二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- マーメイドメロディぴちぴちピッチ*嵐の後の嵐キャラリク受付中
- 日時: 2011/08/05 11:12
- 名前: R@Mi (ID: kZS..00.)
消されたぁ〜!!!
なので再うpしま〜す。
登場人物 >>1
プロローグ >>2
Ⅰ<琴羽出現篇>
エピソード1 >>3 「助けて・・・!」
エピソード2 >>4 「新たなる水妖『琴羽』登場!」
エピソード3 >>5 「信じる心」
エピソード4 >>6 「通じない歌声」
エピソード5 >>7 「その頃、南極海」
エピソード6 >>8 「姉妹の愛」
エピソード7 >>9 「マリーの正体」
Ⅱ<仲間入り篇>
エピソード8 >>10 「とんでもない客人」
エピソード9 >>12 「琴羽の企み」
エピソード10 >>11 「落ち込むマーメイド」
エピソード11 >>13 「琴羽の力」
エピソード12 >>14 「何も知らない姉妹」
エピソード13 >>15 「琴羽の歌、プリンセスの歌」
エピソード14 >>18 「新しい仲間!?」
Ⅲ<恋時雨篇>
エピソード15 >>19 「ダラダラプリンセス」
エピソード16 >>20 「るちあのクリスマス」
エピソード17 >>21 「波音のクリスマス」
エピソード18 >>22 「リナのクリスマス」
エピソード19 >>23 「作戦会議」
エピソード20 >>24 「まだまだやるよ!作戦会議」
エピソード21 >>27 「いつまでやるの?作戦会議」
エピソード22 >>29 「ようやく、作戦実行!」
エピソード23 >>30 「琴羽の過去」
エピソード24 >>31 「籠の中の時間」
エピソード25 >>32 「休息」
エピソード26 >>37 「手伝え」
番外編1 >>28 「遠い記憶」
オリジナル詩(歌詞)
るちあ達の新曲『夜明け前』 >>16
琴羽持ち歌 『地獄の桜』 >>17
- Re: マーメイドメロディぴちぴちピッチ〜嵐の後の嵐〜 ( No.10 )
- 日時: 2009/12/27 10:04
- 名前: R@Mi (ID: tuG0e6yh)
エピソード8
琴羽の闘いから一夜、るちあ達はパールピアリのバルコニーにいた。
るちあ 「海の平和が戻ったと思ったのに・・・」
波音 「クヨクヨしても仕方ないじゃない。現れちゃったものは現れちゃったんだもの」
リナ 「沸いて出たみたいな言い方するなよ・・・」
?? 「そうよ?仕方が無い事なのよ」
?? 「ホントだよね〜」
るちあ 「誰!?」
バッと振り返ったるちあの目の前には・・・・
波音 「シェシェ!それにミミも!何で!?」
そこには、あの2人が堂々と立っていた。
とりあえず、人間に近い(耳があったり、尻尾が無くなったりする)体に変装しているが、一目ですぐに誰だか解ってしまう。何故なら、髪の色や服の色はそのまんまだからだ。
リナ 「そういえばミミは2つの変装が出来るんだな」
そう。今のミミは先ほど話した通りだが、マリーとして陸に来たときのミミはグレーの髪の毛だった。
ミミ 「アレは眼鏡が無いと出来ない変装だから何かと面倒なの。」
シェシェ 「ミミだけじゃなくて、私も第2変装可能よ。」
波音 「こっちの疑問にも答えてよ!何であんた達がここにいるのよ!」
ミミ 「あぁ、そうだ。危うく本題を忘れる所だった。」
すると、ミミは今まで後ろに隠していたあるモノを出した。
シェシェ 「これ、貴方達の落し物でしょ」
るちあ 「え!?ヒッポ!?」
ミミ 「琴羽と闘った所の近くに倒れてたから、助けに来て巻き添え喰らったんだと思う」
ペンギンのヒッポはグルグルと目を回していた。
リナ 「なんて情けないんだ・・・・」
波音 「こいつって、聖獣よね」
るちあ 「ていうか、あたし達の近くに来てたんだ・・・ヒッポ・・・」
リナ 「とりあえず、ありがとな。2人とも。コイツは責任を持って受け取っておくよ」
波音 「用が済んだらサッサと帰ってくれるかしら?」
シェシェ 「はいはい。サッサと帰るわよ行くわよ、シスター・ミミ」
ミミ 「うん。あっ!その前に・・・・」
るちあ 「何?」
ミミ 「エアパッキンある?」
とんでもない客人だった気がした。
(続く)
- Re: マーメイドメロディぴちぴちピッチ〜嵐の後の嵐〜 ( No.11 )
- 日時: 2009/12/27 10:05
- 名前: R@Mi (ID: tuG0e6yh)
エピソード10
パールピアリのバルコニーには、るちあ達がドヨ〜ンとした雰囲気で座っていた。
にこら 「何辛気臭い顔してるのよ、貴方達!」
落ち込んでいるるちあ達を室内から見ていた、にこらがバルコニーに出てきた。
波音 「にこらさん・・・」
にこら 「貴方達プリンセス様の役目は海の平和を守る事でしょ!また海が荒れたのなら前みたいに根気良く敵に立ち向かっていかないと!」
るちあ 「だけどお姉ちゃん・・・琴羽には・・・私達の歌は効かなかった・・・」
にこら 「そんな暗い顔してたら倒せるモノも倒せなくなるわよ」
ザザザアアアァァァ・・・
と、海の波の音が聞こえた。その波は荒々しく唸っている様だった。
すると、海面に黒い光が見えた。
リナ 「何だ・・・!?あの黒いのは!」
るちあ 「行ってみよう!」
波音 「うん!」
(続く)
- Re: マーメイドメロディぴちぴちピッチ〜嵐の後の嵐〜 ( No.12 )
- 日時: 2009/12/27 10:12
- 名前: R@Mi (ID: tuG0e6yh)
エピソード9
その頃、琴羽は海底にいた。一匹の雑魚に手をかざしながら呟いた。
琴羽 「もらい物の力は本物のそれと比べると大した事無いいわね。やはり、赤鬼の力だけではダメみたい。青鬼の力も奪わないと・・・・」
琴羽は地上を見上げ、笑った。
琴羽 「青鬼の力も奪えば・・・・我が復讐を果たす日も、そう遠くない筈よ!・・・・・待ってなさい!青鬼!」
(続く)
- Re: マーメイドメロディぴちぴちピッチ〜嵐の後の嵐〜 ( No.13 )
- 日時: 2009/12/27 10:14
- 名前: R@Mi (ID: tuG0e6yh)
エピソード11
琴羽 「さぁ、この毒を撒き散らせば姿を現すかしら?」
るちあ 「待ちなさい!」
琴羽 「あれ?マーメイドプリンセス様が3匹も・・・でも今日は貴方達に用事は無いの。」
波音 「あたし達に用が無かろうと、あたし達はアンタに用があんのよ!」
琴羽 「う〜ん・・・。どうも上手くいかないわね・・・。オニアンコウを誘き寄せる為にはどうしたら良いのかしら?」
リナ 「ブラックビューティーシスターズに用があるのか?」
琴羽 「正しくは妹の方だけど・・・赤鬼の力はもう奪ったから、後は青鬼の方だけ・・・・。あいつの力を奪えば私がこの海の支配者になる日も近いはずよ」
るちあ 「力を奪った・・・!?いったいどういうこと!?」
琴羽 「あ・・・そうね。説明してあげるわ・・・。私のこの能力、毒で相手を操るものなの。」
波音 「だから何だって言うのよ!」
琴羽 「この毒は、ある物を指定して操る事ができるの。身体全身を操る事だって出来るし、手や足だけを指定して操る事もできるの」
3人 「・・・?」
琴羽 「つまり!この力を使えば、相手の能力の源を操って、私の体内に取り込ませて私の力として使う事ができる。」
リナ 「体内に取り込まれたら、元の能力の所有者はどうなるんだ?」
琴羽 「もちろん、能力の源は私の中にあるから、そいつはもう能力を使えないわ」
波音 「じゃあ、シェシェはもう能力は使えないの!?」
琴羽 「赤鬼から奪ったのは水妖を作る力のみ。でも、赤鬼の力だけでは大した水妖は作れなかった・・・・。」
るちあ 「だからミミを誘き出そうとしてたのね!」
琴羽 「でも釣れたのはアンコウじゃなくて人魚だったみたい。」
リナ 「ミミとシェシェが今こっちに来たら厄介な事になる。今のうちに片付けるぞ!」
るちあ 「分かったわ!」
<ピンクパールボイス>
<水色パールボイス>
<グリーンパールボイス>
るちあ 「たとえ私達の歌が通じなくても関係無い!海の平和を守るために、私達は歌うの!」
<ぴちぴちボイスでライブスタート!>
〜♪♪♪
〔七色の風に吹かれて 遠い岬を目指してた
夜明け前 聞こえたメロディ
それはとても 懐かしい歌〕
琴羽 「無駄だって言ってんでしょ!」
琴羽は毒針をるちあ達のライブステージに向けておもいっきり飛ばした。
パアァッっとライブステージが割れた。
3人 「キャァー!」
琴羽 「青鬼!さっさと出てきなさいよ!」
琴羽は怒り気味にるちあ達をギロッと睨みつける。
(続く)
- Re: マーメイドメロディぴちぴちピッチ〜嵐の後の嵐〜 ( No.14 )
- 日時: 2009/12/27 10:15
- 名前: R@Mi (ID: tuG0e6yh)
エピソード12
そのころ、ブラックビューティーシスターズ。
シェシェ 「ねぇ、シスター・ミミ?何か聞こえない?」
ミミ 「え・・・?」
耳を澄ますと、確かに何か聞こえてくる。
ミミ 「これは・・・るちあ達の歌声!」
シェシェ 「また琴羽が現れたのかしらねぇ・・・」
ミミ 「助けに行こうよ!シスター・シェシェ!」
シェシェ 「え〜?何で私達が行かなきゃいけないのよ?」
ミミ 「だって・・・るちあはアタシをあ助けてくれたし・・・・シェシェだって助けてもらったじゃん!」
シェシェ 「そうだけどー・・・・」
ミミ 「シェシェが行かなくてもアタシはいくよ!」
シェシェ 「ミミがそこまで言うなら・・・仕方ないわね。」
ミミ 「ありがとう!シスター・シェシェ!」
2人は知らない。琴羽の狙いがミミである事に。
シェシェが既に、力を奪われてる事も・・・。
(続く)
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