二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ポケスペ ◆虹色学園の物語◆ 005うp
日時: 2009/12/21 20:56
名前: つっきー ◆6ErNcpqLy2 (ID: 8Sk6sKy2)
参照: http://sora-pure.jugem.jp/

はじめに言います。ポケスペ(ポケットモンスターSPECIAL)の学パロ小説です。

◆挨拶
消えました。2代目です。まぁ仕方ないSA☆
はい、つっきー(夜宮 月乃)です。あ、もちろんハンドルネームですよ?(笑
えと、「ポケスペで学園パロディやりたい!」っていうのが始まりだったんです。で、一回建てたんですけど見事に消されたと。
そんで思った。「本格的に書くのめんどい」
と言っても俺の書き方は本格的ではなかったんだけd((
ん、まぁそういう事で恋愛5のギャグ4のシリアス1でのケータイ小説書きっぽくなるんでご了承下しあ。
注意は>>1

参照(ブログ)でも小説更新中だぉ←



◆通常キャラ>>2
◆オリキャラ>>3
◆合唱部の仲間たち>>4

◆本編
001.かったるい入学式>>5
002.お昼>>6
003.部活見学>>7
004.決断>>9

◆番外編
放課後の教室>>8
ゴールド→オレンジ ゴールドのヤンデレ物語
夜中の空き教室>>10
コウ⇔オレ 終盤のオチが酷すぎる

◆おまけ
001.愉快な仲間達+αの雑談会>>13


◆お知らせ
2009/12/20 スレッド立て直し
2009/12/20 おまけうp
2009/12/21 005うp


◆お客様
月音様 ミニモネ様 大庭様 妃女癒様

かけがえのない俺のダチ共だZE☆←


◆その他
俺(桜月)の雑談スレッド
http://www.kakiko.cc/bbs/index.cgi?mode=view&no=8760

Page:1 2 3 4 5



Re: ポケスペ ◆虹色学園の物語◆ 立て直し ( No.7 )
日時: 2009/12/20 21:31
名前: つっきー ◆6ErNcpqLy2 (ID: 8Sk6sKy2)

003.部活見学

「美術部へようこそッ!!」

今、オレンジとミカと、ミカの双子の妹のルカと一緒に部活見学をしており、今美術部にいる所だった。

「ようこそ一年生!」
「ゆっくりしていってね!」

部活の先輩達がオレンジ達を出迎えると、部長らしき人がやってきた。

「ようこそ。部長のナオです。ゆっくりしていってね♪」
「は、はい……」

美術部は思ったより癒し系の部活で、ほんわかしていた。
見る限りでは、大半が女子で、男子は4.5人程度しかいなかった。

「なんか絵書いていく?」
「あッ、はい!!」

ルカとミカは声を合わせて即答で答えた。
オレンジは仕方なく一緒に絵を描くことになった。

「ミカとルカは何を描くの?」
「オリキャラかなぁ……」
「私も。……オレンジは?」

実はオレンジは初等部では美術……いや、図画工作が大の苦手であった。
絵も下手だし、耕作は部品をなくしたり、アクシデントどころの騒ぎではなかった。

「うーん……茶色のソフトクリームしk「やめやめ!!」

オレンジのイケナイ発言にミカは急いでオレンジの口を手でふさいだ。

「……さすがにウ○コはダメだよ?」
「はーい……」

オレンジはミカとルカの絵を見ながらボーッとしていた。
そして次は演劇部へ向かうことにした。


「あ、来た来た!!」
「ようこそ演劇部へ!」

演劇部専用の教室に来ると、演劇部員は、オレンジ達を誘っているかのように出迎えた。
演劇部専用の教室は、教室二つ分の広さで、片方は打ち合わせをすると思われるかのように、机が並んでいて、もう片方は何もないように空いている。

「あなたは私達の間でとっても有名なのよ♪」
「……有名?」

オレンジはクエスチョンマークを頭に浮かべると、演劇部員の一人が言った。

「初等部の学習発表会、とある一人の演劇部員がビデオに収めてたのですが、あなたがとても主役を上手く演じきって、小学生レベルじゃない! と全員が思ったのです」
「あ、あたしが……?」
「はい! ぜひとも演劇部に入ってほしいな〜って……」

オレンジはそう言われるととても断りにくくなってしまった。
一応、合唱部と迷っていたので、ちょっと心が揺らいでしまったが、もしかしたら自分の実力では期待を裏切ってしまうかと少し思った。

「あ、考えておきます……ね」

オレンジは、部員にそう言った。そして、合唱部へ向かった。

Re: ポケスペ ◆虹色学園の物語◆ 立て直し ( No.8 )
日時: 2009/12/20 21:32
名前: つっきー ◆6ErNcpqLy2 (ID: 8Sk6sKy2)

番外編.放課後の教室

「やめて……っ!」

夕方。誰もいないはずの中等部2-B組にゴールドとオレンジはいた。

ゴールドが少しずつ近づくと同時に、オレンジは後ずさりをする。
しかし、オレンジはゴールドから逃れない事はわかっていた。
ゴールドの手には……カッター。

「お……お願い、こないでっ……」
「……」

壁まで追いつめられ、ゴールドはオレンジの手を握りしめる。
それは今にも壊れてしまいそうなくらい、そして潰れてしまいそうなくらい、手を握りしめた。

「……もう逃げられない」

ゴールドはオレンジの耳元で言うと、オレンジは怯えながらも、小声で「う……ん」と呟いた。

「これからは……オレンジは俺のものだ。誰にも……誰にも邪魔はさせない!!」

オレンジは汗でビショビショだった。
そしてゴールドはオレンジの首をかじった。

「……!」

痛みが走るが、何も声を出せない。
首からみるみる血が出てくる。
するとゴールドは右手からカッターを落とした。

オレンジは「来た!」と思い、ゴールドからするりと抜けて逃げ出した。

「待て!!」

ゴールドは追いかけてくるが、なんとか逃げきれた。


「はぁ……はぁ……」

もうゴールドと一生一緒かもしれない。
シルバーと近づいただけで……視界に入るだけで、ゴールドにまた……あんな風にされる。


「……シルバーっ……助けて……ッ……!!」

届かない。逃げられない。そして何もできない。

Re: ポケスペ ◆虹色学園の物語◆ 立て直し ( No.9 )
日時: 2009/12/20 21:33
名前: つっきー ◆6ErNcpqLy2 (ID: 8Sk6sKy2)

004.決断

「ん? なんか聞こえない?」
「歌かなぁ?」

安らぐ声、安定する音程と声の柔らかさ……それが音楽室から聞こえた。

「失礼します……」

音楽室へ入ると、合唱部が居た。
指揮者は和らげるように指揮をし、音楽室中は合唱部は綺麗な歌声で響き渡っていた。

「……すごい……」

思わず言葉をこぼし、歌ってなかった合唱部の部員に話しかけられた。

「すごいでしょ? 先輩方の歌声……」
「……こんな綺麗な歌声、聞いたことないです……」

オレンジ達は先輩の綺麗な歌声に感動していた。
歌い終わった後は、必死に拍手をした。

「すごいです、すごいです!!」

オレンジは拍手が止まらず、ずっと続けていた。
すると一人の少女がオレンジに歩み寄ってきた。

「こんにちは、〝オレンジ〟さん」
「へ? なんで名前を……?」
「あなたは私たちの中でとても有名よ? 歌声が綺麗って……」

演劇部でも、合唱部でも、オレンジの名は知られていた。
そして、オレンジは心が揺らいでしまった。

「……決めます。あたし、合唱部に入りたいです!!」

オレンジは合唱部に入る、そう決断をした。
すると肩をぽんぽんと叩かれ、後ろを振り向くと、一人の少女が居た。

「あなたも合唱部へ入る予定なのね?」
「あ、はい!!」
「私はアイ。私も入部する予定なの。よろしくね?」

アイ——。アイはニッコリ笑った。
そして後のオレンジの犠牲者である。

「入部、楽しみにしてますね♪」

Re: ポケスペ ◆虹色学園の物語◆ 立て直し ( No.10 )
日時: 2009/12/20 21:33
名前: つっきー ◆6ErNcpqLy2 (ID: 8Sk6sKy2)

番外編.夜中の空き教室

「コウはあたしのモノだよ?」

オレンジはコウの首から出ている血を嘗めながらニヤリと笑い、コウの額にキスを落とす。

「……俺もココで終わりか」
「そっかー。マイちゃんに会いたいんだね。でも今頃ゴールドとマイちゃんは...」
「……今の俺らと同じ状況って事だろ?」
「そういうことだね」

オレンジはコウの上に乗ってクスクスと笑っていた。
コウは少しだけ汗を流す。

「……シルバーさんはどうでもいいのか?」
「……シルバーもバカだよ。ブルー姉さんと一緒だと思うから……さ!?」

コウはスキを見てクルリと回転し、オレンジを下にし、コウはオレンジの上に乗った。

「バカなヤツ。今度は俺の番だ」
「ふっ...そう来たか」

無駄に抵抗する事を諦めたオレンジは、コウの行動を受け入れた。
しかしオレンジが後ろにこっそりカッターを隠していることに気付かなかった。

「……どうしたの?」

コウは次第に涙を溢れさせ、それをオレンジの上にこぼした。

泣いている理由は、急にマイは愛おしくなった。それだけの事であった。
しかしそれをオレンジに言ってしまえばきっと自分は殺される、そう思っていたのだろうか。

「……どうし「オレンジッ!!」

急にドアが開き、誰かが歩み寄ってくる。
こんな夜中の学校に、それも空き教室に二人がいるのをわかってて入ってくる人物は...

「シルバー...」
「……お前ら、今まで何やって「オレンジに触るな」

急にコウがオレンジを引っ張って自分の方に引き寄せた。
シルバーは少し呆然としていた。

「……悪いな、オレンジは今から俺のモノになったんだ。だから「いいや、俺のものだ」
「シルバー!?」

シルバーの乱入で、コウとシルバーとのオレンジの取り合いになっていた。
その取り合いは朝まで続いたという...


「————って夢を見たんだけどさ」
「終盤のオチが酷くないか?」
「確かに」

Re: ポケスペ ◆虹色学園の物語◆ 立て直し ( No.11 )
日時: 2009/12/21 20:55
名前: つっきー ◆6ErNcpqLy2 (ID: 8Sk6sKy2)

005.お昼休みの出来事

「疲れたぁ〜……」

4時限目の理科が終わり、お昼の時間になって、オレンジはシルバー達の所に行った。

「今日は教室で食うの?」
「——ってゴールドが言うからな」
「まぁたまにいいだろっ!!」

オレンジは自分の椅子を持ってきて、ゴールドとシルバーは机をくっつけ、オレンジはその間に入って弁当の小包を広げた。

「あれ? シルバー今日焼きそばパンなの?」
「……それがどうした?」
「あたし焼きそばパン好きなんだよね〜。一口くれない?」

オレンジがシルバーにそう言うと、シルバーは一瞬時が止まったかのように動かなくなり、しばらくして焼きそばパンの袋を開け、パンをちぎって一口分オレンジにあげた。

「サンキュー!」

オレンジはシルバーから貰った焼きそばパンをすぐ口に運んだ。

「あ、そういえば」
「ん? どうしたの?」
「5時間目たしか学活で、委員会決めるんだよなぁ? 何にするんだ?」

そういえば……とオレンジは思い、少しうーんと考えてみた。
委員会は、生徒会・美化委員会・図書委員会・保健委員会・文化委員会・放送委員会・風紀委員会の7つ。
クラスの人数が40人ほどなので、一つの委員会におよそ5,6人入ると思われている。

「図書ってさ、たしか担当者が図書室で本を並べるのと本の貸し借りの為コンピューター作動をするだけだよね」
「たしか...そうだったな」
「うーん、図書委員になろっかな〜。ねぇねぇ、二人もそうしない!?」

面倒くさがりのオレンジは二人を誘いだすと、ゴールドはもちろんOKと言って、よくよくはシルバーも「しょうがない」と言って賛成してくれた。


……お昼終了後の休み時間。シルバー中等部と初等部を繋ぐ渡り廊下にいた。

シルバーは渡り廊下の所から、初等部と中等部を繋いでいる庭を見ていた。すると……。

「……やめてくれないかなぁ!? ……いい加減キレるよ?」
「どーせ何もできねぇんだろ?」

後ろで初等部の男子と女子が喧嘩していた。
その男子は女子より大きくて、女子は男子を見上げるようにしていた。

「目ざわりなんだけど」
「それはコッチのセリフだ!!」

すると男子のほうが女子に向かって殴りかかろうとした。シルバーはそれを助けようとしたが……。
気がついたときには、男子が倒れていた。

「……あたしに逆らおうなんざ百万年早いんだよカ.スが!!!」

女子は手をぱんぱんとホコリを取るような行動をすると、シルバーと目が合い、動揺した。

「あっ、こ、これはその〜〜...」
「…………見なかったことにする。心配するな」

シルバーは初等部の女子にそう言って頭を2,3回ほどポンポンと叩くと、そのまま渡り廊下を通って中等部に戻った。


Page:1 2 3 4 5



この掲示板は過去ログ化されています。