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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 超獣大戦編 ( No.5 )
- 日時: 2012/12/02 17:56
- 名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)
(シント視点)
「っ・・・、ここは・・・。」
「気が付いたか。人間め。」
「!!」
目の前には、さっきのディオンと名乗る男が居た。俺の怒りは最高潮に達していた。まず、くたばり損ない呼ばわりされてその上変な渦で見たこともない・・・。あれ?
「海戸町だ・・・。おかしいなぁ?俺、飛ばされたはずじゃ・・・。」
ここは確かに海戸町の河川敷だ。周りには民家もある。転校してからもう1年経つからよく知っていた。ディオンが冷たく言った。
「ここは、貴様がよく知っている海戸町だ。ただ、お前が知っている海戸町とは、いや世界とは少し違うがな。」
俺はもう少しで食って掛かりそうになった。が、今は抑えるしかない。こいつから情報を聞き出すんだ。少しでも。俺は聞いてみた。
「何が違うんだ?」
「存在しないのさ。貴様が1番好きなモノが。」
「俺の好きな・・・。モノ?」
ヤツは一息置いてから言った。
「それは自分の目で確かめる事だ。そして絶望しろ。」
「何ぃ!?」
こいつ・・・。何を言ってやがるんだ!?ますます気になる。
「あるいは・・・。」
ヤツは腰の小さなケースを取り出した。そして叫んだ。
「このデッキに勝てれば教えてやろう!」
「それはデッケース!?デュエマしろと言うのか?」
やるしか無いようだな・・・。とにかく勝ってあいつから、この世界に存在しないモノを聞き出さなければいけない。泡良ければ、奴が何者か、問いつめることが出来るかもしれない。
「良いぜ!願ったり叶ったりだ!」
「「デュエマ・スタート!」」
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