二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- とある暗部の非公式部隊
- 日時: 2010/05/22 21:49
- 名前: 蒼亜 ◆YLmfhW9ZgI (ID: k4vqBspf)
初めまして、蒼亜です
このラノベがすごいで9位を取った、とある魔術の禁書目録の暗部サイドです
原作時列は無視しております
超電磁砲から入ったクチやアニメしか見ていない人はある程度ググっておいた方が良いかもしれない
ではどうぞゆっくりしていってね
- Re: とある暗部の非公式部隊 ( No.1 )
- 日時: 2010/05/22 22:11
- 名前: 蒼亜 ◆YLmfhW9ZgI (ID: k4vqBspf)
いつもやりたい放題だな、と浜面仕上は思った。
今は昼時、ここは第七学区のファミレスだ。
しかしテーブル席を陣取っている麦野沈利という女は外で買ってきたシャケ弁を正々堂々と食べている。
いつもは端でビクビクしている小柄なウエイトレスはもう慣れたのか普通に接客している。
「あれ? 今日のシャケ弁と昨日のシャケ弁はなんか違う気がするけど。あれー?」
店内なのに秋物らしい明るい色のワンピースを着込んで
同じく明るい色のハイソックスに覆われた足を組み直し、いつもの決まり文句を呟いている。
いつも言ってるけど変わってんのかよ、と浜面は心の中だけで突っ込んだ。
同じテーブルに座っている連中は全員変人だ。
- Re: とある暗部の非公式部隊 ( No.2 )
- 日時: 2010/05/22 22:28
- 名前: 蒼亜 ◆YLmfhW9ZgI (ID: k4vqBspf)
「結局さ、ツナの缶詰がキテる訳よ。マヨネーズね、マヨネーズが最高」
麦野の隣に座っている金髪碧眼の女子高生はそんな事を言って缶詰をいじり回している。
以前より缶切りがうまく使えたようでビニールテープで焼き切ってはいない。
それに前までは、サバの缶詰サイコー! カレーが一番! とか言っていた気がする。
一方、フレンダの向かいに座っている絹旗最愛という、可愛らしいTシャツと短パンを着ている。
以前はふわふわしたニットのワンピースを着ていたが今着ていないのは、この季節には暑いからだろう。
十三歳くらいの大人しそうな少女は変人達の行動を気に留めず映画のパンフレットに目を通しながら
「アメリカカンパニーが送るB級ウルトラ問題作……様々な意味で冷や汗が出てきそうで、
逆に超気になります。要チェック、と。滝壺さんはどう思いますか」
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