二次創作小説（紙ほか）※倉庫ログ
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- ポケモンを知らなくても読める 『長髪の美少女』 プラチナ
- 日時： 2009/12/05 23:24
- 名前： Sagittarias ◆LOtoXYKJI. （ID: Tz3Xhr4z）
- 参照： http://blogs.yahoo.co.jp/sagittariaschu
みなさんごきげんよう。見習い小説家のSagittariasです。長い名前なので好きに呼んでください。
今朝最新話をアップした直後に消えてしまいました。というわけで４個目のスレを経てました。引越しを考えましたがこのサイトのデザインが好きなのでしばらくここにいます。よろしくおねがいします＾＾
プロローグは堅苦しいけど物語はそうでもありません。内容は田舎育ちの黒髪ロングのかわいい女の子が
・バカでせっかちな幼なじみに振りまわされたり、
・ロマンチストな頭脳派の男の子に言い寄られたり、
・初恋の人と再会して親密になったり、
・謎のイケメンと出会い意味深な発言をされたり、
・怪しいファッションの集団と戦ったり
と色々しているうちに大きな争いに巻き込れてしまいます。世界が大きく揺れ動く中、果たして彼女は運命の相手を見つけられるのでしょうか？そして彼女自身も知らない自分の秘密とは！？
今までの小説を読みたい方は私のブログで読むことをお勧めします。
２個目のスレには１話〜２３話の前編が載っています。
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13358
ブログでは全話読めます。挿絵つきでマンガも載せています。
http://blogs.yahoo.co.jp/sagittariaschu
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長髪の美少女
プロローグ
なんのために生まれ
なにをして生き
なにをなしとげて死ぬ？
なぜ死んだ？
なぜ生まれた？
どう育った？
流れる黒髪
発するはプラチナの輝き
ゆれる瞳
こぼれる真珠の涙
震える唇
放たれるダイヤモンドの意思
ヘラにかわいがられ
アテネに育てられ
アフロディーテに祝福された
彼女は長髪の美少女
神々に愛された世界の光
- Re: ポケモンを知らなくても読める 『長髪の美少女』 プラチナ ( No.11 )
- 日時： 2009/12/20 14:23
- 名前： もえい ◆UlPYwnLhSc （ID: ofdoxow7）
- 参照： トリップをつけてみた。違うパソコンから今日は失礼。
まあ、小説家を目指しているんだったらトップを気にするのはしかたがないことですよ。自分が言いたかったのは、ここはそういう場じゃないよってこと。大会はあるけどね。小説家はいつ落とされてもわからない、売れなくなったら終わりの世界だからそう思うのはあたりまえだけど。
これは自分の個人的な意見なのであんまり気にしないでいただきたい。それに、もっとあなたさまも強気でないとやっていけないですよ。自分の友達に小説家がいるんですが、結構苦しそうです。いつも強くないとね。文章がうまいだけならやっていけないそうですよ。
上から目線に見えるのは自分がそう思っただけかもしれないから別にそこまで気にすることはないと思う。
蛇足だけど、小説の基本を紹介します。
その１ 「！」や「？」の後は１マス開ける。
例：「おい！ 何をしているんだ」※「〜〜〜！」の場合の後は１マス開けなくてよい。
その２ 「…」は２つ繋げて「……」が基本。それより長くても、「…………」です。
その３ 「♪」や「ｖ」などの記号、顔文字は使わない。
↑は本格的な小説を書くときの基本です。検索すればいくらでも出てきます。
※この基本は本格的な小説を書くときであって携帯小説は別ですよ？
では、無駄なおせっかいを失礼しました。
- Re: ポケモンを知らなくても読める 『長髪の美少女』 プラチナ ( No.12 )
- 日時： 2009/12/20 23:01
- 名前： 霜歌 ◆P2rg3ouW6M （ID: vig/fBGk）
お久しぶりです＾＾
小説は消えまくるので別の掲示板の方に移しました。名前を変えても変えてもターゲットにされてるみたいなので；
そこの掲示板の方があまり小説を更新しなくても下がらないし、中学２年後期に突入した私にとっては居心地がいいんですよね＾＾
おっと、ここの掲示板で別の掲示板のことを書くのはいけないことですね；
まあ、とにかく別の掲示板のほうが消えないし居心地がいいということで移動しました。
・・・ということで、小説はこちらでは書かないので名前を「霜歌」に戻しました＾＾
小説は書かないといっても、こっちにはちょくちょく来ますね＾＾
では〜。
ＰＳ
サジタリアスさんは、サジタリアスさんのままで十分素晴らしいですよ＾＾
- お客様への返信 ( No.13 )
- 日時： 2009/12/22 18:24
- 名前： Sagittarias ◆LOtoXYKJI. （ID: Tz3Xhr4z）
- 参照： http://blogs.yahoo.co.jp/sagittariaschu
>11
＞もえいさんへ
アドバイスありがとうございます。やる気があるので大丈夫です！この小説は完全に趣味で書いているものなのであまり形式は気にしていませんでした。応募する小説に活かしますね＾＾
>12
＞霜歌さんへ
そうかさんお久しぶりです♪どうやらランダムに小説が消されているみたいですね。で、どこに行けばそうかさんの小説を読めるのでしょうか？＾＾ジョブチェンジお疲れさまです。
次の更新は明日です。ジム戦が終わったら引越しします。引越し先はブログに載せるので確認してください。あと少女漫画風に描いたトリオの絵に色をつけました。
http://blogs.yahoo.co.jp/sagittariaschu/4414135.html
- ２６話 意地 ＜前編＞ ( No.14 )
- 日時： 2009/12/23 23:11
- 名前： Sagittarias ◆LOtoXYKJI. （ID: Tz3Xhr4z）
- 参照： http://blogs.yahoo.co.jp/sagittariaschu
「お断りします！」
私はラミアではなくキララ★の入っているボールを取り出した。残念だけどヒョウタさんの挑発には乗らないわ！
「おいで！キララ★！」
「コ、コリ〜ン！」
ボールから出たと同時にキララ★は相手にいつもの迫力のない威嚇をした。目をつぶって威嚇したけど、イワークの巨体を見たとたんビクついた。
「リ〜ン？」
キララ★は不安そうに私を見た。だからそんな悲しい目で見ないで……。
「大丈夫よ、キララ★」
ただキララ★にも経験地を分けたいだけよ。すぐに戻してあげるからね。
「岩・地面タイプのイワークに電気タイプのポケモン……無謀じゃないか？」
「どうでしょうね」
あくまでも私は平静を装（よそお）った。大丈夫。私の手持ちはあと５匹。クルル♪がやられたけどまだ余裕で勝てるわ。
「そうかい。じゃあイワーク……」
「戻って！キララ★」
ヒョウタさんが指示するまえにキララ★を戻した。大切なキララ★にキズをつけるわけにいかないわ！
「ビッパー、もう一度GO！」
「ビーーップ！」
ビッパーは前歯を見せた。やる気十分ね！
「イワーク！『体当たり』！」
早いっ！
「『丸くなる』！」
イワークとビッパーがぶつかった。ビッパーは回転しながら私のまえに着地した。幸い体を丸めて防御力を上げたビッパーはほとんどダメージを受けていない。相手のイワークは間合いを取った。
「ビ〜…」
「イワー…」
トレーナーの指示を待ちながらにらみあう２匹。ヒョウタさんはふと肩を下げた。
「相性のわるいポケモンを出したと思ったら相性のいいポケモンを出す…………さっきからどういうつもりだい？」
ヒョウタさんは私をまっすぐ見た。あら、真剣な顔もステキｖ問いかけるヒョウタさんに私はウインクした。
「内緒ですｖ」
「そうかい……『いやな音』！」
「『鳴き声』！」
イワークの岩を削る音とビッパーの『鳴き声』で耳が痛くなった。うっ……『鳴き声』で相手の攻撃力を下げたのはいいけど『いやな音』でこっちの防御力が２段階下げられた。相性も能力も不利だしそろそろ入れ替えなきゃ。私はボールをビッパーに向けた。
「ビッパー！戻っ…」
「『しめつける』！」
「なっ！？」
ボールから出た赤い光線はイワークによって遮（さえぎ）られた。ジム内でビッパーの叫びがこだました。まばたきを終えたあと、私の目に入ってきたのはイワークに捕らわれたビッパーの姿だった。
「ビッパー！」
ダメ……逃れられない！硬い石のボディにすっかりしめつけられている。こんな状態じゃ『体当たり』も使えない。せめて前歯を活かせる技を使えたら……！
「さっきみたいに交代しないようにしめつけさせてもらったよ」
ヒョウタさんは口元をほころばせた。ビッパーが捕らわれた今となってはもうチャーミングとは思えない。むしろ憎たらしい。よくもビッパーを……！
「君は強いよ。昨日の戦いで君のポケモンを見たからわかる」
私は歯を食いしばった。いったいなにを言い出すの？
「でもどうも君はポケモンバトルをなめているね。ジム内のトレーナーたちとの戦いもそうだった。直接バトルを見たわけじゃないけど音が聞こえたからわかるよ」
私が、ポケモンバトルをなめている……？
「短パン小僧や山男相手に長引いていたね。君の実力ならもっと早くボクのもとへたどりつけたはずなのに」
「うっ……」
その通りだった。ナポレオンとセニョールだけを戦わせておけば短時間でヒョウタさんのところまで行けた。そうしなかったのは今回活躍できないポケモンたちもバトルに参加させたから。クルル♪、キララ★、ラミア、ビッパーに少しでも経験地を与えるため。…………別に油断をしていたわけじゃない。ただ、勝てる自信があっただけ。
「ポケモンバトルを……ジムリーダーをなめてもらったら困るな」
ヒョウタさんは右腕を上げた。なにかの合図……？それを見たイワークはいきなり頭をビッパーに降ろした。
「ビーッ！」
「ビッパー！」
イワークは何度も頭を上げては下げ、ビッパーに『頭突き』をした。まるで釘を打つカナヅチみたいに。
「やめて！ヒョウタさん！」
ヒョウタさんは何も言わずに攻撃するイワークを見守っていた。やめて！そんな硬い体で『頭突き』をされたらビッパーがかわいそう！
「『鳴き声』！」
「ビーッ！ビーップ！」
相手から受けるダメージを少しでも減らすため『鳴き声』を指示した。でもそれは時間稼ぎにしかならない。こうして『頭突き』を喰らっている間にも『しめつける』のダメージを受けている。
「いくら強いからって油断大敵だよ、ヒカリくん」
ヒョウタさんは余裕のある表情で言った。さっきまで私が余裕を持っていたのに。……………………本当に余裕を持っているのは、どっちだろう？
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危うく続きを書くのを忘れるところでした。セーフ！みなさんお待たせいたしました。２６話です。余裕がったらまた明日更新するかもしれません。
- ２６話 意地 ＜後編＞ ( No.15 )
- 日時： 2009/12/24 18:52
- 名前： Sagittarias ◆LOtoXYKJI. （ID: Tz3Xhr4z）
- 参照： http://blogs.yahoo.co.jp/sagittariaschu
「これ以上ポケモンを傷つけたくないなら降参してもいいんだよ」
「くっ…」
私、なめられてる？それとも失望されたのかしら。今降参すればビッパーを助けられる。明日再戦するときナポレオンとセニョールだけ戦わせれば確実に勝てる。でもそれじゃあジュンに遅れを取っちゃう……。
カタタタタタッ。
床に置いたボールが小刻みに揺れた。ナポレオンが入っているボールだ。私はそのボールを拾った。
「……」
ナポレオンは何も言わなかった。力強い目で私に訴えている。「あきらめるな」。
「降参しません！私は勝ちます！ビッパー！」
「ビーッ！」
イワークから猛攻撃を受けていながらもビッパーはスキをついてイワークの『しめつける』から逃れた。
「戻って！ビッパー」
「させないよ！『体当たり』！」
私はビッパーのボールをかかげた。だけど皮一枚でつながりながらも必死で私のもとへ戻ろうとするビッパーをイワークは容赦なくしっぽではらった。
「ビッパー！」
図鑑を見た。ダメ。もうHPが……！
「ビー……プッ…」
ビッパーは四つん這いに倒れた。またビッパーを瀕死にさせてしまった。もうこれ以上キズついたポケモンを診たくない……！私は目をつぶりながらビッパーをボールに戻した。
「最初から本気で挑んでいれば君のムックルもビッパもやられなかったよ」
「…………」
……うん。ヒョウタさんの言う通りだわ。ヒョウタさんのポケモンを経験地として見ていたからクルル♪とビッパがやられたのよ。これはポケモンバトルを甘く見ていた私への罰。でも…………罰はもう十分受けたわ！
「あなたを信じている！ナポレオン！」
「ポッチャー！」
気合を入れてボールを投げた。ナポレオンは「待ってました！」とでも言わんばかりに登場した。
「ようやく本気を出し……」
「ポチャーーーッ！」
ヒョウタさんが言葉を言い終えるまえにナポレオンは『泡』を吹き出した。私も指示してないのに。大きいシャボン玉のような泡のかたまりはイワークに直撃した。
「イワーーッ！」
「イワーク！」
ヒョウタさんのイワークは石の山が崩れるように倒れた。重たい音がジム内で反響した。数少ない手持ちが２匹もやられたのにヒョウタさんは冷静にイワークを戻した。
「う〜ん……岩・地面タイプに水攻撃は反則だな」
あと１匹しかポケモンを持っていないなのに、ヒョウタさんはあいかわらず余裕そうに振舞っていた。最後のポケモンによっぽど自信があるのね。３匹目のポケモンはもしかして……。
「出番だ！ズガイドス！」
「クエーーッ！」
ボールから現れたのは昨日見た恐竜みたいなポケモンだった。やっぱりズガイドスを出すつもりだったのね！
「次のポケモンも同じように倒せるかい？」
「なんとかっ！」
「ポッチャーー！」
さっきの戦いで勢いがついたのか、ナポレオンはズガイドスに突っ込みに行った。もうっ！慎重に行きたかったのに。これじゃあ補助系の技を指示しても言うことを聞かなさそう。
「『泡』！」
さっきと同じようにナポレオンは口から泡を飛ばした。イワークを一撃で倒した泡攻撃。それをズガイドスは紙一重で避けた。
「ずいぶん攻撃的なポッチャマだね！ズガイドス、『にらみつける』！」
ズガイドスは無言でナポレオンをにらみつけた。……よかった。先制攻撃を仕掛けたのに避けられたからダメージ受けると思ってヒヤヒヤしちゃった……ってナポレオンなににらみかえしてるの？！
「ナポレオン！もう１回！」
「ポチャーッ！」
ナポレオンの泡が炸裂した。ズガイドスはまた避けようとしたけど泡は左頬にヒットした。かすった！
「『頭突き』！」
ズガイドスは一直線に走った。まずい！あんな見るからに硬そうな頭で攻撃されたらただじゃすまないわ！
「よけて！」
「ポポポポポチャーッ！」
ズガン！
ズガイドスの頭が岩の壁にぶつかった。上から岩のカケラがいくつか落ちてきた。ナポレオンは手をバタつかせながらも横へ避けていた。じょ……。
「冗談じゃないわよ！あんな攻撃受けたらHPが半分は削り取られるわ！」
「だから切り札なんだよ。ズガイドス！」
「クエーーッ！！」
「ポチャ〜〜〜！！」
ナポレオンはコート内で駆け回り始めた。それを楽しそうに追いかけるズガイドス。こうして２匹のポケモンの追いかけっこが始まった。
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