二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- +・。悪ノ召使。・+【ボカロ】
- 日時: 2009/12/31 11:40
- 名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: OeKIzsMq)
&.はじめに
このスレはボカロのいろいろな曲を小説化したいと思います!
最初は悪ノ召使です!
前消えた悪ノ召使を少し変えて載せていきますwww
&.ルール
1.ボカロを知らなくてもおK!
2.荒らしはスルー。
3.感想はいつでもおK!
4.それじゃあ守ろう!
- Re: +・。悪ノ召使。・+【ボカロ】 ( No.2 )
- 日時: 2009/12/31 11:42
- 名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: OeKIzsMq)
+エピソードⅠ+
「レンはやく〜〜〜〜〜!!!」
小さな女の子・・・リンが、その弟・・・レンを走りながら手招きしていた。2人は今年で3歳になる。まだ、王になるのはリンとは知らないときだった。
「まってよリン〜〜〜はやいよーーー!!」
リンは無邪気に笑い腰を落とした。
ちょうど2人は庭で仲良く遊んでいた。
レンはやっとこさでリンのところに辿り着いた。
リンはにこっと笑うと近くに咲いていた花を茎からちぎって、繋ぎ合わせていった。
それをレンはじっと見つめていた。
リンは自分の指を起用に使い、顔を上げるとにこっと笑った。
「できたよレン!!!」
レンは、わあぁと言って驚きの顔を見せた。それは少し大きな花の冠だった。
「ねえ!それどうやったの!どうやったの!」
リンは微笑み、これあげる!といってレンの頭に置いた。
「ありがとうリン!!大事にする!」
刹那———・・・レンは大きく目を開けた。
「リン!後ぉーー!!!」
後からリンはある男に引っ張られ、どこかに連れて行かれた!
「いやっ!いやだよ!レン!レンーーーーーーーーー!!!!!」
レンはショックのあまり頭においていた花の冠を落としてしまった。男はリンにこう言った。
「あなたがたのお父様、王は、リン様を【黄色の国】の王に決定されました。さぁ・・・リン様はこちらへ・・・」
「まってよ!なんでレンを置いていくの!?一緒に行かせてよ!!」
リンは大きく叫んだ。
「大丈夫ですリン様。また14歳になったら会えます!」
リンは目にいっぱい涙をためて、嗚咽をはき始めた。
レンは涙を堪え、にこっと笑った。
「大丈夫だよリン。また会えるって・・・だから・・・まっててね・・・僕が14歳になるまで・・・」
「いやだよ!レン!!!レーーーーーーーーーーーーーーン!!!」
『約束だよ・・・』
そしてリンとレンの運命は二つに裂けた・・・
- Re: +・。悪ノ召使。・+【ボカロ】 ( No.3 )
- 日時: 2009/12/31 11:45
- 名前: 咲楽 ◆LW1MLyeKg. (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: 2009年も終わりか...
どうもこんにちは!!
私もボカロ好きです←
……実はリンレン好きになったきっかけの曲はこれなんですよね(*-ω-*)
更新ファイトです←
- Re: +・。悪ノ召使。・+【ボカロ】 ( No.4 )
- 日時: 2009/12/31 11:49
- 名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: OeKIzsMq)
+エピソードⅡ+
あれから11年の月日がたち、レンは【黄色の国】のある老夫婦の家に預けられていた。
老夫婦はレンを実の孫のように可愛がってくれた。
預けられていた間、レンは料理など、掃除、お城に居た頃はやった事も聞いた事も無いようなことをやっていた。
今日はお城に戻る日だった。
「ありがとうねお婆さん、お爺さん・・・」
「「レン・・・」」
老夫婦は悲しい顔をした。レンは微笑、家のドアを開けた。
「「元気でね・・・」」
「うん・・・じゃあね・・・」
老夫婦は悲しい顔をし、ゆっくりと手をふった。
レンはそれを見ていられなく、お城へと走りだした。
—ありがとう・・・
本当に・・・ありがとう—
- Re: +・。悪ノ召使。・+【ボカロ】 ( No.5 )
- 日時: 2009/12/31 11:53
- 名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: OeKIzsMq)
咲楽さん
どうもこんにちわーww
私もボカロ大好きですw
よろしくですwww
- Re: +・。悪ノ召使。・+【ボカロ】 ( No.6 )
- 日時: 2009/12/31 11:56
- 名前: 灼雅 ◆GmgU93SCyE (ID: OeKIzsMq)
+エピソードⅢ+
レンは走っていた足を止めた。
「ここが【黄色の国】のお城・・・僕の家・・・」
レンは息が荒れていたまま、お城の大きな門に立っていた門番に入城許可書を見せ、中にゆっくりと入っていった。
レンはお城の召使に案内され、部屋の扉の前に立った。
部屋から小さい声が聞こえた。
「王女様、新しい召使がきたとのことです」
すると女の子の声がした。
「いいわ、入ってきなさい」
そしてレンは大きな扉を開けた。
「失礼します・・・」
玉座に座っていた女の子———リンは大きく目を見開いた。そしてにこっと笑った。
「・・・お帰り」
そしてレンもにこっと笑った。
「・・・ただいまリン・・・」
するとレンは召使に腕をぎゅっと引っ張られ頬をたたかれた!
「なんと無礼なことを!リン様と呼びなされ!!そしてオマエは今日からリン様の召使だ!!」
そう———レンは11年前からリンの召使と決まっていたのだ。
「さあ・・・レンいくぞ・・・」
そしてレンは召使と共に、連れて行かれた。
「ねぇ!レンまっ————・・・」
「リン様!!!!!!!!!!!!!!!!」
そのときレンは大声えおだした。
「大丈夫また後でくるから・・・
約束だよ」
そしてレンは歩いていった。
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