二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

逆転御伽話
日時: 2010/03/31 19:16
名前: 遊離 (ID: MQ1NqBYl)

はじめまして。
遊離(ゆうり)です。
二次元に来てみました。

上手く書けるか分かりません。
それでもいいよと言う、心の広〜い方はコメントお願いします。


__________________________________

Ⅰ・逆転シンデレラ
前編>>1   後編>>2

Ⅱ・逆転白雪姫
>>3  中>>4  下>>5

Ⅲ・逆転マッチ売りの少女  >>7

Ⅳ・逆転人魚姫 
前編・>>9

Page:1 2



Re: 逆転御伽話 ( No.1 )
日時: 2010/02/23 18:59
名前: 遊離 (ID: MQ1NqBYl)

Ⅰ・逆転シンデレラ—前編—


私の朝は怒鳴り声から始まる


「お母様!!お姉様方!!!お腹が空いたわ!朝食はまだなのかしら!!??」

「「はいっ・・・只今お持ちいたします」」

と義姉たち。

「カーペットの掃除してないの??」
私が聞くと、

「ごめんなさい」
の返事。

「早くして頂戴。」
私はそう言って睨みつけた。

「「はい!た・・・只今!!」」

「ごめんなさい、白雪姫・・・あぁ!!!!」

「白雪姫ですってぇ???」
私は思いっきり継母を睨み付けた。

「私の名前はシンデレラよ!まったく・・・フザケんじゃないわよ!!!」


バシィィィィィィィィィィ!!!!!!

私は大声で言うと、思いっきり力を込めて継母を叩いた。

「痛っっ・・・」
継母はそう言うと少し遠くまで飛んで行った。

「「何するのよ!!!」」

「フンっ!そいつが私の名前を間違えたのが悪いのよ。第一この家の主人はこの私よ?よそ者がいい気になってんじゃないわよ!」

私はそう言うと部屋へ向かった。


     前編終了

Re: 逆転御伽話 ( No.2 )
日時: 2010/02/24 20:17
名前: 遊離 (ID: MQ1NqBYl)

後編


「今日はお城の舞踏会だったんだわ・・・」
私は一番綺麗なドレスを着て、継母達にこう言った。

「私は舞踏会へ行って来るわ。帰って来るまでに家を隅々まで綺麗に磨き上げなさいよ!!」

「はい・・・。」

「ホコリひとつでも落ちていたら・・・地下牢に1週間閉じ込めてやるから!」
そう私は言うと、馬車に乗り込んでお城へ向かった。


その時だった。

「ちょぉぉぉぉぉぉぉっと待てぇぇぇぇい!!」
何処からか怪しい叫びが聞こえた。

「何なの?」
私は馬車を下りて行った。

するとそこには・・・

「盗賊1号・・・・。」

「2号!!(キラリ—ン☆)」

「「参上」」

となんともアンバランスな2人の盗賊が出てきた。

「へっへっへっ・・・美味そうな姫だ。」
2号はいきなり私に近づいてきた。

「な・・・何よ・・・」
私は思わず後ずさってしまった。

「から揚げにして食ってやるわぁ!!」

ガバァァァァァァァァァァ!!!!

そう言いうと2号はいきなり私に抱き付いてきた。

「キャァァァァァァァァ!!!!!」
私は大声で叫んだ。

すると・・・

「お姫様のピンチにぃ〜王子様がぁ〜・・・キタァァァァ!!!!」
変な王子が現れた。

「た・・・助けて・・・」
私は『誰でもいいや・・・』と思い、その王子に助けを求めた。

「お姫様を放せ!このぅ!!」
王子は盗賊たちを蹴り飛ばした。

「「あぁぁぁぁぁ〜〜」」
「俺のから揚げぇ〜〜(泣)」
盗賊たちはそう言ってお空の星になりました。

「助けてくれてありがとう。」
私はお礼を言った。(一応ね

「いえ・・・あの・・・僕と結婚してください!!!!」
王子はなんとイキナリプロポーズしてきた。


「助けてくれたのは嬉しいわ・・・

  でもね・・・・・

 アンタ私のタイプじゃね—んだよ!!さっさと消えやがれ!!」

私は王子の顔を

”バシィィィィィィィィィィィィィィィン!!!”
っと、思いっきり叩いた。

「あぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜」
王子は数メートル飛び無様な姿で転んだ。




こうしてシンデレラの独裁政治は永遠に続くのでした。


             おしまい

Re: 逆転御伽話 ( No.3 )
日時: 2010/02/25 20:38
名前: 遊離 (ID: MQ1NqBYl)

逆転白雪姫—上—

ある所に我儘なお姫様がいた。

肌は雪のように白く透きとおっていて唇は薔薇のように紅い。

髪は夜の様に黒く輝いていた。

その名は・・・白雪姫。

「ママァ、お腹空いたぁ。おやつに最高級卵のプリンがいい〜」

「駄目よ。」

「嫌だぁ〜。ママ、そんなこというとこの国から永久追放しちゃうぞ!」

白雪姫は継母である紅雪に冷たくきつく当たっていた。

「継母の癖に生意気ね・・・。」
白雪姫は凍るように冷たい眼差しで紅雪を見つめた。

紅雪はその目線に気付くとさっさと部屋へ帰って行った。

「パパ〜、ママが怖いよぉ。このお城じゃなくてママだけ森の奥に閉じ込めちゃおうよぉ。」

白雪姫はそう父に頼んだ。

「そうだなぁ・・・。」
父はしばらく考えると、

「ママに聞いてみるね。」
と笑顔で言い、部屋を出た。

「これからそうやってママを追い出そうかなぁ〜♪」

白雪姫はその事しか考えていなかった。

大嫌いな継母を国の外へ・・・




        永久追放する事しか・・・

Re: 逆転御伽話 ( No.4 )
日時: 2010/02/26 20:41
名前: 遊離 (ID: MQ1NqBYl)

逆転白雪姫—中—

「白雪姫、パパがママを追い出しておいてあげるね。」
父はそう言い継母を森の奥深くへ追いやった。

「やったぁ☆これでパパと二人っきりだね★」
白雪姫はそう言って父に抱きついた。


・・・その頃継母は

「ここは何処なのかしら・・・?」
森の奥深くで眠りから覚めていた。

「確か・・・パパからお菓子をもらって・・・?」
継母は父に睡眠薬入りのお菓子をもらい深い眠りについていたのだ。

”ズキンッ”
継母の頭が痛んだ。

「あっ・・・」
継母は森の奥の小さな小屋を見つけた。

それは小人の小さな家だった。

「おや?これはこれは女王様。」
小人はそう言って継母を家の中へ招き入れた。

「なんて汚い家なのかしら。早く掃除して頂戴。」
継母は助けてもらったのにもかかわらず、小人に命令をしました。

「すいません。」
小人は命令されても嫌な顔一つせずに、部屋をかたずけ始めた。

継母はこの時あることを思いついた。

『白雪姫を殺して・・・隣国の王子と結婚してしまいましょう・・・。』
この時白雪姫は隣国の王子との婚約が決まっていたので、白雪姫を殺し、隣国諸共自分のものにしようと考えたのでした・・・。


Page:1 2



この掲示板は過去ログ化されています。