二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- デュラララ!!《さらば愛しき人間たちよ》
- 日時: 2010/05/30 10:02
- 名前: right ◆TVSoYACRC2 (ID: zuIQnuvt)
- 参照: http://d.hatena.ne.jp/sgr5/
どうも、rightです。ブログでもこの小説やっているので、たまには覗いてやってください。
原作(小説)に沿ったお話で行こうかと思います。
最新刊の七巻まで読みました。
とりあえず、コメくれると嬉しいです。
あ、ちなみに。
※ネ タ バ レ 注 意※
>>14 オリキャラ用紙
>>18 智那さん提供オリキャラ
>>20みちる君さん提供オリキャラ
>>23彩凪さん提供オリキャラ
1.さらば愛しき人間たちよ
>>1オリキャラ紹介
>>2プロローグ
>>3第1話【悪鬼羅刹】
>>5第1話 チャットルーム
>>7第2話【愛多憎生】
>>9第2話 チャットルーム
>>25第3話【盈満之咎】
- Re: デュラララ!!《さらば愛しき人間たちよ》 ( No.1 )
- 日時: 2010/05/20 14:17
- 名前: right ◆TVSoYACRC2 (ID: zuIQnuvt)
- 参照: http://d.hatena.ne.jp/sgr5/
〜オリキャラ紹介〜
名前【江乃口 竜輝】/【エノグチ リュウキ】
性別【男】 年齢【20代】
性格【二重人格・竜輝…温和且つ腹黒・リュウキ…冷徹且つ無口】
容姿【襟足まである黒髪・瞳は黒・藍色のパーカーに深緑のシャツ、黒のジーパン】
特徴&備考【平和島静雄の数少ない友の一人。来神高校出身。普段は温和で笑顔だが、時々きついことを発言する(滅多にないが)。折原臨也とも一応仲が良いらしい(本人談)。よく南池袋公園に出没する。自称普通の人間。だが二重人格で、極稀に人格が変わることがある(性格蘭参照)。主に竜輝が己の人格を殆ど支配しているらしい。】
セリフ(全て竜輝)
「あーあ、何してんだよ静雄くん。ほら落ち着いて」
「臨也、久しぶりだねえ……今でも元気?」
「ははは、俺は普通の人間だよ。……首無しライダーや静雄くんみたいな力持ちでもないし。普通だから」
チャットでの名前【wagu/ワグ】
名前【笹木野 メリア】/【ササキノ メリア】
性別【女】 年齢【10代後半】
性格【お気楽&マイペース&曖昧】
容姿【栗色の髪・ショートカット・瞳は緑・紺のブレザーに白のカッターシャツ、紺のスカート】
特徴&備考【彼女は自分の行動、名前…全てのモノに対して正確な情報を得られない。語尾によく「〜らしい、〜多分」などといった曖昧な言葉が付く。それは脳の記憶能力が普通の人間よりもほんの少し衰えており、たとえ彼女の脳にかなり正確な情報が入っても、その正確な情報は曖昧、不確かなものになってしまう。自分自身が起こす行動にも曖昧。意外に格闘技に冴えている】
セリフ
「あははは、そうっぽいねえ。あたし曖昧にしか覚えらんないらしいからぁ」
「あたしは今から走るみたいです」
「じゃあ、あたしはあたしの拳で君を殴るらしいんで、逃げたほうがいいんじゃないかと思います。多分」
チャットでの名前【鈴糸】
- Re: デュラララ!!《さらば愛しき人間たちよ》 ( No.2 )
- 日時: 2010/05/09 18:58
- 名前: right ◆TVSoYACRC2 (ID: zuIQnuvt)
- 参照: http://d.hatena.ne.jp/sgr5/
プロローグ
数年前 来神高校
「いぃいいぃざああぁぁあぁやぁあぁああ!!」
という、獅子の咆哮のような怒号と、何かが激しく壊れる音というのはこの学校では日常茶飯事だった。
その声と音を毎日のようにこの来神高校に響かせるのは、平和島静雄と折原臨也の生徒二名。折原臨也が平和島静雄をまるで、自分の捨て駒を弄ぶかのようにからかい、そして平和島静雄をイラつかせている。その彼のイライラは即ち暴力。そのイライラが頂点に達すれば、それが暴力と化し、暴力が折原臨也を追いかけ、平和島静雄と折原臨也の校内(または校外)鬼ごっこが発生する。
それが、ここの『当たり前』。
だが、その『当たり前』がプツンと糸が切れたように、朝はなかった。原因は不明。両者のどちらかが学校を欠席したか、はたまた仲直り……はありえないだろう。もしそれが起こったなら、気持ちが悪い。今日は雪でも降るのでないかという気持ち悪さ。彼らは、どうしても仲が悪いといけない、犬猿の仲なのである。
それにしても静かだ。この静かさを逆に気味悪がっている教師や生徒もいるが、静かだ。嵐の前の静けさ、というべきだろうか。でも静かだ。これが『普通』というものだろう、きっと。
——しかしそれは一瞬のオアシスで、幻であった。
オアシスが、幻が消えたのは下校時間。
何かが割れる音、何かが崩れる音、何かがぶつかった音、そして平和島静雄の怒号。
二人が来た、来てしまった。
また、怪我人が出てくるにちがいない。
そして、次の『当たり前』がやって来た。
一人の青年を連れて。
- Re: デュラララ!!《さらば愛しき人間たちよ》 ( No.3 )
- 日時: 2010/05/21 19:05
- 名前: right ◆TVSoYACRC2 (ID: zuIQnuvt)
- 参照: http://d.hatena.ne.jp/sgr5/
第1話 「悪鬼羅刹」
東京・池袋
俺は普通の人間。それは自分を表すのに最も不適合な称号で、最も適合な称号でもある。この矛盾、可笑しいだろう? 普通の人間だからこそ、そんなことが言える。嗚呼、嗚呼、俺ってとても『普通』だなあ。
——彼らとは違って。
俺が此処池袋に来たのは……何年前だっただろう。とりあえず俺の過去について話そう。そこから分かるはずだ。
——俺が高校生一年生の時、父が交通事故に合い、四十八という若さでこの世を去った。もともと父は俺が小さい頃に母と離婚しており、気づけば十数年俺との二人暮らし。つまり、父が死んだとき、俺はひとりになってしまっていた。ひとりになった俺は、知りもしない親戚に葬式をやってもらった。葬式を開く金などない俺を哀れと思ったからだろう。
その父の葬式のときだった。父の仕事仲間だったという男に、会ったのだ。名は「岩草」。岩草に父の実家に行くよう言われた。そんな岩草が言うには、彼は父の幼馴染らしい。彼は父の両親——つまり俺の祖父母に面識があり、連絡先も知っているという。そういえば、祖父母にまだ父のことは言っていなかった。当たり前だ。連絡先も知らないでどう連絡する。しかも、会ったことも、顔を合わせたこともないのだ。父から何も教えてもらってなどいない。どうしろという、父よ。
岩草に連絡先を教えてもらい、祖父母らしき人物と電話で連絡を取った。
『……もしもし?』
か細く、今にも消えそうな弱い老婆の声が電話の受話器から聞こえた。
「もしもし、初めまして。江乃口伸幸の息子の竜輝です」
彼の声は至って冷静で、冷たい。
なぜだろう、父が死んでも俺は悲しくなんてなかった。
——祖父母には、大体の事を知ってもらった。
自分が、江乃口伸幸の息子だということ。その伸幸が交通事故で死んでしまったということ。伸幸は既に離婚をしていたという事。そして、結婚していたということ。
祖父母の話からすると、父は祖父母には何も知らせていなかったようだ。ただ、唯一彼らが知っていたのは、仕事をしていて恋人がいたということ。でもそれはずいぶんと前のことらしく、彼らも自分もそして岩草も驚いていた。
驚いていても仕方が無いので、俺は祖父母に一緒に暮らして良いかと尋ねた。もちろん、祖父母はそれを了承した。父のことを幾分悲しんでいるようだったが、その分俺を大事にしてくれるという。だが、祖父母の家は東京の池袋にあるらしく、今俺が住んでいる茨城からはかなり遠い距離。高校は茨城県内。……どう通えばいい。
次の日には、俺は電話越しで担任に全てのことを話し、俺は転校することとなった。転校にはいろいろと手続きが必要なようで、俺を哀れだと思っている担任と岩草に殆どやってもらった。高校の転校先は既に決まっていた。
担任から、転校先に勧められたこの——
来神高校に。
○第2話へ続く○
—あとがき的なもの—
なにこれごたごた。竜輝性格違うw
祖父母が池袋に住んどるって…w
自分オワタ\(^o^)/
- Re: デュラララ!!《さらば愛しき人間たちよ》 ( No.4 )
- 日時: 2010/05/10 18:13
- 名前: right ◆TVSoYACRC2 (ID: zuIQnuvt)
- 参照: http://d.hatena.ne.jp/sgr5/
上げ
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