二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 新世紀エヴァンゲリオン破 ベストフレンズEVA ( No.6 )
日時: 2012/12/03 20:19
名前: 赤獅子エンザ (ID: pmOIN4oE)

第弐話 「EVAの力」

「第3地帯の状況は?」
「今のところ以上ありません!」
ミサトはネルフの周辺にある住民たちを避難させ、使徒へ対しての兵器を覚った。
「やはり。」
使徒は漠然と歩いていた。
使徒は青い惑星から遠く離れている星にいるものである。
「シンジ君?」
ミサトは背けた背をシンジのほうに向けた。
「これ、窮屈ですね。」
「仕方ないわよ。使徒へ戦うんだから。」
ダイバーが着るようなスーツを着たシンジだった。
「ほら。さっさと初号機に乗って。」
シンジは初号機に乗り込んだ。
ミサトは監視下に着いた。
「第1、第2フェンス層は?」
「以上ありません。」
「初号機のバッテリー。」
「以上ありません。」
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  ・ 
  ・
「シンジ君発進準備よ。」
「はい。」
シンジは構えた。
まず初号機は移動し、長い空間の下に着いた。
「行くわよ。初号機リフトオフ。」
初号機は勢いよく上部に発進した。
「クッ・・・。」
途轍もない重力がシンジに覆いかかる。
地上に着いた。

「前方に見える使徒を破壊して。そのまえに操作はわかる。」
「まあ、なんとなく。」
シンジは操作をしてみたがEVAの動きは何となくぎこちない。
早く慣れないと使徒が迫ってくるという憎悪にシンジは焦っていた。
「EVAって慣れづないんだな。」
そう思う前に使徒が目の前にやってきた。
使徒は初号機の腹部を刺した。
「うぅぅぅ。」
EVAはパイロットにもダメージを与えてしまう。
「早いところ決めないと。」
すると、横から武器が出てきた。
「シンジ君!これを使って!」
EVAは武器を颯爽と持った。
「くそぉぉぉ!」
シンジは思いっきり剣を振りかざした。
「もう一発!」
剣は使徒に直撃した。
「活動限界間近よ!すぐ戻って!」
初号機が戻った途端に使徒は爆発し大きな十字架を描いた。
「よくやったわシンジ君。」
「有り難うございます。」
いまでも腹部のあたりが痛みを感じる。
本当に成し遂げたんだなと思った。


その夜
「え!?ミサトさんの家に住むの?」
「しょうがないわよ。決められたんだから。」
「まあいいか。」
「何よそれ!」
シンジはため息をついた。