二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ドラゴンクエストⅨ ドラクエ好き大歓迎♪
- 日時: 2010/01/08 16:49
- 名前: チヒロ ◆xTJtP.L5$I (ID: lwQfLpDF)
こんにちはっ 初です。
大好きなドラクエで小説書いてみようかなと。
応援よろしくお願いします♪
ドラクエⅨは10回ほどやってるんで(←やりすぎっ)
シナリオは頭の中に叩き込んでありまーす。
ゲームとはちょっと違うところもありますが
楽しんでくれるとうれしいです。
ではどうぞ↓↓
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- Re: ドラゴンクエストⅨ 初ですっ☆ ヨロシク! ( No.1 )
- 日時: 2010/01/05 15:29
- 名前: チヒロ ◆1HqnL/l9 (ID: ySP8nr/s)
。゜⌒序章
「この世に人間は相応しくない」
あの日、神は私に、そう言った。
そして、こうも。
「私は、人間を滅ぼすことにした」
・・・そんな神を止め、既に——数千の時が流れていた。
私は、すべての生命の姉。
すべての生命を、この目で、この瞳で見守ってきた。
しかしそれは、過ぎた話。
幾千も前の話。
それでも——
私は信じている。
もう一度この眼で、すべてを見守れることを。
この姿が、元に戻ることを。
そのために必要な、人間の清き心が、まだ失われてはいないことを。
そう。
私は、身をもって証明しなければならない。
人間は、滅ぼすに値しない生命体であることを。
今日もまた、私のところへやってくる。
すべての生命の父である創造神グランゼニスが創り上げた、もう一つの生命体——
天使が———
- Re: ドラゴンクエストⅨ 初ですっ☆ ヨロシク! ( No.2 )
- 日時: 2010/01/07 10:56
- 名前: チヒロ ◆Q01T3mdU (ID: BzAyvfNA)
ドラクエやってる女子少ないのかなぁ・・・↓↓
- Re: ドラゴンクエストⅨ 初ですっ☆ ヨロシク! ( No.3 )
- 日時: 2010/01/07 11:14
- 名前: チヒロ ◆JADjWT2l$Y (ID: BzAyvfNA)
。゜⌒登場人物Ⅰ
*マルヴィナ*
天使界の住民の一人。
有名な上級天使イザヤールの一番弟子。
世界の西の大陸に位置する、ウォルロ村の守護天使。
*キルガ*
天使界の住民の一人。
マルヴィナとは見習い天使のころからの付き合い。
ベクセリアという名の町の守護天使。
*セリアス*
天使界の住民の一人。
キルガと同様、マルヴィナとは見習い天使のころからの付き合い。
サンマロウという名の町の次期守護天使候補。
*シェナ*
元天使だというが、マルヴィナたちとは面識がない。
おっとりのんびりした正確だが、実は火に油を注ぎたがる性格。
世界でも有数といわれる、賢者の申し子。
- Re: ドラゴンクエストⅨ 初ですっ☆ ヨロシク! ( No.4 )
- 日時: 2010/01/07 11:16
- 名前: チヒロ ◆A6Sn8p0x (ID: BzAyvfNA)
・・・なんかトリップが変わるんですけど・・なんで?
- Re: ドラゴンクエストⅨ 初ですっ☆ ヨロシク! ( No.5 )
- 日時: 2010/01/07 11:59
- 名前: チヒロ ◆wLV7Kx.m$W (ID: BzAyvfNA)
。゜⌒ Ⅰ
世界暦5の6824年。安星小の月、太絵晃の日。
世界地図では、たいてい西に描かれる大陸。
一年を通して、暖かい気候に恵まれるその地では、
村や遺跡、少し遠くに国や町が見える。
その大陸の、最も西に位置するその村は、とても小さい。
大滝と名水で知られる、ウォルロの村——
村の中央の、とんでもなく大きな滝を示す。
子供が走りまわり、滝に落ちるから歩きなさいと、中年男性がたしなめた。
子供は素直にはあいと返事をしたが、行動はそれを見事に否定して走っている。
溜め息をつく男性の後ろを、笑いながら両手いっぱいに果物を持った女性が通り過ぎる。
そんな平和な村の、上空。
その姿を見守るものがいた。
頭上に光輪、背に翼。
——天使。人間の目には、決して映ることのない生命である。
名は、マルヴィナ、といった。
人間界の、遥か上空を漂う、天使の国——天使界の住民であり、また
世界の国や町に住む人間を守り、助ける役目を与えられた守護天使の一人だった。
マルヴィナは、村全体を見渡す。
さっきの子供は滝には落ちなかった。女性の手から、果物が落ちることもなかった。
男性は溜め息をついたが、手伝えることはない。
村長の家の『ドラ息子』は、首根っこを捕まえて家に戻しておいた。
その瞬間に家がひっくり返るくらいの怒鳴り声が聞こえたのには驚いたが。
「・・・こんなもん、か」
マルヴィナは、手をそっと開く。
中で、いくつもの美しい結晶が、淡い光を帯びていた。
マルヴィナはすう、と息を吸った。そして、空を見上げ、飛び立った。
翼の羽が少しだけ、ゆっくりと落ち、そして地に着いた瞬間、フッ、と消えた・・・。
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