二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナズマイレブン 大江戸帝国 オリキャラ募集中
- 日時: 2009/12/27 22:29
- 名前: 螺璃 兎季 ◆AXS9VRCTCU (ID: FHdUl2HC)
- 参照: http://story.web.infoseek.co.jp/story.htm
どうも、螺璃兎季です
消えましたが、頑張るのでよろしくお願いします。
この小説でのルール
1、荒らさない
2、作者は、超馬鹿初心者です「そんな奴のなんて、読みたくねぇよ」な人は、今すぐ、帰ってください
3、水晶又は、イナズマイレブンが嫌いな方は、帰ってください
4、大江戸とか江戸の真似だろっと、思った方は、帰ってください
5、キャラ崩壊ありです
6、オリキャラ出すなって方は、帰ってください
7、最後に暴言は、止めてください
オリキャラ用紙(本編)
名前【】
性別【】
性格【】
年齢【】
容姿【】
必殺技(オリ技の時は説明を)【】
好きな物【】
嫌いな物【】
職業【】
出身の村(尾刈斗とかそういうのに村を付けてくださいオリの場合は、説明を)【】
その他【】
サンプルボイス【】
オリキャラ用紙(番外編)
名前【】
性別【】
性格【】
年齢【】
容姿【】
必殺技(オリ技の時は説明を)【】
ポジション【】
その他【】
サンプルボイス【】
本編
>>1-2
>>4-6
>>8-13
>>28
番外編集
>>19 「皇帝VS帝国」
>>23 「驪嚼イレブンと皇帝の厄病神」
>> 「受験生に魂の救済を!!」(綱海や番外編の漆原等)
>> 「天使と悪魔」雷門と驪嚼
番外編キャラの過去
「サッカーを始めた理由」
漆原編>>
>> 「封印した幻のFW」(漆原)
>>
>>
>>
番外編
>>14-18 曲>>30
>>27
>>
です
*お知らせ*
12/27 アンケート実施
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
- Re: イナズマイレブン 大江戸帝国 オリキャラ募集中 ( No.14 )
- 日時: 2009/12/24 21:42
- 名前: 螺璃 兎季 ◆AXS9VRCTCU (ID: FHdUl2HC)
- 参照: http://story.web.infoseek.co.jp/story.htm
長編番外編をやります
その名も
爆裂!!
驪嚼中サッカー部!!
です
第2章から雷門や白恋中が出ます
本編のオリキャラが出ます
オリキャラを応募してくれた方でこの話に出たい方は、気軽に言ってください
登場キャラクター(◎はキャプテン)(更新ありです)
◎漆原 元気(うるしばら げんき)(GK)
背番号は、一番の三年生で驪嚼(りかむ)中学サッカー部キャプテンで日本一のラーメン屋「侍丸」の息子。
学校一の学年成績を誇る天才。 以前は、FWだったがとある事件がきっかけでFWを止めた。
サッカー馬鹿。
五条 勝弥(ごじょう しょうや)(DF)
背番号は、二番の三年生で帝国の五条の兄。 眼鏡をかけていて、眼鏡を外すと、イケメン。
怪しげなオーラを出してるが、頼りになるみんなの相談役。
漆原と幼馴染みでテストだけは、ライバルに成る程、頭が良いが毎度、一点差で負ける。
贅雷 サワ鞍(ぜいらい さわくら) (リベロ)
背番号は、三番の三年生でバンダナを付けている幽谷にそっくりでバンダナを外したらイケメン。
頭が悪く、学年一頭が悪い。
魔城 朱莉(まぎ あかり) (MF)
背番号は、四番でアイマスクで目の下を隠している。
二年生で目の下は、鋭い眼をしている 空手道場の一人娘。
霧村 奈々(きりむら なな) (DF)
背番号は、五番で額にバンダナをしている バンダナの色が紫で真・帝国の弥谷と親戚。
おにぎりが大好きで特に梅干しおにぎりは、本人曰く最高らしい
九坂 秀一(くざか しゅういち) (MF)
背番号は、六番で守備陣のまとめ役の一年生でチーム一のツンデレ。
第二の突っ込み役
久平 正里(くだいら しょうり) (MF)
背番号は、七番の三年生。 名前が男っぽいけど、女。
力は、男並みで壁に穴を開ける
東條 楽太(とうじょう がくた) (MF)
背番号は、八番の一年生。
超ノリノリなヘッドホン野郎
田辺 微幻(たなべ びげん) (FW)
背番号は、九番の二年生。 円堂にそっくり
お祖父さんが元サッカー日本代表だったらしい。
背の小さい子が大好きで、背の小さい子が居ないため、たまに他校から、背の小さい子を誘拐することも……。
最近は、夏夫がお気に入り。
志鈿 美紅(しでん みく) (FW)
背番号は、10番 実は、皇帝から送られたスパイで実力は、ピカイチ。
天才エースストライカー 一年生。
神崎 美戸(かんざき みと) (FW)
背番号は、十一番で二年生。
和菓子が好物。 豪炎寺にそっくり
漆原 漆原 莉守(うるしばら りす) (GK、DF(リベロ))
背番号は、十二番の一年生で、元気の妹。
皇帝学園
◎竜建 夏夫(りゅうけん なつお) (MF)
皇帝学園サッカー部キャプテンで一年生。 背番号は、10番。背が小さく、皇帝のマスットキャラ。
過去につらい思いをし、それ以来特定(皇帝サッカー部)の人以外信じられなくなった。
感情や笑顔、明るさを失った。 蛙と豆大福が大好き
ユラニース・ロロゼル(MF)
背番号は、7番。 男勝りな女で夏夫と従姉で、数少ない信じられる人らしい。
三年生だが、皆に呼び捨てにしてもらってる皇帝学園のサッカー部一軍の副キャプテン的存在。
夏夫のことを常に気にかけている
影山 氷(かげやま ひょう)(FW)
背番号は、9番。 二年生で影山の養子。 ノリがよく明るいが、心配症。
最近、人を信じることなく、明るさを失った夏夫を気にかけている
夏夫の数少ない信じられる人。
咲山 勇聖(さきやま ゆうせい)(FW)
背番号は、11番。 三年生で咲山の兄。 参謀役。
穏やかで優しく、世話好きだが、たまに暴走野郎になる。
ラフプレーが得意とする。
佐久間 太郎(さくま たろう)(MF)
背番号は、4番。 佐久間の兄でペンギンよりサメでそれが原因で、帝国を止めたが、皇帝と帝国が仲が良いと知らずに、転校した。 夏夫にサメと蛙のことで喧嘩し、泣かれたことがあるため、健太とユラニースに殺されかけたため、以来二人の言うことは、必ず聞く。
源田 幸太郎(げんだ こうたろう) (GK)
背番号は、1番。 源田の兄。 別名[王の盾]の異名を持つGK。
太郎とは、親友で、サメの話を聞かせられている。
いつも、被害者。
成神 健太(なるかみ けんた) (MF)
背番号は、8番。 成神とは、双子の兄弟。
1年生で夏夫とは、帝国にいたころからの幼馴染み。 夏夫の良き理解者。
霧雨 聖夜(きりう のえる) (MF)
背番号は、5番。 二重人格者で表は、夏夫、健太、氷、勇聖、ユラニースには、敬語だが、裏は、毒のような口調の二年生。 一応、女
綾瀬 望未(あやせ のぞみ) (DF)
背番号は、2番。 小さい子好きな二年生で、微幻とひそかに、小さい子ファンクラブを結成してる。
メルアドを交換してるとか……。
田中 慎斗(たなか しんと) (DF)
背番号は、6番。 名前が普通な奴。
だが、本気を出すと、怖いかも!?
雫月 九音(なづき くおん) (MF)
背番号は、3番。 一年生によって、レギュラーから外されそうになった3年生。
ギターを弾いたりしている。
爆裂!!
驪嚼中サッカー部!! プロローグ
各地には、フットボールフロンティアに、出ない強豪校もある。
その隠れた強豪校で一番強い超強豪校があった。
その名は、驪嚼中!!
他の中学に比べたら、廃部確実と言われてる中学だが、フットボールフロンティア常連校の木戸川清修を5-0で破った中学だ!!
それ以来、挑戦する中学が多くなった。
そして——
驪嚼は、同じ地元の奏蓮町にあるフットボールフロンティア常連校の皇帝学園に負けてしまったのだ。
そこから、驪嚼の運命は、大きく変わることになるとは、誰も思いは、なかった——
これは、そんな驪嚼中の笑いあり、感動あり(?)、試合ありの物語である……。
木戸川清修中のグランド
「マジかよ!!」と、木戸川中サッカー部キャプテンの武方 勝は、言う。
それは、そのはずだ——
あのフットボールフロンティア常連校でサッカーの名門——木戸川清修中学が0-4で押されているのだ!!
その木戸川を苦しめてるのが、フットボールフロンティア出場回数四十年前に、一度だけ準決勝まで進んだと、言う。
謎に包まれた強さを持つ中学。
その名は——
驪嚼中。
そのサッカー部には、数人ほど女がいるが、強かった……。
ドリブルで眼鏡をかけ、オールバックの髪をした黒髪の背番号二番の選手がドリブルで上がっていく……。
だが、武方3兄弟がブロックしようとするが、ボールを空中に上げたそのボールを空中で器用に長身のバンダナが取り、ヘッドホンの選手に空中からパスした。
「ちょろいぜ!! 俺のソウルに着いていけるかな?」と、言うと、リズムに合わせたかのように、華麗なドリブルをした。
そして——、灰色のオレンジのバンダナの選手と黄色のツンツン頭の選手にパスした。
その二人は、「「シャインブラスト!!」」と、言って、同時に蹴ったのだ。
そして——、五点目が入った瞬間、ホイッスルが鳴り響いた……。
続く
- Re: イナズマイレブン 大江戸帝国 オリキャラ募集中 ( No.15 )
- 日時: 2009/12/24 21:43
- 名前: 螺璃 兎季 ◆AXS9VRCTCU (ID: FHdUl2HC)
- 参照: http://story.web.infoseek.co.jp/story.htm
爆裂!!
驪嚼中サッカー部!!
第一章「強豪!!皇帝学園」 第一話「サッカーを愛する者は、試合を制する!!」
東京の稲妻町と違う岩神町と、言うダイヤのような鉄塔が目印の町があった。
そこに——、
あの、隠れ超強豪校の——、
驪嚼中が、存在した——
そんな、驪嚼中には、個性的な部活があるのだ——。
それは、男女混合のサッカー部……
見た目は、とてもきれい。
個性的と思えない程だった。
でも、個性的なのは、そのメンバーだった。
GKで日本一のラーメン屋の息子の漆原 元気。
DFであの帝国学園に弟を持つ五条 勝弥。
リベロでとある学校の選手にそっくりな贅雷 サワ鞍。
等、色々な意味で個性的なメンバーだった。
そんな、サッカー部に転機が訪れる。
なんと!! フットボールフロンティア出場校の皇帝学園!!
その皇帝学園から試合の申し出があったのだ!!
そんなことを知らない驪嚼中サッカー部は……。
部室
「今日の理科の小テスト、どうだった?」と、サッカー部キャプテンの漆原が聞く。
「クックックッ、私は、ばっちりですよ。
雷サワは?」と、勝弥と、贅雷に振る。
「いいや、一門も解けなかった……。」と、落ち込みながら言う。
「「ドンマイ!!」」と、二人は、指を立てた。
すると——
ドカーン
と、ものすごい音がし、部室が燃えてる。
三人は、ため息吐いた。
何故なら、いつものことだからだ。
「あの、異常な燃え方は、「火炎魔人トルネード」だな。」と、贅雷が言う。
火炎魔人トルネードとは、驪嚼のFWの田辺 微幻の技だ。
気を溜めて、大きく回転し、帆の恩を纏った足を力一杯撃つ技だ。
魔人は、回転したときに、出るから「火炎魔人トルネード」。
「あいつら、仲が良いんだか、悪いんだか分からないな。」と、漆原は、言うと、部室の近くへ立った。
「全員、出て来い!!」と、叫ぶと、近くに居た陸上部やテニス部、ラグビー部の動きが止まった。
「だいたいな。 お前らは……」と、言おうと、すると、「虹の向こうに光る〜」と、言う俺の携帯の着メロが鳴る。
その携帯の画面に表示されていたのは、『監督』だ。
綺麗な人だが、適切な判断で俺達を勝利へと導く。
何故、その作戦なのかは、言わないが、俺達は、理解している。
「もしもし、監督?
何ですか?」と、聞くと、『漆原くん、皆もいるわね?』と、聞かれたので、「はい、居ますよ」と、返事を返した。
『次の対戦相手、皇帝だから、覚悟よろしく』と、言い、切ってしまった。
「次は、皇帝だってさ。
大丈夫だ サッカーを愛する者は、試合を制する!!って言うじゃないか。
だから負けない!!」
と、言うと、全員、「そういう問題じゃない!!」と、突っ込んだ
続く
- Re: イナズマイレブン 大江戸帝国 オリキャラ募集中 ( No.16 )
- 日時: 2009/12/24 21:46
- 名前: 螺璃 兎季 ◆AXS9VRCTCU (ID: FHdUl2HC)
- 参照: http://story.web.infoseek.co.jp/story.htm
爆裂!!
驪嚼中サッカー部!!
第一章「強豪!!皇帝学園」 第二話「1年生キャプテン」
「兎に角、特訓だ!!」と、俺は、言うと、「大丈夫かよ!!」と、久平が、言う。
「キャプテン、まず、敵を知りましょうよ!!」と、魔城が提案したが、「でも、敵を知るって言っても、レギュラー、変わってますよ。」と、楽太は、言う。
「確かにね……。」と、志鈿は、言う。
「じゃあ、会えば、いいじゃないですか?」と、優しい口調のアルトの声がした。
そんな声の奴は、チームには、いない。
後ろから声がしたので、振り向くと……、背の小さな緑の大きく左右が跳ねている分け目のとこにも小さく跳ねている髪で灰色の目の少年、ストレートの黒でちょっと白のメッシュが入っている紅い目の少女、赤色のポニーテールに、深緑の目をしている少年が立っていた。
「君たちは?」と、聞くと、ポニーテールの少年が「僕は、影山 氷って、言うんだ。
こっちの子は、ユラニース・ロロゼル。
で、キャプテンの竜建 夏夫。」と、言うと、ユラニースと、言う少女は、「私たちは、皇帝学園サッカー部。 あいさつしに来たわ」と、言う。
「強者であるお前らは、何故、弱者に……。」と、夏夫が冷たい目で見る。
その目は、まるで、冷静さを失わせる様な眼だった。
はっきり言うと、夏夫の背とその冷たい瞳は、似合わない。
父さんの手伝いで今まで、数えきれないぐらいの客を見てきた。
人が人生を送ってきたことなど、簡単にわかってしまう。
でも——、この夏夫という少年は……
七月生まれ、身長は、100以下、感情を表に出さない。
そして——、1年生で皇帝のキャプテン。
瞳に光がないこの少年の情報は、これだけ……——。
「敗者は、今のうちに消え去れ」と、夏夫が言うと、帰り始めた。
後ろの二人も一緒に……。
試合は、明日らしい……。
とにかく、頑張ろう!!
続く
- Re: イナズマイレブン 大江戸帝国 オリキャラ募集中 ( No.17 )
- 日時: 2009/12/24 21:46
- 名前: 螺璃 兎季 ◆AXS9VRCTCU (ID: FHdUl2HC)
- 参照: http://story.web.infoseek.co.jp/story.htm
爆裂!!
驪嚼中サッカー部!!
第一章「強豪!!皇帝学園」 第三話「皇帝学園で……」
その頃——、皇帝学園では……
三人が皇帝学園の校門を通りった。
すると、サッカーボールが飛んできた。
しかも、皇帝のキャプテンである夏夫に向ってだ!!
それをユラニースが返す!!
その返したボールは、かなりの勢いがあった!!
その勢いを片手で意図も簡単に、取ったのだ。
奥から、銀色のセミロングの少年、青のペイントにヒマワリのように、散らばってる茶色の髪の少年が来た。
「何のつもりだ?
佐久間 太郎、源田 幸太郎?」と、氷が、聞くと、「フルネームで呼ぶな。」と、幸太郎が、言う。
「何のつもりかしら? 夏夫に手出すなんてさ。
あんたら、最初に言ったよね? 夏夫を傷つけたら、ただじゃおかないって」と、ユラニースが怒りを込めた口調で言うと、太郎は、「勘違いすんな。 総司令官が呼んでるぞ」と、言う。
夏夫は、無言で皇帝学園内部へと、入って行った……。
皇帝学園内部
「やっと、帰ってきたよ。 遅いよ夏。」と、紫のロングヘアにヘッドホン姿の蒼い目の少年が身を壁に寄せている。
「健太か……。」と、言う。
「今日は、どこ行ってたんだよ。
珍しいな。 他行に興味ある夏なんてさ。」と、言う。
「別に……、ただ、あそこ(驪嚼中)のFWの中に、サッカーを教えてくれた男の子に似てる子が居ただけ。」
と、言うと、健太は、興味津々な顔で、「へー、で、名前は?」と、聞く。
「知らない。 ただ、小さい時に、サッカー場で遊んでくれただけ。
名前なんて、とっくの昔に忘れたさ。」と、言うと、立ち去った。
「忘れたんじゃなくて、忘れようとしたの間違いじゃないの?」と、言うと、夏夫の足が止まり、健太を冷たい眼差しで見つめた。
その眼は、まるで、すべてを凍らせるような感じだった。
普通の人なら、怖がって動けないが、健太は、音楽プレーヤーにスイッチを入れた。
そして、「分かったから、あの店で豆大福買ってくるからさ。」と、言うと、「よーし、一時間四十分以内でスキップしながら、行け!!」と、言ったが、「いいや、二分五〇秒で、十分。」と、言った。
歩いてるのに、風が吹いてるようなスピードで歩いてった。
続く
- Re: イナズマイレブン 大江戸帝国 オリキャラ募集中 ( No.18 )
- 日時: 2009/12/24 21:48
- 名前: 螺璃 兎季 ◆AXS9VRCTCU (ID: FHdUl2HC)
- 参照: http://story.web.infoseek.co.jp/story.htm
爆裂!!
驪嚼中サッカー部!!
第一章「強豪!!皇帝学園」 第三話「試合・前編」
いよいよ、試合の日が来た。
俺——、漆原 元気は、気合十分だ。
他のみんなもだ……。
ただ、気になるのは……、あの夏夫って少年。
俺の他にも、あの少年が気になってる奴がいた。
「嗚呼、あの、可愛い天使c、あの強豪の皇帝のキャプテンなんて……
可愛い!!」
そう——、小さい子大好きな微幻が……。
「キャプテン!!
微幻が……、小さい子をまた!!
誘拐しようとしてます!!」と、美戸が、叫ぶ!!
「よーし、穴にでも(「止めろや!!」)は?」と、久平が言いそうになると、五条が、言う。
しかも、勝弥じゃなくて、五条様になってるし!!
黒いオーラが出てる!!
「呑気だな……。
クズの分際めが!!」と、味方とパスし合ってる紫の髪の少年が居た。
その隣には、その少年のユニフォームを掴んでいるあの少年が居た。
「健太……。」と、ギュッと、ユニフォームを強く掴む。
「大丈夫だよ。
夏夫、怖くないよ。 安心してね。」と、優しい口調で言う。
でも……、俺たちに対しては、怖い顔で睨んでいた。
そいつの目を見る——。
名前は、成神 健太。 ポジションは、攻撃MFなど分かった。
他の全員の目を見たが、あの日、あの少年と一緒にいた氷って言う奴とユラニースって言う少女、そして——、成神 健太。
あの少年以外では、今言った3人が強いと見られる。
「さぁ。始めようか」と、言うと、皇帝は、グラウンドの方へ行ったので俺たちは、その後に続いた。
驪嚼中のサッカーグラウンド
グラウンドは、既に観客でいっぱいだった。
全員準備する。
ちなみに驪嚼のフォーメーションは
● ● ●
微幻 志鈿 美戸
● ●
楽太 久平
● ● ●
霧村 魔城 九坂
● ●
勝弥 雷サワ
●
漆原
だ。
俺たちは、このフォーメーションを『プラスクロス』と、呼んでる。
ピィィィィィィ
と、ホイッスルが鳴り響いた。
試合の開始の合図だ!!
「微幻!!」と、美戸が微幻にパスする。
だが、青のアイスクリーム髪の選手にボールを取られてしまった!!
そして、深緑にマスクをしてる選手にパスが回された。
いつの間にか、ゴール前にいた!!
そして、右指で何かしてるような仕草をした。
すると、氷と銀色のセミロングの選手が上がってきた!!
俺は、咄嗟に、技の構えをした。
「行くぞ!!」と、言うと、二人は、頷いた。
そして——、
「「「3百烈ショット!!」」」と、3人素早く蹴った。
そして——、素早い加速がかかったシュートは、俺のとこに来た!!
俺は、神経を手に集中し、拳をギュッと、握り締めた!!
両手の拳同士をぶつかり合わせ、大きな衝撃を与えた。
ドダダダダダンッと、ゴール前に、大きな盾ができる。
俺は、「メタリックシールド!!」と、叫んだ。
だが……、パキッ パキッ、と、音を立てて、割れた。
俺は、頭を地面に強打した。
シュートは、入ってしまった……。
爆裂!!
驪嚼中サッカー部!!
第一章「強豪!!皇帝学園」 第三話「試合・中編」
「漆原!!」
「キャプテン!!」と、みんなが叫ぶ。
でも、俺は、視界が真っ暗になった。
嗚呼——、何にも見えない……。
頭がすごく、痛い……。
力が出ない……。
何でだ……。
みんな近寄ってく中、一人ただ、立ち尽くす人物が居た。
それは、志鈿 美紅——。
驪嚼のエースストライカーだ。
あれ……?
いつ声が足りない……。
視界が見えないけど、分かる。
志鈿が、居ない!!
何でだ……。
冷たい!!
誰かが水とか、かけたな!!
あれ、視界が広がってく……。
目の前には、ペットボトルを持った微幻と雷サワ、美戸が居た。
「良かった。」
「心配したぞ!!」と、言うと、聞きつつ、目線を皇帝の方へ向けると、あの少年——、夏夫が震えていた。
まるで、何かの存在を恐れてるかのように……。
—皇帝サッカー部視点—
「フッ、あの女使えたな。」と、太郎が言う。
そう——、皇帝は、『とある女』を使って、キーパーである漆原のキーパーとしての力を無くさせる薬をスポーツドリンクに盛らせたのだ。
「いくらなんでも、こんな作戦…、卑怯じゃない?」と、望未が、言うと、「勝つ為なら、手段を選ばない……。」と、幸太郎は、言う。
「……元雷門中サッカー部伝説のエースストライカー——、漆原 元気……。
全く、その面影もないな。」と、慎斗が言う。
そう——、漆原は、廃部寸前のサッカー部——、雷門中のエースストライカーだったのだ!!
すると、夏夫が震え始めた。
「夏夫、大丈夫よ。
あの技を出す必要ないよ。」と、ユラニースは、優しい口調で言った。
「違う。 夏夫は、あの技を出すのを拒んでるじゃない!!
夏夫、過去のこと、思い出したのか?」と、健太が、聞くと、夏夫は、「コクリッ」と、頷いた。
「分かった。 ベンチで休んでて」と、言う。
それを聞いた勇聖は、「交代を申し出る!! 竜建 夏夫に代わり、一条 鷹宗を!!」と、言った。
驪嚼視点に戻り……
この後、次々に点を入られた。
俺の責任だ——。
あの時、誓ったことを破ってしまった——。
仲間が傷ついてく中、俺は、何もできなかった。
不思議だ——。
力が入らなかった。
こんなこと、今まで、なかった——。
そして、前半終了した……。
0対10で……。
前半は、終了した——。
爆裂!!
驪嚼中サッカー部!!
第一章「強豪!!皇帝学園」 第三話「試合・後編」
「なんて強さだ!!」と、雷サワが叫ぶ。
「くっ、目眩がする……」と、漆原は、言った。
(とんでもないことしちゃった……。)と、志鈿は、自分を責めた。
後半開始の合図が鳴った。
だが——、驪嚼のみんなは、疲れ果てていた。
そして、1点、1点、また1点と、入れられていく……。
嗚呼、なんということだろう……、神は、隠れた強豪に味方せずに、普通に表に出ている強豪に味方した。
そして——、0−87と、言うあり得ない点差で負けてしまった。
全ては、運命に導かれたのだ——。
脅威と言う運命に……。
続く
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