二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ☆。・ グルミンの夢 ・。☆ ( No.217 )
- 日時: 2008/05/31 12:41
- 名前: 七香 ◆qZUCpA/gIM (ID: E4DrwI4I)
- 参照: 七香です!! 「☆。・ グルミンの夢 ・。☆」書いてます!!
○第32話○ エレフィンの強敵
「ちょっと・・・ヒドイじゃん、こんなの!」
アタイは思い切って審査員に言った。
「何がヒドイんですか?」
「審査員は、エレフィンからお金貰ってるでしょ!」
「そ、そ・・そんな事しませんよ」
してるくせに!
「ブルーベア、お黙り」
話に割り込んできたのは、エレフィン。
「ちょっとエレフィン! 審査員に・・・」
「いい加減にしなさい、エレフィン・・・」
どこかから聞こえる声。
その時、ゾウが現れた。
品があって、優しそうな感じ・・・
「お・・お母様!」
エレフィンが言った。・・って、お母様!?
「審査員は交代するわ」
「な、何を言っているのです? お母・・」
「エレフィン、あなたが女優になる資格はありません」
ごもっともな意見。・・そっか。
この優しい人が、エレフィンのお母さん・・
それは、エレフィンと正反対の性格だった。
「奥様!! も・・申し訳ありません・・・」
審査員が、エレフィンの母親に謝った。
「いいから。退きなさい」
「はっ、はい!」
審査員は、さっさと退いて、新しい審査員が来た。
「・・・くっ」
エレフィンは何も言わずに、その場を去った。
エレフィンのお母さんが、
「ごめんなさいね、辛い思いをさせて・・・・」
「ぁ、いいんです! ちゃんとした審査員が来れば・・」
「ところで、私の事・・・・知らない?」
え??
この・・真っ白でピンク色の服をきたゾウ・・
まさか・・
「サリー・・・さん? 大女優の・・」
「正解♪ 私、これでも16歳なの。エレフィンの本当の母親は他界したの」
「じゃ、エレフィンの義理の母って事ですか?」
「ええ。ちなみに、私の夫も25歳前半よ♪」
うっわぁ・・・若い親も、あったんだぁ!
「じゃあね♪」
「は、はい。さようなら・・・・」
サリーさんのおかげで、ちゃんとした審査が
受けられるようになった————。