二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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戦国BASARA【まもるべきもの】
日時: 2010/05/09 16:34
名前: ミホ ◆3Z7vqi3PBI (ID: k9bzCLT6)

初めまして、ミホです(^^)

 2次小説は初めてなのですが、頑張りたいと思います。

 宜しくお願いします。


 ◇◆おりきゃら◇◆

 1人目 >>1 2人目>>35 3人目>>52

 ○●おはなし○●

 第1話 >>8

 第2話>>14

 第3話>>18

 第4話>>27

 第5話>>28

 第6話>>31

 第7話>>38

 第8話>>42

 第9話>>46

 第10話>>50

 第11話>>51

 ☆★おきゃくさま☆★

 ターフさま るりぃさま 由宇さま 葱さま

 あや様

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Re: 戦国BASARA ( No.28 )
日時: 2010/04/04 16:50
名前: ミホ ◆3Z7vqi3PBI (ID: FHi8142t)

#05


 2つの軍が喧嘩の真っ只中。
 1つの軍が側を通り過ぎた。

 「・・・おい、小十郎。ありゃ何だ?」
 「どうやら武田軍と前田軍との戦のようです。練習のような物かと」

 「・・・行くぞ、小十郎。他にやる事がある」
 「・・・承知」

 軍はすぐにその場を通り過ぎて行った。




 ___キィン!!


 金属のぶつかり合う音が、あちこちから聞こえる。

 1番大きく聞こえる所は、真田幸村からだった。

 「なかなかやるでござるな!」
 「どーも・・・ッ!!」

 カツン、と情けない音がなり、紬が放った矢が弾き返された。

 幸村は槍2本、紬は刀2本+弓矢で戦っている。

 「そういえば・・なんだけどさっ!!」

 キィンッ

 刀と槍がぶつかり合う。

 「真田さんの槍ってさ、お手製?」

 「これは御館様から頂いた物なのだ・・ッ!!」

 バキンッ_____


 「・・・あっ!!」

 刀の1本が吹き飛ばされた。

 「隙アリ!!」

 幸村が槍を紬に向けて突き出した。

 _____グサッ


 とても鈍い音が響いた。


 ♪


 「政宗様、前方に誰かいます!」

 「what?誰だ? こっちには気付いてねぇみたいだな・・・」

 伊達政宗は、馬を止めて近づいた。

 伊達軍の前にいる者は、こちらに気付かず誰かを運んでいた。

 「おい、通るのに邪魔なんだが・・・」
 「へっ?うわぁ、御免なさい!!」

 政宗が声をかけると、すばやく道を譲った。

 格好からして、農民の少女のようだった。

 「・・誰を運んでいる?」

 小十郎が、少女の後ろに倒れている人をチラリと見た。

 「どこかのお侍さんだと思うだ。さっきオラが間違えて攻撃しちゃったから倒れちゃって、手当てをするために運んでるんだ。」

 倒れている人は男で、少年だった。

 背中には、横に刀が鞘ごと着いていた。
 確かに侍というイメージがあった。

 「おい小十郎。コイツは・・」

 政宗が知っているような口ぶりと顔で、小十郎を見た。
 同じく小十郎もそんな顔をして、農民の少女に言った。

 「すまないがコイツはウチの者の様だ。ご迷惑をかけて申し訳ない」

 「あ、そうなんですかっ・・もともとオラが攻撃しちゃったのが悪いんだから気にしないで」

 小十郎が、少年を担いで、馬に乗せると自分も乗った。
 男2人はキツイかもしれないが、仕方が無い。

 「アンタ、名前は?オレは伊達政宗。迷惑かけたな」
 「オラはいつき。別に迷惑じゃないだ」

 「そうか。じゃ、行くぞ、小十郎」
 「はい、政宗様」

 伊達軍は、農民いつきの前から走り去って行った。

 「・・・謝りわすれちゃっただ・・・」

 いつきがポツリと言った。
 答える者は誰もいない。
 
 いつきは村へと帰っていった。

Re: 戦国BASARA ( No.29 )
日時: 2010/04/04 17:06
名前: るりぃ (ID: kniACxiR)

ミホs>
武田軍の熱い勢いが大好きなんです・・・
ああ、確かに人気ですねぇ・・・
はい!頑張ります!
あ、私にはタメ口でかまいませんよ?
敬称も抜きで。

Re: 戦国BASARA ( No.30 )
日時: 2010/04/04 17:42
名前: ミホ ◆3Z7vqi3PBI (ID: FHi8142t)

るりぃさん>>

 コメ有難う!!
 タメで書くことにするね☆

 武田軍ってなんかいいよねぇ・・・
 明日から学校だから、土日更新にするね。

 でわ、ばいばい

Re: 戦国BASARA ( No.31 )
日時: 2010/04/07 18:12
名前: ミホ ◆3Z7vqi3PBI (ID: A37J8i.9)

#06


 幸村は驚いた。

 目の前の少女は、1本の刀で幸村の槍を防ぎ、空いた左手で、槍を握った。

 「危ない、危ない。容赦ないなぁ・・・」

 「・・・、素手で受け止めるとは・・・」

 「あははは〜すごい?」

 紬は笑ったまま、槍を握る。

 手のひらに、槍が刺さっている。

 「___隙あり」


 バシッ___


 幸村の体が、後ろへと飛んだ。

 紬の刀で、押しのけていた。

 「くっ・・・不覚なり」


 幸村は体制を整えようとしたが、彼の手に何かが刺さった。

 「・・・矢!?」

 左手の甲に、矢が刺さり、抜こうとした。

 「正解で〜すっ」

 紬が脳天めがけて刀を振り下ろした。


 シャキ____


 髪の切れるような音がした。


 「・・・?」


 幸村は周りを見回した。


 目の前には、笑っている紬がいた。


 「真田さんの負けだね」


 ハラリと赤い鉢巻が2つになって落ちた。


 「つまりあたしの勝ち。首じゃなくてそっちにしてあげたんだから感謝しなよ〜」

 紬は後ろを振り返り、叫んだ。

 「ですよね—!!佐助さん!!!」

 がさがさと音が鳴って、木々の中から猿飛佐助が現れた。

 「佐助・・見ていたのか」

 「ま〜ね〜。何かおもしろかったし。ま、旦那。アンタの負けだね。御館様の言うとおり油断は禁物だな」

 幸村はがっくりと肩を落とした。

 「・・某、まだまだでござる・・」

 「あたしは首なんか興味ないけど〜容赦はしないよ☆」

 その顔は笑っていた。

 落ちた鉢巻で、左手を包帯代わりにして包んだ。

 「じゃ、他の人をやっつけて来ます!!」

 落ちた刀を拾って、人ごみのなかに消えた。

Re: 戦国BASARA ( No.32 )
日時: 2010/04/07 20:40
名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)

ミホs>わぁ・・・・!
凄く頑張ってる!
ミホs、僕にその勢いをくださいよ!!

あの、今更ですが僕とお友達になってほしいですけど良いですか?


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