようです。 ( No.4 )
日時: 2012/11/19 17:39
名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: jOSKkG.u)
参照: http://現在シナリオを決めるため、準備中……

序章の序章

【PL】

「ん? 俺か」

少し、間が空いた後に少し大きめの声が響いた。デデデである。
リボンのキャラへのツッコミに食いつきすぎて、自分の紹介の番だと忘れていたらしい。

「俺のキャラは【氷室 大我/ひむろ たいが】刑事だぜ! あと何か護身術ってノリで武道やってたらハマって、いつの間にか特技になったって言う設定があるぞー!」
「ガチムチですよ、ステータスをどうぞ」

【氷室 大我/ひむろ たいが (42) 刑事

STR:17 INT:10 APP:11
CON:15 POW:14 EDU:14
SIZ:15 DEX: 8 SAN:80

技能…組み付き(99)武道:マーシャルアーツ(90)回避(80)追跡(11)】

「コレは……明らかな戦闘タイプだネェ」
「シナリオが探索系だったらやばいッスよ……お払い箱ッスよ……」

初心者では無い2人組から突っ込まれて、デデデは少し焦ったのか、わたわたしている。
よく分かっていないらしいカービィとリボンはきょとんとしていて、そんな様子を見て、マルクとエヌゼットはニヤニヤと悪戯っぽく笑っている。

「まぁ、シナリオは探索も戦闘も兼ねた物でせう。心配はいりませぬ」
「良かったぁぁぁぁ…………」

壁により掛かって大袈裟に息を吐くデデデに、今度は完全にツボッたらしいマルクが爆笑した。
ほのぼのとした空気を確認し、エヌゼットは次の方、と声を掛ける。

「オイラの番ッスね! オイラは【中谷 和戸/なかたに かずと】大王と同じく刑事をやってるッス! 因みに大王の後輩ッスよ!」
「鉄板の刑事でせう」

【中谷 和戸/なかたに かずと(22) 刑事
STR:11 INT:10 APP:16
CON:11 POW:15 EDU:14
SIZ: 8 DEX:16 SAN:75

技能…拳銃(75)説得(30)目星(80)聞き耳(75)回避(80)図書館(10)】

ふむ、とワドルディこと和戸のステータスを見て、マルクは簡単に考察を述べた。

「簡単に言えば、基本的に探索でもしもの時は拳銃って言うタイプか……そこの猫耳と似てる気がするのサ」
「猫耳じゃネェよ。ぶっ飛ばすぞ道化師ガ」

2人とも笑顔であるが、目が全く笑っていない。
こころなしか、2人の間にダイヤモンドダストが吹き荒れているような気がした。

「つ、次行きませう……耐えられない……」

エヌゼットの声は、最後の方は掠れていて周りには聞こえなかった。

「最後は僕か……えーと……【道興 紫化/みちおき ゆかりか】……職業は……ハァ!?」
「……こちらをどうぞ……でせう……」

【道興 紫化/みちおき ゆかりか (24) 詐欺師

STR:4 INT:16 APP:16
CON:6 POW:14 EDU:17
SIZ:7 DEX:12 SAN:75

技能…心理学(90)信用(70)言いくるめ(45)目星(90)回避(30)】

「こ……れは……」
「コレは酷い」
「言い切ったな!!」

全員、職業の辺りで最早うわぁ……という目をマルクに向けている。

「違うのサ!! 僕はマホロアに適当に振って貰っただけなのサ!!」
「何言ってるんダイ? 僕は助言しただけで、職業自分で決めて、自分で振ってたじゃ無いカ。似合うよ似合ウ……ププッ」
「いっぺん輪廻、巡って来い」
「上等だヨォ」

ドンパチ始めた2人から逃げるように、エヌゼットはパソコンを抱えて家を飛び出した。
流石にデータの詰まっているパソコンを破壊されてはきつい上に、エヌゼットにはあの修羅場をパソコンを守りつつ潜り抜けられる力を持っていなかった。しょせんは雑魚キャラ、悲しき運命である。
ただ、そんなエヌゼットにもやることはあるらしく、カービィの家の裏で中の喧噪を聞きながら、パソコンのメールを打ち込み、何処かへと送信したのだった。



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これにてプレイヤー紹介は終了、次回からは本編……です。