二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【銀魂】椿の化身は彷徨い続ける—。
日時: 2010/04/18 14:20
名前: Ive (ID: Rl.Tjeyz)

銀魂小説です。
見ればわかりますねハイ。スミマセン。

・銀魂嫌いとか・・・死n((殴
・どっちかっていうと真選組寄り。
・シリアス。超シリアス。
・恋愛は入るかな?
・オリ出まくり出しまくり

嫌な人はお帰りくださーい


主人公
名前:眞木 友里亜 Yuria Maki
年齢:12
性別:女
性格:冷静で腹黒いドS。口が悪く男口調が多いがサバサバした性格なので男女共にモテる。金が好きで金持ちやお偉いさんの前では良い子になる。人間関係に鋭く大人っぽい。
容姿:肩までの茶髪で天パ。右側の一部だけ長くてそこは三つ編み。眼は赤と紫。えんじ色のメガネ着用。足長巨乳でモデル体型。美少女。首に蝶の入れ墨がある。
身長:163㎝
一人称:俺
備考:元、暗殺屋でいつも血をまとっていたことから「紅月」という異名を持つ。その名残か服は首から膝までの黒いコート。ところどころ首、手首などにデザインでベルトっぽい金具とかがついてる。インナーは腹の出る青いタンクトップにショートパンツ。膝までの黒いブーツでデザインはコートと同じ。
戦闘では主に黒い身の丈ほどもある大きな黒鎌を用いる。その他にも刀、銃なども難なく使う。戦闘の腕は銀時以上。
天人に飲まされた薬の効果で暴走する危険性があり真選組に保護された。暴走すると血を好む殺人鬼のようになる。



名前:椿 Tsubaki
年齢:不明
性別:女
性格:不思議で冷静沈着。優しい面を持つがあまり人と接しないため知られていない。
容姿:黒い肩までの髪に白い椿の花の髪飾りをつけてる。前髪はパッツン気味。いつも黒地の着物に白い椿にところどころ赤い模様がついた着物を着ている。
身長:153㎝
一人称:我
備考:ある一定の条件を満たす日になると別の人格になる。白い椿の化身としてかつては有名だった。紅椿を封印した張本人。
紅椿とは深い関係がある。


名前:紅椿 Akatsubaki
年齢:不明
性別:女
性格:冷徹で人間味がなく、血や殺戮を好む。「嬉しい」「悲しい」「怖い」などの感情は持っていない。
容姿:赤がかった黒の腰までで長さがバラバラの髪に紅い椿の髪飾りをつけてる。紅い目をして、光がない。服はぼろぼろで紅い液体のついた黒地の着物で紅い椿にところどころ白い模様がついたものを着てた。
身長:167㎝
一人称:俺
備考:昔大量殺人鬼として恐れられていた。無差別に楽しんで人を殺す危険性から椿に封印されたが、ある条件を満たす夜になると椿の体を乗っ取り自由に行動する。いつか椿とその仲間に復習しようと企む。
白椿とは深い関係がある。


お客様
柚莉様
MM様
槐朱様

おk?もう一度聞くけどおk?

プロロ「>>15
【一話】雨の下咲き誇れ椿花「>>25
【二話】夢から覚め凛と咲く椿花「>>26
【三話】新しき仲間に迎えられ椿花「>>27
【四話】知られざる過去何の化身か椿花「>>32
【五話】友好を深め正式に入隊か椿花「>>37

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Re: 【銀魂】椿の化身は彷徨い続ける—。 ( No.24 )
日時: 2010/04/17 11:49
名前: Ive (ID: Rl.Tjeyz)

あげ

Re: 【銀魂】椿の化身は彷徨い続ける—。 ( No.25 )
日時: 2010/04/17 12:09
名前: Ive (ID: Rl.Tjeyz)


【1話】雨の下咲き誇れ椿花


「・・・お前どうしたの?」

しとしとと降る雨の中——。

「顔色悪いし・・・。」

傘もささずしゃがみ込んだ、黒地に白い椿の模様の着物を着て、黒髪に白い椿の髪飾りがとても映えている少女と話しかける少女がいた。

と、黒髪の少女がふら・・・と傾いたと同時に水たまりの跳ねる音がした。

「・・・しょうがねぇ・・・」

そう言ってくるくるした茶髪に異なった色の瞳をした少女が黒髪の少女を抱きかかえ、大きな門に『真選組屯所』と書いてあるところへ入っていった。

「なんだこいつは?」

「知らねぇ。」

「あ?拾ったんだろ?」

「そこにしゃがみ込んでた。なんかわかんねぇけど。体冷えてるし随分長いこと居たんだな。」

黒髪の少女を布団に寝かして、茶髪の少女と黒髪の男が話していた。

「まぁ理由があるんでしょうねィ。なぁ友里亜?」

「ま、そうだろうな。」

栗色の髪をした男に友里亜と呼ばれたのは茶髪の少女。彼女の名は眞木友里亜。元暗殺屋で指名手配犯だったが、その腕を見込まれ、真選組に入ることになった、唯一の女隊員。彼女には紅と紫の瞳など色々な過去もある。

「なんでこんな餓鬼が・・・?」

「土方ー。こいつしばらく此処に置いといた方が良い。」

「あ?なんでだ?」

土方と呼ばれたのは黒髪の男。

「沖田にもわかんねぇ?」

沖田とは栗色も髪の男。

「・・・何がわかるんですかィ?」

問われた友里亜は少し顔をしかめた。

「・・・こいつは何か・・・人間じゃない。でも・・・天人でもない。」

「じゃあ何だ?」

「それは直で本人に聞いた方がいいだろ。」

三人の視線が黒髪の少女に移る。一つは疑った目。一つは観察する目。一つは眺める目。

「——だから雨は嫌いだ。良いことなんて有るわけねぇ・・・。」

憎々しげに言葉を吐いて、友里亜はその場を去った。

Re: 【銀魂】椿の化身は彷徨い続ける—。 ( No.26 )
日時: 2010/04/17 12:50
名前: Ive (ID: Rl.Tjeyz)


【二話】夢から覚め凛と咲く椿花


雨の降る中庭を見つめる友里亜のもとに少女は来た。

「・・・起きたのか。」

視線を動かさないで言う友里亜の言葉に少女は頷く。

視線を交わさぬ時間がただ過ぎた———。

「・・・座れば。」

沈黙を破ったのは友里亜。それにも少女はただ頷いた。

「名前は?」

同時に事情聴取もしてしまうという考えか、名前を聞いた。

「・・・我の名は・・・椿・・・・。」

少女は凛として小さくもよく通る声で答えた。

「椿?・・・良い名前じゃん・・・。」

椿が友里亜の方を見た。

「そう・・・。貴方は?」

「俺は眞木友里亜・・・。以後お見知り置きを。」

書類にざっと目を通しつつ椿の方を向く。

「年齢は?」

「知らぬ・・・。」

「どこから来た?」

「・・・そんなものとうの昔に忘れた・・・。」

「なんで此処にいた?」

「解らぬ・・・。」

名前以外は何を聞いても曖昧な答えだった。

ため息をついて前髪を掻き上げた友里亜の脳内にふと疑問が浮かんだ。

「・・・お前人間じゃないだろ?」

椿はいささか驚いたようで無表情な顔だが少し目が大きくなった。

「そうだが・・・。何故わかった?皆わかるものか?」

「いや・・・雰囲気とか。みんなはわかってねぇ。・・・多分俺だけ・・・。安心しな?」

その言葉を聞くと椿は自分の膝のへんを見た。

しばし沈黙が続いて、ひかえめな雨の音が強調され降る音、落ちる音が鳴り響いた。

その後、友里亜の事情聴取の結果と考えで椿は真選組に留まることとなった。



Re: 【銀魂】椿の化身は彷徨い続ける—。 ( No.27 )
日時: 2010/04/17 15:28
名前: Ive (ID: Rl.Tjeyz)

【三話】新しき仲間に迎えられ椿花


「・・・我は椿。よろしゅうな。」

淡々と良く通る声で挨拶をした。

「椿は此処来て間もないから親切にしてやれよ。」

友里亜が言うと隊士達は一斉に返事をした。

心なしか皆喜んでいる。

「今日は歓迎会ですかィ。酒が飲めて良いですねィ友里亜?」

壁に寄りかかって眠っていた沖田が話しかけると

「だな。あー酒久しぶり・・・。」

大きく伸びをして椿の方を向く友里亜。

「椿って酒飲める?」

「・・・?さけ・・・とは何だ?多分大丈夫だろう・・・。」

「・・・そうですかィ。」

「ま、まずは此処に慣れなきゃいけねぇな。案内するよ。」

そう言って立ち上がった友里亜は近藤のもとへ行って許可を得た。

「OKだってさ。じゃ行こう椿。」

「うむ・・・。」

「暇だし俺も行きまさァ。」

「そう。」

宴会までの時間、広い屯所内全てを案内した。

途中で町に出て団子屋などによって椿とは少し打ち解けられた。

そして宴会。

男共の酒臭さとうるささの中で友里亜と椿は浮いていた。

その容姿の端麗さもそうだったが落ち着いた雰囲気で居心地の良さそうな物だった。

「相変わらずうるせぇ奴らだな・・・。」

「・・・友里亜は未成年ではないのか?」

酒を水のように飲む友里亜に椿が不思議そうに言った。

「そんなの守る奴の方が少ねぇよ。」

「・・・警察がこれじゃあな・・・守る人もいなくなってしまうな。」

椿が笑って言うと友里亜も笑った。

「近寄りがたい雰囲気ですねィ。女同士ってのは。」

「そう言いながらも近寄ってきてるお前は何だ?」

薄く笑いながら言うと沖田が酒を勧めた。

「みんな相当酔ってやすねィ・・・。」

べろべろになった隊士達を一瞥して明らかにわかる。

「お前は酔うなよ?酔うと達悪ぃんだからよ・・・。」

「もう遅いでさァ。結構俺も酔ってやすぜィ。」

少し顔が赤くなってきた沖田に友里亜が後ずさりした。

「・・・友里亜は酒が強いな・・・。」

椿も感心したように言う。

「椿もだろ?俺と同じペースでずっと飲んでんのに全く酔ってないし。」

酔っぱらって抱きつく沖田の頭を押さえつけながら答える。

「此処は良いな・・・。皆が温かい・・・。」

微笑んだ椿は嬉しさと同時に悲しさも思わせた。

「・・・俺も最初そう思った・・・。」

宴会が終わった後も二人は縁側で話していた。

「このまま色々と思い出せると良いな。」

「そうじゃの・・・。友里亜と一緒なら大丈夫そうじゃ。」

その言葉に友里亜は少し照れたが椿はにこにこと笑っていた。



Re: 【銀魂】椿の化身は彷徨い続ける—。 ( No.28 )
日時: 2010/04/17 15:34
名前: 真鶴 (ID: A9wxTbZM)

乙ッ!!
神!お世辞じゃないよ、ほんとだよ!
え〜と、オリキャラ募集とかやんない?
やんなかったらいいや。
これからもガンバ^^


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