二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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銀魂 紅 −aka−
日時: 2010/03/22 15:17
名前: マナ (ID: ghfUqmwe)

銀魂二次は初めてでーす、宜しくお願いします!

ルール
壱・荒らし帰れ
弐・オリ出るんでそういうの嫌な人もUターン
参・不定期更新(大抵休日)で平気な人見ていって下さい

取り敢えずこんな感じでやってきまーす!

コメ下さいねー。


オリ紹介
名前・緋褪胡桃
年齢・17
容姿・赤く短い髪、睫長い、目ぱっちり
性格・+思考 ナイフを持つと人格が変わる
人間関係・誰とでも仲がいい
誰と恋愛したい?・沖田(お楽しみに)

その他・ サンボイ=「塩を侮らないで下さい」
     「そこ! 不衛生ですよ!」
     「沖田さん、バズーカって何ですか?」


応募待ってます!!

★キリバン★
>>100志筑様

キリバンの方にはもれなくvip読者の称号をプレゼント(え?いらない?まぁまぁそう言わず)!

★vip★
志筑様




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銀魂 紅 −aka− ( No.79 )
日時: 2010/03/14 23:03
名前: マナ (ID: ghfUqmwe)

第六訓 何だか分からないもんには触るな

「あれ?」

胡桃はある日、黒く光る物を見つけた。

筒のような物が付いていて・・・。

「何だろう、これ?」

引き鉄も見つけた。

「鉄砲かな? よっし、ちょっとだけ打ってみよう」




ドガ————————ン!!!



音と煙が舞う。

江戸の空を染める。


「おいおい!?」

土方が叫んで現場に向かう。

「どうした緋褪!? ってお前まさか!!」

「え?」

バズーカを手にした胡桃はきょとんとする。

「え・・・え・・・これって・・・」

「お前まさか・・・バズーカ、知らねーのか?」

「ばずーか? 何ですかそれ?」

土方は頭を抱えた。 髪をがしがし鳴らす。

「マジか・・・・・・」

そこに沖田が来る。

「おい、何してんだ」

「ひっ、」

胡桃は声を詰まらせた。

「それ俺のなんだけど・・・何やってんでィ」

「あ、ええっと、すいません・・・・・・」


「わざと、じゃねーんだな?」


そう言われた胡桃は一瞬目をぱちくりさせた。

「わざとって・・・故意ってことですか?

 ・・・そんなことないですよっっ!!!」


胡桃は内心ムキになって言った。


————疑われたくない!!


「・・・ならいーや」

沖田は胡桃の心を察知したらしく、それ以上は問わず、バズーカを胡桃の手から拾って、すたすたと去って行った。

「あの、ごめんなさい!!」

胡桃が後ろから声をかける。

「あー・・・もーいーから気にするこたねーよ。 土方さんが責任取ってくれるからねィ」

「お前さり気に何言ってんだ!!」






Re: 銀魂 紅 −aka− ( No.80 )
日時: 2010/03/19 22:58
名前: マナ (ID: ghfUqmwe)

あげw

Re: 銀魂 紅 −aka− ( No.81 )
日時: 2010/03/20 03:18
名前: ケイト (ID: 4hRch9gM)

お〜!
更新してる〜(パチパチ
面白かったよ♪
バズーカ知らないんだ、かわいい♪
これからも頑張って♪

Re: 銀魂 紅 −aka− ( No.82 )
日時: 2010/03/21 21:18
名前: マナ (ID: ghfUqmwe)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=P1kxFrdfk4s

ありがとう! なかなか更新できないけど・・・

Re: 銀魂 紅 −aka− ( No.83 )
日時: 2010/03/22 09:41
名前: マナ (ID: ghfUqmwe)

第七訓 遠縁って奴にはなかなか会えない

「住所が分かりました」

山崎は声を潜めて言った。

「良くやった・・・で?」

「はい・・・彼女は局長たちが住んでいた所の近くの家に住んでいたようですが・・・

 両親が殺されたみたいです」

「殺された? 誰に」

「東流隊っていう過激派攘夷の人達・・・という線が一番くっきりしているのですが・・・はっきりとは分からないようです」

「・・・じゃあその後あの子はどうやって生活してたんだ?」

「・・・えっと・・・」

山崎が言葉を濁す。

「あの、緋褪さんは、実は・・・沖田隊長の遠縁なんです・・・」

「何!?」

近藤は驚きを隠せなかった。

「じゃあ総悟がかくまっていたのか・・・?」

「さあ・・・そればかりは」

「そうか・・・ありがとうな」

———遠縁か・・・・・・



・・・似てなくね?






「沖田さん、おはようございます。 ご飯の時間ですよ」

胡桃は顔に頬笑みを浮かべながら言う。


「・・・んあ、もう朝か・・・」

心底だるそうに起きる沖田。

「顔を洗うとすっきりしますよ」

「・・・あー・・・」

まだ頭が起動していない。

「それはそうと・・・沖田さん」

「なんでィ」

「ずっと・・・言いたかったんですけど」

「?」

胡桃は仄かに頬を染めて。

「私をずっと護ってくれてありがとう」


「・・・」

沖田はワンテンポ黙った後。

「・・・当たりめーだろィ? 薄くとはいえ、血が繋がってんだ。 それを放っとくなんて出来ねーや」

と、素っ気無く言う。

「昔みたいに、遠縁で近所の子みたいな態度でいてくれる?」

胡桃は敬語を忘れていた。

「・・・ああ」

「じゃあ、昔の呼び名で呼んでいい?」

「・・・まぁな」

胡桃は満面の笑みを浮かべて。


「ありがとう、総悟! 早くしないとご飯冷めるよっ!」

良く通る声を放って、また食堂へと足を運んで行った。

沖田は薄く笑って、

「あいつは、何も変わんねーな・・・」

と、呟いた。



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