二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ☆。・ グルミンの夢 ・。☆ ( No.66 )
日時: 2008/05/31 11:42
名前: 七香 ◆qZUCpA/gIM (ID: lDEsvGbw)
参照: 七香です!! 「☆。・ グルミンの夢 ・。☆」書いてます!!

○第19話○   卑怯


「91番、エレフィンさーん!」

「はい」


ぁ————。エレフィンも応募者だったか———。

アタイはルーシーと一緒に、審査がある部屋に行く。

隙間から、中を覗く。


「『すごいね、ここの海。光浜って言うんだっけ?
  明日の海水浴、楽しみっ!
  何だか、名前の通りに光ってるぅっ!』」

「明るさがよく出ていますね。さすがです」

って・・・ちょっと!

アタイは、ルーシーにコソコソと話す。

「エレフィンだけホメられてるね・・・」

「そうですよ! ひいきじゃないですか!!」

「し——っ。 声、大きいよ」

「でも、あの人と審査員、何かありそうです!」

「お嬢様だから、『金あげるから合格させて』って言ったんじゃ・・」


アタイ達は、ハッとした。

「「————それだぁっ!!!」」

だって、エレフィンの言い方、

そこまで上手くないじゃない!!!!

そんな事考えているとエレフィンが審査員に、

「お金あげたんだから、合格させてよね・・」

って、ボソッと言った。

エレフィン・・・・どうして卑怯な手を使うんだろ。。

アタイ、分からないんだけど———。

こうしているうちに、時間が過ぎた。

「合格者の発表です。移動お願いしまーす」

「とうとう来ましたね、グルミン」

「うん」

ま、これに受かっても、第二次審査があるから。





「それでは、合格者を発表します。合格者は————」