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「先に自己紹介しておこう。我が名はディオン！この星の古代民族、タイタニスの戦士だ！覚えておくがいい。」

　こうして、勝てるわけもない勝負が始まった。６ターン目、俺のターン。何故か俺にはこのデッキの使い方が分かった。

「俺のターン！【コッコ・ルピア】召喚！ターンエンド！」
「俺のターン。【シンカイドーベル】をだし、ターンエンド。」

　こいつ、動いて来ないな・・・。

「俺のターン！【闘龍鬼 ジャック・ライドウ】召喚！効果で山札から、
バジュラ・セカンドを手札に！コッコでシールドブレイク！」
『アホかぁー！』
「へ？」

　手札のバジュラ・セカンドが怒鳴る。次の瞬間、自分が致命的ミスを
犯してしまったことに気づいた。

「やはり素人だな。シンカイドーベルでブロック。」
「あ。」

　コッコ・ルピアは当然破壊される。

『ここは次のターン、５マナでリベンジを召喚するのだ！』
「リベンジ！？ああ、これか。」

　【超速 リベンジ・ドラゴン】。倒されても不屈の精神でバルガの元に戻る、しぶとい軽量ドラゴン。

『場をよく見ろ。そしてクリーチャーの役割が理解できれば、何でどう攻撃したら良いのか分かるはずだ。』

　成る程・・・。奥が深いぜデュエル・マスターズ！とりあえず、アイツのターンだ。

「俺は４マナで、【サイバー・Ｓ（セブ）・リエス】召喚！ターンエンド！」
「俺のターン！俺は、【超速 リベンジ・ドラゴン】召喚！リベンジでシールドブレイク！」
「受けてやろう・・・。Ｓ・Ｔ発動。【スパイラル・ゲート】！効果で
ジャック・ライドウを手札に！」

　いきなりクリーチャーが、やられた！バジュラ・セカンドに進化させるまで、持つかな・・・。