二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【銀魂】 銀時VS高杉 【最終決戦的な何か】
日時: 2009/10/11 12:19
名前: 時雨 (ID: Yc865qQL)

こんにちわ。時雨です。
えと、これは銀時と高杉の決戦的な話です。

銀魂は初めて書くので、暖かく見守ってくださいな♪
あと、ワープロに下書きしてあるので、更新は凄く早いです。

そして、いつもより装飾無いけど見てください!
いつもの事ながら、コメはしてください((強制。

それでは☆どうぞ!

【プロローグ】

海の底、男は怪しげに笑う。
「ククク・・・。やっと・・・やっと来たか—待ちわびたぜ・・・。」
キセルを持ち、外を泳ぐ魚を見つめるその姿はまるで、悪魔だった——。
「世界をぶっ潰す、この時を———」
そして、周りに居る仲間らしき人物達も頷いた。

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Re: 【銀魂】 銀時VS高杉 【最終決戦】 ( No.8 )
日時: 2009/08/12 15:57
名前: 時雨 (ID: Yc865qQL)

「一件は片付いたな!!」
「うっさいネ、ハゲ!」
また子と武市も倒れて、残すは高杉のみとなった。
「僕等も急ごう。」
「九ちゃん!!」
「妙ちゃん!妙ちゃんは其処で見てて!」
「でも・・・ッ!私も戦うから!!」
「姉上!行ってきます!!」
勇敢に(?)戦いに行く弟の後姿を見て、姉がつぶやいた一言。
「やっぱりあの子も侍の子なのね・・・。」
淋しそうに背中を見つめる。
「おぃ、此処に活きのいい姉ちゃんいるぜぇ」
「お、本当だァ、高く売れるぜぇ、この年頃の娘はァ!!」
ちょうどその時、お妙の後ろに背後に豚の天人。
そして、お妙の肩に手を置く。
「おい、姉ェ——」
「ハァァ!!」
「グオォォッ!!」
お妙の抱え込み投げが炸裂した。
「私を売ろう何ざ百万年早いわボケがァ!!」

                 *

ガキィィィィン!!
「高杉ッ・・・!!!!」
銀時の険しい顔と、不気味に笑う高杉。
「ククク・・・銀時ィ、腕が落ちたなァ!!」
高杉の反撃。笑いながら凄まじい勢いで連続斬りを続ける。それを交わす銀時だが、刀を交わすたびに威力が増している。
「テメェ!戯言ばっかしゃべってっと舌噛むぞ!!」
グサッッッッッッッ!
「グッ・・・」
「これでも俺の腕がどうかしたかコノヤロー」
チッ・・・、と舌打ちをして下がる高杉。
「銀時、お前は憎くないのか・・・。この世界が——」
真面目な顔になる高杉。
そして、反撃をする。
その刃は銀時の腹部に刺さり、銀時は瓦礫の山に吹っ飛ぶ。
ドシャァァァァァッッッッ!!
瓦礫から砂煙が上がる。
(終わったか——)
はっとする高杉。その目にはもう一度凄まじい光が宿る。
「——いや、まだか——」
と、刀を構える。
すると——
「その通りだよ。」
瓦礫の中から声が聞こえた。
其処から出てきたのは
「高杉ィィィィ!!!」
その姿は、数年前の白夜叉、そのものだった——

                 *

「銀ちゃーん!!!」
到着した神楽の声が修羅の場に響く。
「くッ!」
「ハァ、ハァ・・・ッ」
修羅の鬼と白夜叉は体中血まみれだった。
「銀さん!」
そこに、桂一行も到着する。
「高杉!」
「銀時ィ、もうそろそろ終わりにしようや」
無言で刀を持ち直す銀時。
「・・・なぁ、お前は、今まで何を見て生きて来たか?銀時よぉ——」
周囲が騒然とする。
「俺は—ずっと先生がいた、あの頃を見てきた—先生の復讐の為なら、なんだってする—。そう、相手が過去にともに戦った奴等だとしてもだ—」
高杉の声が低くなる。
「俺が見てきたもの?・・・んなもん決まってんだろ」
「銀さ・・・ッ!」
銀時の口が動く。

Re: 【銀魂】 銀時VS高杉 【最終決戦】 ( No.9 )
日時: 2009/08/12 15:57
名前: 時雨 (ID: Yc865qQL)

『俺の守るもの全てだ——』

「クククッ・・・」

「銀ちゃぁぁぁぁん!」
高杉と銀時の最後の刃が交じり合う。

                 *

終わりは一瞬だった——。
「——銀時よォ・・・、まさか・・・お前に遣られるとは——思っていなかったぜ—・・・」
「・・・ケッ、何を今更——・・・高杉。テメェはな、、、」
「高杉、お前は少々やりすぎたんじゃぁ無いのか?」
桂の一言。それに高杉は——
「ククク・・・。悔いはネェよ・・・。」
「高杉—おんし———」
「吉田・・・・・・」
最後に呟くその名は、今に無き恩師、吉田松陽か——
まだ完全には燃え尽きていない炎の中、過激攘夷志士・高杉晋助は静かに目を閉じた—

                 *

数日後。
人波乱あった後、昔のように皆、今は別々の道を歩いている。
「そういえば、あの依頼主は結局誰だったんでしょう?」
「さぁな。俺が知る事じゃねぇだろ。」
お茶を飲みながら言った新八に銀時はジャンプを読みながら軽く交わす。
「で?どうなったアル、猪女は?」
アイスを頬張る神楽の一言。
「ん?なんかどっか行っちゃったらしいよ?・・・てか、神楽ちゃん、それ姉上の破亜限堕津・・・」
「うっさいネ、ツッコミマッスィーンが!」
「てててて!」
神楽が新八の腹にボディーブローを入れる。
「まぁ、奴の事だ、高杉と一緒に向こうで仲良くやってるだろ。」
「ねぇ、銀さん、また変な抗争起こったら—」
そん時は、と銀時が言う。
「また俺らが止めるさ。多分。」
「「「それにしても・・・。」」」
「「「暑いナァ」」」
3人の声が重なった。

Re: 【銀魂】 銀時VS高杉 【最終決戦】 ( No.10 )
日時: 2009/08/12 17:53
名前: †銀星† ◆JEhW0nJ.FE (ID: Fhn0j5Ob)

時雨すごい!!!w
ホントにすごい!!!
銀魂命の時雨だからこそ書ける小説だよねw
あたしの小説の感想もありがとうwww
これからも頑張ってね!w

Re: 【銀魂】 銀時VS高杉 【最終決戦】 ( No.11 )
日時: 2009/08/13 16:14
名前: 時雨 (ID: Yc865qQL)

銀星も凄いじゃんw
私なんてなんかもう信じられないって位へタレだしwww

Re: 【銀魂】 銀時VS高杉 【最終決戦】 ( No.12 )
日時: 2009/08/14 19:01
名前: えみ ◆.OTuS3XQxg (ID: EbMOb6mj)

始めまして!
小説全部読みました!!
すっっっっごくお上手ですね^^

 私とは比べ物になりません><
頑張ってください♪


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