二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュエル・マスターズ カミカゼ伝 超獣大戦編  ( No.35 )
日時: 2013/01/19 18:42
名前: タク ◆XaammrlXPk (ID: 39RfU1Y2)

(レイVSベルム:レイ視点)

 10ターン目。

「俺のターン!【束縛の守護者ユッパール】を【守護聖天ナンモ・ナイ】に進化!効果で、【蒼天の守護者ラ・ウギ・ガガ】のパワーを底上げだ!さらに、ナンモ・ナイでW・ブレイク!」
「S・T!【ロイヤル・ドリアン】召喚!効果で【密林の総督ハックル・キリンソーヤ】を退化!【剛勇妖精ピーチ・プリンセス】を召喚!」

 ふう、運良くピーチ・プリンセスで済んだか。あれで、ディアルガ・ベジータか、偽りの名13が出たら、それこそ終わりだな。

「俺のターン!【密林の提督ハックル・キリンソーヤ】をマナ進化!ターンエンド!ククク・・・。どうだ裏切り者め!クソ人間共と一緒にいるから脳が腐るのだ!」
「何だと?」
「聞こえなかったなら何度でも言ってやるさ!クソにんげ・・・。」

 次の瞬間、ハックル・キリンソーヤは破壊されていた。

「呪文、【ホーリー・スパーク】。効果でキリンソーヤをタップし、ナンモ・ナイで破壊した。」
「なにぃ!?」
「教えてやろうか。人間は愚かな種族ではない!人間を馬鹿にするなら
俺はお前を許さない!ターンエンド!」
「俺のターン!【ジオ・ナスオ】召喚!ターンエンド!」

 俺の中で何かが吹っ切れた。何かを守るためなら、俺はもう迷わない。俺の守るべき者は・・・。

「民の笑顔だぁぁぁ!!!!これはお金じゃ買えない。だが、何にも勝る宝だ!ラ・ウギ・ガガを進化!【守護聖天タース・ケルケルヨ】!さらに時空の庭園で、ケルケルヨの下に【偽りの名シャーロック】をしこむ!タース・ケルケルヨでW・ブレイク!そして、効果でシャーロックをバトルゾーンへ!」
「何だってぇ!計算外だぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
「シャーロックでQ・ブレイク!ナンモ・ナイでとどめだぁぁぁ!!!」
「馬鹿なぁぁぁぁ!!!!!!!!!俺がクズに負けるなんてぇぇぇ!!!!」

 ベルムは衝撃で吹っ飛び、ガラスに叩き付けられた。その瞬間、ガラスが割れた。ガラスの外は空だ。

「うわあああああ!」

 許せないヤツだと思った。なのに、俺の体は自然に動いていた。

「クラウレ・・・。何で俺を・・・。」

 俺はベルムを助けていたのだ。

「勘違いするな。俺は本能的に体が動いただけだ。テメエを許すなんざ
一言も言ってねえよ。」
「すまない・・・・。」

 ベルムの目からは涙が溢れていた。そのままベルムは力尽きたように
気絶した。その頃、シント(別世界)とハガー大臣は激闘を繰り広げていた・・・。