二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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アトナシ (ポケモン小説)
日時: 2010/01/05 18:03
名前: 丸やまん ◆waaRdEmYls (ID: /KhoxVdF)

クリックありがとうございます(^ω^)

このポケモン小説はジョウトを舞台にした、普通のストーリーなんですが、
ちょっと変わったストーリーになっています。

若干シリアスかもしれませんが、悪しからず;;

因みに、題名のアトナシとは、後がないという意味です ・3・;


————————————目次————————————

プロローグ >>1

一話 >>2

——————————————————————————

お客様 (1名)
月音様


テーマソング  現在検討中……。

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Re: アトナシ (ポケモン小説) ( No.1 )
日時: 2010/01/05 11:22
名前: 丸やまん ◆waaRdEmYls (ID: iaPQLZzN)

〜プロローグ〜

ポケモントレーナーは、ポケモンをゲットし、育て、バトルをしながら己とポケモンを鍛えて、
後にはポケモンジムに挑戦し、四天王に挑戦、そしてチャンピオンになる。

トレーナーにも勿論、いくつも壁が立ちはだかるが、それを乗り越えるからこそ、楽しいと思えたり、それが本来の楽しみ方だ

しかし現在、自分自身のポケモンや空間だけをいじり、掟破りの強さを持つポケモンを所持したり、
ジムリーダー達を倒さずに、チャンピオンになったり、
実力のあるトレーナーに一個渡される、マスターボールを増殖し、乱獲したりと、

違法な事を当たり前のようにするポケモントレーナーが現れた。

そこでポケモンリーグ協会は、トレーナー達に罰を受けてもらおうと、ある課題を出した。

Re: アトナシ (ポケモン小説) ( No.2 )
日時: 2010/01/05 16:54
名前: 丸やまん ◆waaRdEmYls (ID: /KhoxVdF)

一話

風吹く街、ワカバタウン。
俺は昨日、ポケモントレーナーになり、ウツギ博士から、おおあごポケモンワニノコを貰った。

赤と白のモンスターボール。色の境目にある開閉ボタンを押し、ワニノコを出した。

「ワニャ!」

「ワニノコ、改めてよろしくな!」

嬉しいのか、ワニノコは笑って、ジャンプしながら手足をバタバタさせてる。——ちょっと可愛い。

(なんかボールの中に戻すの……もったいないな)

その愛くるしさに惚れた俺は、ワニノコをそのままつれて歩く事にした。まずめざすはヨシノシティ。あそこにはポケモンセンターがあるから、着くまでにトレーナーとバトルしてレベルでも上げるかな……。

そしてヨシノシティへと歩んだ。その後ろにはワニノコ。歩くとき、出す足と手が一緒になってる。——アァ〜、進化させたくねぇ〜!

♂のワニノコに萌えだった俺は、気を取り直し、相手になってくれるトレーナーを探した。とそこに、黄色の長袖に、青の短パンを穿いた少年、短パン小僧がいた。眼鏡をかければ、の○太そっくりだ。

「ねぇ君、俺とポケモンバ……」

「うあわぁ! い、いぃやだよぉ!」

は?
い、いや、俺そんなに驚かしたつもりはないんだけどな……。
短パン小僧は走って逃げてしまった。

気を取り直して次探すか……。次に目に入ったのは、暗闇の洞窟のそばにいた、体の大きな男の人。山男だろう。リュックの中でも探っているのか、しゃがんでもぞもぞしてる。

「すいません、今からポケ……」

「すまんが今はそれ所じゃないんだ!」

おじさんのリュックの中身が散乱している。そのそばには、傷だらけのイシツブテ。傷薬でも探しているのだろうか。

「あの……、傷治すんだったらポケモンセンターに行ったほうが……」

「それが入れないんだ。というよりも、入れてくれないんだ……。君、ポケモントレーナーだね? あまりポケモンつれて外にであるかないほうがいいよ」

このおじさんも何なんだ? ていうかポケモンセンターに入れないって……。それじゃぁ闘った後とかは……?

「あの……。よければこれ……」

俺はズボンのポケットから傷薬を取り出した。フレンドリィショップで一個200円で売っている、ポケモンの体力を回復させるものだ。

「え!? いや……いいのかい? ほんとに」

「え、あぁ……大丈夫ですよ」

「あぁ……ありがとう! 本当にありがとう!!」

傷薬一つでこんなに喜ぶ人始めて見た。おじさんはそれを受け取ると、イシツブテに傷薬のスプレーを噴射させた。使ったのは、半分の量だけ。

「全部使ってもいいんですよ?」

しかしおじさんは断固として拒否。イシツブテはとりあえずは元気になったようだが、まだ少し傷があるようだ。
結局おじさんは残りの傷薬を使わずに、俺に返してくれた。そして、ありがとうを3回ほど言われ、おじさんは去っていった。


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