二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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D.Graymanж-+白鷺の巫女+-ж
日時: 2010/03/24 11:35
名前: 紫苑 (ID: g2Ez2oFh)

えーと小説を書くのは初となります!

駄文となりますがヨロシクお願いします<(_)>


※注意

*このお話は方舟船の後からのスタートとなります
*本家のストーリーはときどき都合上無視!でいきます
*荒らしは絶対にしないでください・・・(泣)



ではどうぞ^^

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Re: D.Graymanж-+白鷺の巫女+-ж ( No.1 )
日時: 2010/03/24 11:01
名前: 紫苑 (ID: g2Ez2oFh)

жプロローグж



この地でいったいどれほどの時刻を過ごしただろうか



長らく人にはあっていない



この地にわけのわからぬ化け物が住み着いたのも



どれくらい前だったかすら思い出せない




死にたくても死ねない




私は    孤独で





いつまで生き永らえるのだろうか————————





             *Fin*

Re: D.Graymanж-+白鷺の巫女+-ж ( No.2 )
日時: 2010/03/24 11:30
名前: 紫苑 (ID: g2Ez2oFh)

ж第1話ж   再び日本へ


方舟戦から幾日かがたった。


エクソシストたちは大きな打撃を受け、しばらくは任務につくことさえもできない。

そう、上層部からの判断が下った。


教団内には少しずつ、少しずつ、以前の光景が戻り始めた———————


一部を除いて。



「「おりゃぁぁああぁぁああぁあッッ!!!」」

ドガッ、と鈍い音が部屋に響いて、二人が弾き飛ばされる。またすぐに立ち上がって、殴ったり蹴ったり。

エクソシスト専用のための訓練場。そこで、神田とアレンが取っ組み合っていた。

「いい加減に死ね!この似非紳士がッ」
「うるさいですよバ神田!そっちだって全然倒れないじゃないですかっ」

二人とも悪態をつきながら必死の形相で戦っている。ただの訓練ではなく、お互いが相手を殺しそうな勢いで戦っていた。

「二人とも都合を考えるさー。また怒られてもしらねーぞー」
「ラビ、言っても無駄だ」

その取っ組み合い(というかただの殴り合い)を遠くから観察しているのはラビとマリ。

ブックマンは病室で寝ているし、クロウリーはおきてこれるはずもない。
ミランダはおとなしく部屋にいる。

「もう・・・二人ともホントに無茶するんだから。やっぱりここにいた」

そう言って現れたのはリナリーだ。

「お、リナリー。二人の様子見にきたんか?」
「違うわよ。兄さんからみんなに伝言。」

「伝言ってひゃんですかぁ?」
「さっさと言いやがれ・・・っ」

ぜーはーと息切れしながらラビたちの下に這い上がってくる。ラビたちが一瞬
「ひぃっ!」と悲鳴を上げて後ずさりした。

「アレンも神田も怖い怖い怖い!!その顔!」
「まるでホラーだな」
「もー。だから病室でおとなしくしてって散々言ってるのに。聞きゃしないんだから」

二人の顔には青あざが出来ているし、口の中が切れているのか血も流れ出ている。

「「バ神田(モヤシ)が手加減しないからだっ!!」」

「あーもう。とりあえず伝言聞いてよ。私とラビ、神田にアレンくん。今すぐ室長室に・・・ってお兄さんから伝言」

神田とアレンとラビは顔を見合わせた。

「バ神田、何やらかしたんですか」
「てめェのほうじゃねぇのかよ」
「あああぁぁあ神田もアレンもいいかげんにするさ!」

ぎゃいぎゃい騒ぐ二人を無理やり引っ張って室長室に連れて行った。





「やぁみんな・・・って、神田とアレン君はどうしたのその顔」

「「何でもありませんッッ!!(ねぇッッ!!)」」

ぷい、とお互いに顔をそらしあう。若干呆れた様子でその光景をコムイが見た。
まあ、とりあえず本題に入ろう、と咳払いをしてコムイが言った。

「まず、ノアの方舟戦ではお疲れ様でした。見たところだと、君たちが一番体力ありそうなんでね・・・」

コムイが、アレンたちをじっと見据えた。

その目に、一気に部屋の空気が張り詰めた。ふざけている場合ではない。と、直感的に
全員悟ったのだ。

「今の日本はかなりアクマの数が激減していて今のうちにやっておきたいことがいろいろあるんだ・・・日本には数多くの可能性が眠っている。」

「可能性・・・ですか」
「どういうことだ」



「それを今から説明するんだよ。・・・以前まで日本はアクマの巣窟として任務で近寄ることが出来なかった。
だが、今回の戦いで大きなチャンスが出来たんだよ・・・以前から目をつけていた、強力な力を持つイノセンス」

4人はそれを聞いて目を見張る。一番聞きたいことを言ったのは、ラビだった。

「・・・・・・それだけの強力なイノセンスなのに、どうして千年伯爵に気づかれなかったんさ?」

日本にはただでさえ大量のアクマがいた、そいつらを使えばイノセンスを見つけることなど簡単なはずだ。
そして報告し、イノセンスをノアか千年伯爵の手で
破壊することなどいともたやすい。

「そこが謎なんだよ。・・・見つかる可能性はかなり高い。けれど、今もヘブラスカがイノセンスの存在を感じ取ることが出来ているらしいんだ」
「そんなに強力なんですか・・・?」
「兄さん、ヘブラスカがイノセンスを感じ取れるって」


「かなり大きな力を秘めている可能性がある」


ぎし、と音を立ててコムイが椅子から立ち上がった。
大体、何を言いたいのかは4人とも頭の隅で分かっていた。



「再び—————日本に向けて出発し、そのイノセンスを探し出してほしいんだ」



              *Fin*


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