二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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D. Gray-Man
日時: 2009/12/26 16:11
名前: ХキャンベルХ (ID: BeNIg4Jd)

これはD. Gray-Man をそのまま書いた小説です。

どうか最後まで見ていって下さいネ(´・ω・)ノ゛


×注意提示版×
 
①)荒らしは禁止。

②)暴言や悪口は禁止。

③)オリキャラは一切募集しておりません。

④)おかしな点がありましたら報告お願いします。

⑤)コメントは募集しています。


以上です。

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Re: D. Gray-Man ( No.1 )
日時: 2009/12/26 16:17
名前: ХキャンベルХ (ID: BeNIg4Jd)

†プロローグ†


エクソシスト———・・・





  ——それは゛神゛に魅入られた者達・・・





  ——彼らは闇より現れる・・・





  ——まがまがしき・・・者を・・・










                ——葬る為にある・・・・・

Re: D. Gray-Man ( No.2 )
日時: 2009/12/26 17:30
名前: ХキャンベルХ (ID: BeNIg4Jd)

—第1夜— 『悪魔を狩る少年』1/3


【仮想19世紀末】


ボーボーーッツ


ザッザッザッザッザ


汽車の笛が鳴り列車が到着する。


キーーーーーーッ


ザッ・・・ザッ・・・ッ・・・


トコットコッ


汽車から1人の少年が降りた。


ゴーンッゴーン・・・


大きな時計台から音がする。


バッサバッサバッサ・・・


不思議な黄色の生き物が少年の方へ飛んできた。


「ティムキャンピーッ」


少年は黄色い不思議な生き物に言った。


生き物は『ティムキャンピー』と言うらしい。


バッサバッサバッサ・・・ッ


ティムキャンピーは少年の頭で止まった。


「ッハあんまり飛び回るなよっ猫に食べられちゃうゾッ」


ガサッ


後ろのカーテンが開いた。


「ッハッ!!」


後ろを向くと、ピエロの格好をした人と、ウサギの格好をした人が居た。


「良かったら食べるかい?」


ピエロの格好の人が言った。


「ありがとうございますっ」


少年は頭を下げた。


ドカッ


ウサギの格好をした人がピエロを押して聞いてきた。


「旅行かい?」


「いえっちょっと挨拶に行くんです(ニコッ」


そして少年は1度息を吸いもう1度言った。


「エクソシストの本部へ・・・」


三日月が綺麗な夜だった。


*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○*○


「ねぇ知ってる?ここで何人者人が消えてるんだって」


「ここは何年も使われてないから・・・金の無い旅人が良く泊まるんだ・・・」


ある建物の前を通っていく人が言った。


「そして朝になると旅人の姿が無く服だけが残ってる」


「呪われてるんだよ・・・だってここ2年前にも・・・」


スタスタ・・・


その話を聞きながらある彼女は建物を見つめた。


「モアっ本当に入るのか?」


彼女に向かってある男は言った。


彼女はモアと言い、そして今その呪われた建物に入るらしい。


スタ・・・ッ


モアは足を止めて後ろに勢い良く振り返った。


「街の人から苦情が出てるのっここで人間が消えてるのなんだの・・・」


「だから・・・呪われてるって言ってるのに・・・」


男は震えながらモアに言い返した。


「チャールズ?それが警官のセリフ?」


男はチャールズと言い、そして2人は警官らしい。


ザッ


モアはドアの前に立ち、帽子を深くかぶった。


「どうせ誰かが流したたちの悪いデマよっ」


モアは怖がる様子を一切見せずに言った。


「ここは呪われてなんかいないっ」


「分かったよ・・・」


チャールズは下を向きながら言った。


ギギーーギギッッ・・・・・


モアはドアを開けた。


スタ・・・スタ・・・


彼女は一歩一歩中へ入り、それに続きチャールズが入っていった。


バタンッ


ドアが閉まった。


「うぅ・・・うわぁ荒れ果ててるな・・・」


チャールズは震えながら言った。


「こんな所に旅人が泊まったりするのかしら・・・」


あたりは静まり返っていた・・・すると、


「うわぁあわぁあっっ」


「ッハ 何??」


モアは勢い良く後ろを向いた。


「ああああ・・・足に・・・」


にゃあー・・・


「んんっ?」


あたりは真っ暗で良く見えないので、モアはチャールズの足に近づいた。


「う・・・ふぁ・・・ううっ」


チャールズはずいぶん怯えているようだ。


「猫よっ」


モアはあきれたように言った。


サッサッサッサ


モアは天井から何か音がし、上を向いた。


「っはっ・・・」


ギャアッギャアッピーギャッ


大量のコウモリがこちらに飛んでくるのだ。


「うわぁわぁっうわぁぁぁっ」


チャールズは叫んだ。


スッ・・・


するとモアの目の前に大きな手が現れた。


「いやぁあっやぁあああっ」


モアは叫んだ。


バサバサバサバサッ


たくさんのコウモリが1度に飛び去っていった。


「はぁっはぁっはぁっ・・・大丈夫かぁっ・・・モアっ」


倒れているチャールズは息を荒くしながら言った。


しかしそこには誰もいなかった。


「っモア?・・・ハッ」


ドンッッ!!!!!


すさまじい音とともにモアはイスに突きつけられた。


「ッハガッ」


「つかまえたぁ・・・」


「ハガッ・・・ゲホッ」


バサバサッピギャア←コウモリです


そうっ突きつけたのはあの少年だった。


「えっ?へっっ?」


少年は慌てながら言った。


「えっ人間?どうしてこんな所に・・・」


カチャッ


「へ?」


少年の腕には手錠がかけられていた。


「しかも警官っ!?」


「こいつ・・・よくも・・・」


モアは息をきらしながら言った。


「何者だぁっ!!!!!」


モアは大声で言った。


「ごごごっごめんなさい・・・」


少年は言った。


「つい夢中で気づかなくて・・・えぇっと」


モアは思いっきり少年を睨みつけた。


「その・・・捕まえようとしただけなんですっ猫を・・・」


「ハッッ」


モアはやっと気づいたかのように言った。


「その・・・ただの旅人です・・・ハハ」


少年はいきなりの声にびっくりしたのか小さな声で言った。


そしてモアは少年に今までの事を話した。


「へぇ・・・ここってそんな物騒な話があったんですか」


少年は手を紐で縛られながら言った。


「僕は・・・今夜この街に来たんですけど・・・ここの前を通りかかった時この野良猫に大事な物を食われちゃって・・・ずっと探し回ってたんです・・・」


「ふぅ〜んっ」


いかにも怪しいと言う声で言った。


「ほほほっ本当ですっ師匠からのあずかり物でっ無くすわけにはいかないんですっ」


「ししょぉ?その人はどこに居るの?」


「あっえっいや・・・今はその・・・インドで失踪して・・・」


んにゃぁぁ


猫が少年が座らせられているイスに乗った。


「お前のせいだぞぉっ」


少年は泣きそうになりながら言った。


んにゃぁぁ?


「っはぁ・・・」


モアはため息をついた。


(まだ子供じゃないの・・・)


モアは心の中で思った。


「っとにかく・・・同僚を連れてくるから待ってなさい」


モアが言ったその時だった。


「うわぁあああああああああああああああああああああああああああああああ」


小さな地震とともに声がした。


「っなっっ何!?」


モアと少年は声がした方を向いた。


にゃっ?


「君はここに居てっ」


バタンッ


モアはドアを閉めると階段を駆け下りた。


カンッカンッカンッ


モアは膝に手を置き前を向いた。


「誰だっ!!!!!!」


するとそこには・・・


「っはっ・・・」


モアは一気に顔の色を変えた。


チャールズが下を向き苦しんでいた。


「う・・・うっ・・・」


「チャールズ?」


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