二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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並盛幼稚園の問題児達!—REBORN— 《第二期・中学生編》
日時: 2010/06/02 17:19
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

クリック有難うございます!

この小説ではツナ達が園児です。
性格はほぼキャラ崩壊。
ツナとかは結構刷れたりしてます。
そこをオリジナルとは異なりますので、注意してください!

頑張ります!



:お知らせ:
6/2 第一期終了、第二期、《中学生編》開始。 





・目次
《第一期》
第零話
第一話 《ボンゴレ組》
第二話 異質
第三話 拒絶心
第四話 両親
第五話 信じる
第六話 闇空刹那
第七話 一応男
第八話 兄貴
第九話 和解再び
第十話 終業式終了
《第二期・中学生編》
第十一話 再会再び
第十二話
第十三話

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Re: 並盛幼稚園の問題児達!—REBORN— ( No.1 )
日時: 2010/05/31 21:09
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

第零話


並盛幼稚園——・・・。

その幼稚園では、普通の幼稚園児たちとは違うもう一つのクラスがあった。

クラス名は《ボンゴレ》。

異質な子供たちが集められるクラスなのだが・・・。
問題児クラスでも在る。

「で、今日から俺がその担当ですか」

「えぇ、出来るかしら?」

出来るかしらって・・・無理にでもやらせる気だろ。

俺は内心で溜息を吐いた。
「いいですよ、やります。明日から担当すれば・・・いいんですね」
「えぇ」
園長、アリアはニッコリと微笑んだ。

その微笑の陰に黒い物が見えるのはいつものことだ。
俺は園長室から外へ足を踏み入れた。

Re: 並盛幼稚園の問題児達!—REBORN— ( No.2 )
日時: 2010/05/31 21:21
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

第一話 《ボンゴレ組》


「ここか・・・」

もう既に異質を放ってるんですけど。
何この以上に豪華な扉は。

・・・ソシテ何だこの爆音は。

「・・・」

無言で俺は扉を開けた。

・・・閉めた。

「・・・ありえねぇ」
だけど現実にはありえるらしい。
俺は再び扉を開けた。
「ッ・・・」
飛んできた物を避ける。
壁に《ソレ》が突き刺さった。

「・・・トンファー」

壁にふかぶか刺さった物を俺は抜き取った。
「・・・コレ、誰の・・・?」
「それ、ぼくのだよ、かえして」
下を見れば一人の釣り眼の男の子が俺を睨んでいた。
俺はしばらく突っ立ってて、そのトンファーを男の子へ返した。

「って待て待て待て。そんな物アブねェッテ・・・!」

時既に遅し。
彼はトンファーを元気よく振るっていた。

「・・・(汗)」
穴だらけだぞこの教室。

アリア園長に怒られる・・・(涙)

「ハァ・・・」
すると視線を感じたので後ろを振り向いた。
茶髪の少年がジッと俺を見ていた。
「あたらしいせんせい?」
「まぁね・・・新任だけど」
俺は男の子の眼を見た。
普通だけど《異質》と呼ばれるようになった子供たち。

孤独の眼だった。

俺はポケットから飴玉を一つとって、包み紙を取り、少年の口の中へ入れた。

いや、突っ込んだ。

「んぐっ」
「あ、ゴメン」

行き追いつきすぎた。

だけど口をモゴモゴして飴玉を舐めている少年を見て少しだけ俺は笑った。
「・・・///!」
「・・・ん?」
何か顔赤いぞ少年よ。
「・・・飴、美味しいか?」
「・・・(フイッ)」

ソッポ向かれたー(涙)

俺は教室内を見渡した。
そして声を張り上げて言う。


「今日からこのクラスの担当になった赤碕空弥だ、よろしくなー」


全員が一斉に俺の顔を見て驚いた顔が俺は面白かった。

Re: 並盛幼稚園の問題児達!—REBORN— ( No.3 )
日時: 2010/05/31 21:36
名前: 冷却 (ID: X9/3/8Rv)

第二話 異質


「ッてことなんだけどさ」

いい加減喧嘩やめて欲しい。

辺りからは爆音やら金属音が聞こえる。
唯一喧嘩をしていないのは先程の少年——沢田綱吉君だけだけども。
ギュッと俺の服を掴んだまま離れない。

いや、可愛いけども!

ちょっと、トイレまで着いてきそうで怖いんだけど。

「・・・何時もこうなの?」
「・・・そうだよ」
「・・・とめられないかなぁ・・・」
「・・・」
すると綱吉君が俺の前に来て、手を開いた。

炎が瞬間燃え上がる。

「・・・」
「炎?」
俺はその炎をじっと見詰めて、綱吉君を見た。

「・・・こわくないの?」

「何で?」
「おれの、ちからこわくないの?」

そう言って体が震え始めた。

この力の所為で恐れられているのか・・・。
俺は綱吉君の手を包んで、笑う。

「綺麗な炎だ」

「!」
「その炎、大事にしろよ?」
そう言って俺は喧嘩の中へ飛び込んだ。



数分が経ってやっと止められたけど。
見てみれば結構個性的な子供たちだなと俺は思う。
「六道君に雲雀君・・・山本君に、獄寺君・・・」

「なに?」
「なんですか?」

何だ、この二人凄い気迫を感じる・・・!
仲悪いのかこの二人は・・・。

「オッドアイってのも珍しいな・・・なぁ骸君」

「・・・なんですか」

オッドアイには触れて欲しくなかったらしい。
今更後悔しても遅いけど。
「キミの眼は綺麗だよ、何で拒絶すんだ?」

「・・・あなたがおかしいんです、ふつうのかたは《きれい》などといったりしません」
しっかりしてるな、コイツ・・・。

「いや、綺麗だ。だってルビーにサファイアだろ?」

「・・・」

あ、黙っちゃった。
まぁ、いいか。
俺は笑い、彼等に笑いかけた。
「もう三時か・・・おやつだおやつ!今もって来るからな」
俺は一度教室を後にした。

「・・・」

「なんなんだよ、あのせんせい」

「そのまえにふつうのじんしゅじゃないでしょ」

園児達は愕然と彼女の話をしていた。


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