二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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夢の中の俺はモンスターハンター  6話更新
日時: 2010/01/08 23:44
名前: アビス (ID: 7.60N42J)

消えてしまったんで、復活させます。

初めての人は初めまして、他の作品を見てくれている人は、
こんにちは、こんばんは。アビスです。

新しい小説が頭の中に浮かんだので、書いてみる事にしました。
どうぞよろしくお願いします。


〜お客様〜
秋空s(元・哭辿s) 虎徹s


他の掲載作品

「モンスターハンター・バロル」
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14785

「フェアリーテイル」
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=15379

〜人物紹介〜

☆現実人物☆

霧崎 竜人(キリザキ リュウト)♂ 16歳
モンハンが超大好きな普通の高校生。
だからと言って決して顔は悪くなく、むしろイケメンの長身。
男友達も多く(90%は狩友だが)女友達(やはり90%は狩友)も多い。

告られることも多いがモンハン以外に興味ほとんどなし!
ということで、すべてふっている。

ちなみに、中学1年のころ『俺はハンターの様な強い体を身につける!』
とかいって、フルコンタクト空手を習い始め中学3年には全国大会で優勝。
モンハンが生んだ天才である。
愛用武器:太刀


草薙 暮羽(くさなぎ くれは)♀ 16歳

竜人と同じくらいモンハンが大好きな、超〜〜〜可愛い女の子。
明るい性格で、とにかく可愛い。竜人とは会った瞬間から大の仲良し。
学校では既に噂になっているほどの、この二人の関係である。
愛用武器:オール


和也(カズヤ)♂ 16歳
竜人の友達。
女ったらし
愛用武器:ハンマー


洸矢(こうや)♂ 17歳
竜人の友達。
冷静沈着、密かに女子に人気がある。
愛用武器:へビィボウガン


プロローグ>>1

1話>>2  2話>>4  3話>>9  4話>>13  5話>>14
6話>>18

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Re: 夢の中の俺はモンスターハンター ( No.1 )
日時: 2009/12/04 19:30
名前: アビス (ID: 7.60N42J)

−プロローグ−



—俺は何時ものように夜遅くまでモンハンをやり—

—何時ものようにモンハンのことを考えながら寝た—

—何時もと変わらないこの日常—

—それがこの日を境に大きく崩れる事になるとは—

—このとき俺はちっとも思っていなかった—

Re: 夢の中の俺はモンスターハンター ( No.2 )
日時: 2009/12/04 19:30
名前: アビス (ID: 7.60N42J)

1話
  夢か現か殴ればわかる。




「あなたの名前は?」

突然頭に声が流れてきた。

「なんだ?」

辺りは真っ暗で何も見えない。そこから謎の声が何度も自分に呼びかけてくる。

「あなたの名前は?」

「・・竜人だよ。霧崎 竜人」

答えないと永遠に言われそうだったのでしかたなく答えた。

「おい、お前はだれなんだ!?」

そう呼びかけるが無視され、違う質問を返された。

「あなたの性別は?」

「・・・」

「あなたの性別は?」

「はぁ・・・男だよ」

竜人は諦めて素直に素直に答えた。

「体型、髪型、顔、声は今のあなたを元にしますか?」

「はあ?」

言ってる忌みが分からず思わず聞き返してしまう。

「体型、髪型、顔・・」

「ああ、分かった分かった!それでいいよ」

竜人は繰り返す声に耐えられなくなって、急いで言った。
謎の声はしばらく聞こえなかった。待っていると

「承知しました。それではこれよりあなたをモンスターハンターの世界に
お招きいたします」

謎の声が喋り終えると、竜人は意識を失った。




何か聞こえる。風の音、鳥の鳴き声。そして、人の声

「う〜む、まだ起きんか。もう5日になるぞ」

声に反応するように自分は体を起こした。体が微妙に痛い。

「おお、起きたか青年。心配したぞ」

そこには、妙な鎧を着た男が立っていた。

「・・ここは?」

竜人が尋ねる。

「ここはポッケ村。君を雪山で倒れているのを見つけてな。
ここまで運んできたんだよ」

ポッケ村。どこかで聞いたことのある名だ。まだボンヤリとする頭で必死に考えた。
ポッケ村・・ポッケ村

「ポッケ村!!?」

竜人の突然の大声に男は少し驚いた様子で

「う・・うむ。そうだが」

そう言って、こちらの様子を伺う。竜人の頭は混乱していた。
ここがポッケ村!?・・・・

そうだ。これは夢に違いない。とても残念だがこれは夢なんだ。
そうと決まればやることは一つ・・・

「おい、あんた。俺を思いっきり殴ってくれ」

そう言って頭を前に差し出す。

「ぬ・・今起きたばかりの怪我人を殴れるか」

「大丈夫だ。俺はそんな柔なつくりはしていない」

そこまでいうと、男は拳を握り締めた。

「そこまで言うのなら仕方あるまい。いくぞ!!」

—ボカン!!—

ものすごい衝撃と音が竜人の脳内を走る。そのまま竜人はまた倒れてしまった。

Re: 夢の中の俺はモンスターハンター  1話更新 ( No.3 )
日時: 2009/12/05 15:13
名前: 哭辿 (ID: OK7TThtZ)

それは信じられないですよね………

と言うか最初の所が凄くゲーム的だなと(苦笑
兎に角竜人の旅(?)が始まった訳ですねぇvv

Re: 夢の中の俺はモンスターハンター  1話更新 ( No.4 )
日時: 2009/12/06 14:42
名前: アビス (ID: 7.60N42J)

2話
  モンハン出来るやつしか興味なし



「——て、夢見たんだけどさ」

—カチャカチャ—

「まあ、お前ならあり得なくもないな」

—カチャカチャカチャ—

「いや、でもいつもの夢とは違ったんだよ。内容も全部覚えてるなんて
いままでなかったんだよな」

竜人は今学校にいる。夢の中で殴られた後目が覚めたら、そこは自分の部屋だった。
だから、今こうして友達と共にモンハンをしている。

ちなみにこの学校は制服はなく自由。休み時間であれば携帯、ゲームなんでも自由。
その他もろもろ、びっくるするほどフリーダム!!

なのだが、いやだからこそか。この学校は、生徒の問題はほとんどなく
勉強、スポーツにおいて他の学校に比べるとレベルが高い。不思議である・・・

「よし!終わった」

竜人が言った。

「G級ラージャン7分でノーダメクリアか。相変わらずすげえな」

竜人の友達、和也(かずや)が呆れるように言う。

「イャンクック討伐訓練も20秒切ってるし。どうやったらそんな事できんだよ」

竜人の友達、洸矢(こうや)もいう。

「そろそろ先生くるからやめた方がいいな」

竜人はケースにPSPを入れると自分の席に戻った。
しばらく、すると先生がやってきた。

「おはよう。さっそくだが皆に知らせることがある。
転校生がやってきた。こんな時期だが親の都合でこちらに引っ越してきたらしい。
皆仲良くしてやってくれよ」

先生はそこまでいうと、いつも通りのSHRを始めた。

「転校生かぁ。女の子ならやっぱ可愛い子がいいな。な、竜人」

隣の席にいる和也が言った。

「いや、やっぱモンハンが出来るかどうかが、重要だな」

竜人の言葉に和也は頭を抑えて。

「そうだった。こいつの女性のタイプは自分と同じくらいモンハンが出来るやつだった。
おまえ、絶対彼女出来ないぞ。もったいない」

和也は竜人の顔をみながら言った

「なんでだよ?」

竜人がそういうと、和也は少し声を大にして

「だって、お前並にモンハンが出来るやつなんて全然いないじゃん!」

「そこ!うるさいぞ」

先生に注意され、大人しくなる和也。

「それじゃあ、入ってきていいぞ」

—ガラガラ—

先生の声を合図にドア開かれ、そこから一人の女子が入ってきた。
おお。クラスの男子からそんな声が漏れた。
そこには、トップモデルにも負けないぐらいの女の子が入ってきたのがから。

「はじめまして。草薙 暮羽(くさなぎ くれは)って言います。
まだ、不慣れなところもありますがよろしくお願いします」

そう言って、暮羽はお辞儀する。

「そんじゃあ、これでSHRを終わりにする」

先生はそういうと教室から出て行った。

「ちょ〜可愛いなあ。これは狙わない手はないな」

和也は鼻の下を伸ばしながら言った。

「やめとけって。お前じゃ無理だ」

「お前の顔と比べんなよ!俺でもきっといけるさ」

「・・・いや。そっちの無理じゃないだろ」

洸矢が苦笑いで言った。

和也は確かに顔は悪くない(竜人ほどじゃないが)。
だが、性格は見ての通りに女ったらし。一人の女性に愛を向けるなど
こいつにはぜっっっったいに無理なことだ。

<視点変わり>

「ねえねえ。どっこからきたの?」

暮羽の周りにはすでにクラスの女子たちによる恒例の転校生への
質問タイムが始まっていた。

「東京だよ」

暮羽はそれに嫌な顔を微塵もせずに、笑顔で答える。

「やっぱ、お母さんとお父さんって美男美女?」

「ん〜。そうでもないと思うよ」

その言葉に女子たちは口々に、え〜といい

「うそだ〜。じゃなきゃこんな可愛い子生まれてこないよ」

「そうなのかな〜」

そんな他愛もない話をしていると、向こうからわっと声が入ってきた。
そっちを覗くと、三人の男子が話していた。

何を話しているんだろうと見ていると。

「あっ、やっぱ竜人に目がいっちゃう?」

女子が言った。

「竜人?あの真ん中の男子?」

暮羽が指を指す。

「そうそう。顔はあの通りイケメン。性格も誰に対しても
人当たりが良いから皆から好かれてるんだよね。

ま、モンスターハンターにしか興味がないのが残念だけど」

女子が最後の言葉を本当に残念そうに言った。

「モンスターハンター?」

暮羽がその言葉を聞き返す。

「そ、彼ものすごい上手いんだよね。素人目でもかなりやばいもん」

女子がそういうと、暮羽は席を立ち竜人たちの元に向かった。

<視点変わり>

「おい。あの子がこっちに近づいて来るぞ。
ま・・まさか俺に一目惚れして告白するつもりじゃあ。

ど・・どうしよう。まだ心の準備が」

「うるせえぞ」

あたふたする和也に洸矢が一言言う。
暮羽はどんどん近づいてきて、3人の前で止まった。

(告白されたらやはり即断のほうがいいか。
それとも、間をおいてからのほうがいいか)

和也が心の中でそんなことを考えていると、暮羽は竜人の方に向いた。

「竜人君、ちょっといいかな?」

暮羽のその後の言動で竜人の心は大きく揺れ動いた。


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