二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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お江戸DEでぃ〜ぐれ!!
日時: 2009/12/21 19:10
名前: 赤色ウサギ (ID: um7OQR3E)

お立ち寄りありがとうございます!

初めまして、あるいはお世話になってます?
私は(文才無いくせに勢いだけで書く)赤色ウサギです!
なんとなくDグレキャラをタイムスリップさせますよ!!
()の中は気にしないでください。いや、ホント!
消えたので地味に題名変えました^^小癪なマネです。

最初にこちらの方はお帰りを…↓

・荒らししにきた。
・Dグレ嫌い。
・赤色ウサギ嫌い。
・小説下手な奴嫌い。
・キャラ崩壊?ありえん!!
・実は仮想江戸のような…

以上です!
題名読みずらいのは勘弁してください…
ココも数回消えたので前のものです。↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14123
なんかもう…笑うしかないですね。

お客様歓迎!コメント歓迎!(どーせ来ないでしょうが…)

こんな哀れ?な作者に魂の救済頼みます…(泣
(おいアレン、手構えるなよ!ちょ、ぎゃあああ!!!)

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Re: お江戸DEでぃ〜ぐれ!! ( No.1 )
日時: 2009/12/21 19:07
名前: 赤色ウサギ (ID: um7OQR3E)

 第18夜 月は揺らぎ消える

幽「どう?狼の具合は。」

瑞「ん〜、良好。」

幽「そう、良かったわ…にしても、さっきの再会は酷くなかったかしら。」

瑞「過ぎた事だね。」

 開かれた襖から指す月光が二人を照らす。
 アレン達は別室で既に眠りについていた。
 狼は峠を越えたのか、息は静かだ。

 幽凪が不恰好な酒瓶を縁に置いた。
 二つの朱色の盃も雫が注がれるのを待つように鈍い輝きを放っている。

幽「まぁ、取り合えず今夜は月見酒よ!!」

 両方の盃が満たされ、盃の中に二つの満月が映る。
 
瑞「よし、朝まで飲みあかすかね!!」

幽「潰れた方が負けよ!!」

 ぐらりと月は揺らぐと二人に吸い込まれた。
 映れば消え、消えれば映り、不安定に光を放つ。
 それもまた美しかった。

 どれほど経っただろうか。
 幽凪が変わらぬ調子で呟いた。

幽「それにしても、狼は似ていくわね…。最初は驚いたわ。」

 ぴしゃん…

 瑞穂の盃の中の月が消えた。
 吸い込まれたのではなく、地に落ちて。

瑞「…幽凪、少し黙って。折角綺麗な月なんだからさ。」

 それは触れるなと言う合図。
 幽凪は「そうね。」と一言返すと酒に映った月を飲み干した。

 瑞穂は一度瞼を閉じると、一つの面影を潰した。
 潰しただけであって消せはしなかった。
 それでも構わない。
 一時的に頭の隅へ追いやるだけ。
 少しは思い出さず酒を飲みたい。
 


     
      
         ———————とても綺麗な月なのだから。
 
          
           終!!

Re: お江戸DEでぃ〜ぐれ!! ( No.2 )
日時: 2009/12/21 19:08
名前: 赤色ウサギ (ID: um7OQR3E)

 第19夜 珍客は飛沫と共に。

ア「もしかして、朝まで飲んでたんですか…?」

 アレンは呆れた目で瑞穂を見た。
 青い髪をガシガシとかいて大きな欠伸をする瑞穂。

瑞「ん…ああ、もう昼かぁ。」

ア「もう昼かぁじゃ無いでしょう!?なんで未成年が酒飲んでるんです!!」

 ひょこりと白髪の後ろから赤毛が見えた。

ラ「幽凪さん…だっけか…と飲んでたんさ?」

瑞「そうそう、幽凪はもう仕事かな〜…。つかいつの間に着物?」
 
 確かに昨日は汚れた団服を着ていたはずだが、2人は小奇麗な着物を着ていた。
 
ア「幽凪さんが貸してくれたんですよ。どうせ瑞穂の事だからしばらくここに居るんだろうって。」

ラ「リナリーとユウも着替え中さね。」

瑞「そ。そりゃ良かったね。でも白髪…」 

 ビシッとアレンを指差す。
 思わずたじろぐ2人。

瑞「私はアンタより数百倍年上だっ!!」

 しばらくの静寂。
 誰の顔とて変わりはしない。
 が、

2人「「あはははははは!!!!」」

 いきなり2人が笑い出した。
 完全に馬鹿にした顔である。
 瑞穂はむっと顔をしかめた。

ア「冗談じゃないですよ!!こんな子供が僕等より数百倍年上?不死者ですか!?」

ラ「酒も実は水じゃあないんさ〜?」

 その時、2人の後ろに新たな影が加わった。
 少し安定の無い足取りでふらふらと近づく。

ア「狼!!大丈夫なんですか?」

 それは怪我を負い寝ていたはずの狼。
 『狼』という名で呼ばれたためか不思議そうに首をかしげた。

狼「なんでお前が俺の名前知ってんだ?」

瑞「私が教えたからね。」

 納得したように「あぁ。」と呟くと、去ろうとする狼。
 だが、ラビにその裾を捕まれた。

狼「…何だよ。」

 ぎろりと神田にも劣らぬ睨みをラビは受け流し、先ほどまでの話を始めた。
 狼は嫌々その場に残っている。

ラ「いや、このちんちくりんの餓鬼が俺等より数百倍年上だっていってんだよ。」

瑞「誰がちんちくりんだ赤毛。ドタマかち割るぞ。」

ア「可笑しいと思いません?明らかに年下ですよ。」

狼「…間違ってんぞ。」

ア「ほら、狼も違うって…狼「いや、お前等が間違ってる。」

 何の迷いもなく2人を否定する狼。
 瑞穂は不適にニヤリと笑った。

2人「「え…どう言う…」」

狼「だから、このちんちくりんは不死者で、お前等より数百倍年上なんだよ。」

 それだけ言うと狼はまたふらふらと去っていった。
 取り残された3人は再び口を開く。

ラ「…マジ?」

瑞「マジ。」

ア「ありえない…。」

瑞「ありえてる。」

 瑞穂は自分が優位に立ったことを確認すると、一つ咳払いをして説明を始めた。

瑞「いい?耳の穴かっぽじって良く聞きなよ。時の案内人の秘密を。」

 そういえば昨日そんな事を言っていた気がする。
 アレンとラビは無言で話に耳を傾けた。

瑞「時の案内人って言うのは———」

 バシャアァァァァァァァァアン!!!!!!!

 しかし、前の庭の大きな池から水しぶきが上がり瑞穂の話は止まった。
 縁に座っていた3人にピシャリと雫がかかる。

 轟音と飛沫に目と耳をふさいだ。
 おそるおそる耳から手を外すと、声が聞こえた。

?「姉様っ!!お怪我はありませんか!?」

?「嗚呼、大丈夫だ。少し服は濡れたが…。」

 先ほどの文を修正しよう。
 瑞穂は一つ咳払いをして説明を始めようとしたが、黒髪の2人に遮られた。

 
           終!!

Re: お江戸DEでぃ〜ぐれ!! ( No.3 )
日時: 2009/12/21 19:10
名前: 恵 (ID: eXW3SRJt)

きたぜ!やっぱ最後のって・・・あの二人??

Re: お江戸DEでぃ〜ぐれ!! ( No.4 )
日時: 2009/12/21 19:11
名前: 泌月 楓黎 (ID: D486Goe5)
参照: 名前変えました! 音賂です^^

赤ウサ久しぶり!!

覚えている?


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