二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 超獣大戦編  ( No.7 )
日時: 2012/12/04 18:50
名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)

 (もう一人のシント視点)

「何だこれ・・・。」

 俺の名は無頼シント。冴えない性格で有名だ。おまけにいじめられっ子で・・・。スポーツが得意なのが唯一の救いだった。今、河川敷を通り掛かったところ、謎のケースを見付けたんだ。中にはカードが40枚
くらい入っていた。それとは別に15枚くらい仕切りごしにカードがあった。

「珍種のトランプかな?」

 そうつぶやいた時だった。

「おい!無頼!」

 振り向くと、クラスのガキ大将、武闘フジが立っていた。嫌なヤツに出会してしまった。

「な、何の用ですか?」

 やばい・・・、敬語じゃなきゃぶん殴られる・・・!しかも俺、声が震えているし・・・。

「用も何も、いらついててなァ・・・。そんでもって歩いていたら、丁度良いサンドバックを見付けたのさ。」

 それは俺のことだろォー!まずい!まずいよ!?また顔にアザが出来る!

「てワケで、殴らせろぉー!!」
「ぎゃーッ!来たぁーッ!」

 その瞬間、持ってたケースからカードが飛び出して光った。次の瞬間には、

「ぎゃーッ!助けてぇーッ!」

 武闘は逃げていったんだ。そしてちょっと暗い。見上げると・・・。

「ぎゃーっ!ドラゴンだぁーッ!」

 巨大な龍が・・・、それも鎧を付けた龍が立っていたんだ。