二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ☆。・ グルミンの夢 ・。☆ ( No.120 )
日時: 2008/05/31 11:49
名前: 七香 ◆qZUCpA/gIM (ID: lDEsvGbw)
参照: 七香です!! 「☆。・ グルミンの夢 ・。☆」書いてます!!

○第25話○   サイアクーっ!



今日は、第三次オーディションの日。

アタイは、開催されるスター村の会場に行く理由は、

一つはオーディションに受かるコト。

もう一つは、エレフィンがアタイに意地悪する理由を聞くこと———。

「グルミン! お久しぶりですね!」

「あっ、ルーシー!」

「グルミンったら、見ないうちに痩せちゃって!」

「ぇぇ〜? そぉ〜?」

とにかく、明るく振舞っているアタイ。

ルーシーと一緒に、控え室に入った。

「今日は、頭の良さ、歌の審査をしてもらいます」

歌審査・・・落ちそう!

「11時から始まります。では各自、歌やメイクをしていてください」

アタイとルーシーは、テキパキとメイクをした。

その時アタイの視界に、エレフィンの姿があった。

「———エレフィン」

「あら、ブルーベア」

ブ・・ブルーベアって、青い熊って意味じゃん。。

何なのよ! まったく!

「アタイがここなちゃんの悪口を言ったって、嘘ついたんでしょ」

「ここなぁ? ああ、アイツ? 別にいいじゃない」

「どーして!!」

「あたし、ここな嫌いだもの。だから『グルミンが悪口言った』って嘘ついて
 アイツの気力失わせたのよ! 勿論ここなは落ちたわ!」

エレフィン、・・酷い。

「ここなちゃんは、とても落ち込んだんだよっ!
 アタイだって、勘違いされて苦しいんだよっ!」

「ライバルを潰す為なら、何でもする。
 審査員にも協力してもらって————ね」

そのセリフは、皆の耳に入った。

「何よソレ!」「卑怯者!」「私達、頑張ってるのに!」

皆が騒ぎ出す。

アタイだって、ムカついてるよ。

「あら、皆。あたしに逆らうなら、審査落とさせるわ!」

「いい加減にしなさい」

そう言ったのは、ルーシー。

「豚は黙ってくれる?」

「・・まだ思い出せないの?」

「はぁ?」

え・・・『思い出せないの?』って・・・

ルーシーとエレフィンは、昔から知り合いだったの!!??